こんばんは!塩見典子です。
今日は昨日の続きです。
「やれば出来る、やらなければ出来ない、ただそれだけ」
じゃあ、どうやってやればいいの?
もう十数年前の話になりますが、私が転職してまだ間もない頃、
駆け出しのベンチャーでもあったので、普通の20代女子では経験できないようなチャレンジを沢山させていただきました。
ある地方の営業所のリーダーを任された時に、「もう、絶対に無理!!」という売り上げ目標があったんです。期日も金額も、当時の私の感覚からすれば「現実的でない」目標だったんです。
私は怒られるのを覚悟で、恐る恐るメンターに言ってみました。
「無理だと思うんですけど・・・」
そしたら、意外な言葉が返ってきたのです。
「なぜ難しいと思うの?」
思いつく理由をいくつか述べてみると、メンターは言いました。
「大きな象さんを冷蔵庫に入れる為には、どうしたらいいと思う?」
??? 象さんですか?
象さん、冷蔵庫に入れないでしょ、と心の中で突っ込みながら、考えました。
大きい冷蔵庫を準備する?
スモールライトで象さん小さくする?
迷わず押し込む?
メンターの答えはこうでした。
「象さんを細かく切って、冷蔵庫に小分けにして入れればいいんだよ。」
う、かわいそう。でも、どういうこと?と思っていると
「大きく見える目標もね、小さく分けて計画を立てて実行すれば必ず出来るんだよ。」と教えてくださったのです。
つまり、漠然とした「無理だ」と思うイメージも、具体的にプロセスがイメージできれば、実現可能になるということです。
確かに!と思い、絶対に無理だと思った売り上げ目標を、アクションベースに落とし、一番小さい単位の行動計画まで作ってみた時に、「これなら出来る!」とイメージできたのです。
そして、そのイメージがチームに共有できれば、あとはみんなでそのプロセスを楽しみながら実践する。すぐに結果が出なくても、必ず結果が出るようになるチームつくりを経験させてもらいました。
そしてまた、年月が流れ、「これは大きすぎる!!」という目標が出たのです。
明日は、その時のメンターの目からウロコの愛情についてお話します。
今日も一日、ありがとうございました!
塩見典子