私のあとに60人待ってる本
ノンフィクションのお話
久しぶりに重たい内容だったけど
予約してからかなり待ったし
次の人も控えてるので
早々に読み終えました
『母という呪縛 娘という牢獄』
齊藤 彩 著
2018年3月、滋賀・守山市野洲川の河川敷で、
両手、両足、頭部を切断された
体幹部だけの遺体が発見された。
遺体は激しく腐敗しており、
人間のものか動物のものかさえ判断が難しかったが、
その後の捜査で、
近所に住む58歳の女性のものと判明する。
女性は20年以上前に夫と別居し、
31歳の娘と二人暮らしで、
進学校出身の娘は医学部合格を目指して
9年間もの浪人生活を経験していた。
警察は6月、死体遺棄容疑で娘を逮捕する。
いったい二人の間に何があったのかー。
司法記者出身のライターが、
獄中の娘と交わした膨大な量の往復書簡をもとにつづる、
渾身のノンフィクション。
LINEのやり取りって
当人同士の間合いや言葉選びがあるから
理解が難しいですね
前後の会話がわからないだけに
憶測で読み進めるしかない
始まりは愛なんですよ、きっと
娘が将来、勝ち組になれるように
叱咤激励するはずが
いつからか行き過ぎてしまい
戻れない
勝ち組という言葉も好きじゃない💧
職業に優劣もつけるべきではない💧
娘をバカにするけど
お前はどうなんだ!と
母親に言ってやりたくなりました
粗悪な環境から逃げ出せばいいのに
・
・
・
人から支配されたり
恐怖を感じたことのない人の短絡的発想で
実際にはその気力もなくなるんだよ
食うか食われるか
これがノンフィクションだなんて
せっかく人生を歩みだしたのに
またしても行く手を阻むのは母親(の遺体)
もちろん罪は償わなければいけないけど
母親がいなくなったところで
心に刻まれたものは
絶対に一生消えない‼️
我が子を思ってこそ、、、
やりすぎだけど
この母親の言いたいこともわかる
言動に問題があるけどね
過保護過干渉な私も程度をわきまえて
子どもを信じて見守るスタイルに変換して
子離れしていなかきゃ
想像通り気分落ちちゃったので
次は軽い本を読もうかな