昨日掲載しました内容につきまして、ふさわしく無い言葉、表現があり読者の皆様にご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。
編集いたしまして、再度、掲載しましたのでどうか宜しくお願いいたします。


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第九章 武器争奪ゲーム…ロイの参加




ロイはサイコパスであることから、良心が全く無いと思っていたが・・
99.7%はサイコパスしかし・・0.3%は良心が残っているのを「のん」は見抜いていた!

その0.3%に「のん」はパワーを注ぎ、ルールに従うように仕向けた!

息巻いていたロイにある言葉キーワードを話す!

すると、事前に潜在意識に語りかけていることから、納得する様になると「のん」から聞いていた!

このゲームに問題なく参加すると確信していた!

「俺は、納得しないぜ!」

「お前らのやりかたにな!」
そこで俺は「のん」から教わったキーワードをロイに話した!

「ロイ!わかったよ何故そんなに、荒だっているんだ!」

「お前は「問題無い!大丈夫だ!」・・」
ここの「問題無い!大丈夫だ!」がキーワードとなっていた!

その言葉をロイにかけて、わずか数秒で・・・

「ロイどうした?」

「なんか、気持ちがハイになった!」

「どっちにしろ、勝つのはこのロイ様だ!」

「ルールに従ってやるよ!」

俺は、微笑み・・・
心の中で「のん」感謝を告げていた。


これで、なんとかロイをゲームに参加させる事ができた。

これからは、アイテムカードを見つけ、武器を上手く調達する事が先決となるが・・・

俺は「のん」に対してもう一つ関心したところがある・・それは・・

アイテムカードを誰が作ったのか?
よく疑わなかったことだ!

俺もレオもゲームは提案したが、決して内容、特にアイテムカードについては、総理がロイ、国民に説明したぐらいの内容だった!

そこで、剛に「のん」のことを聞いてみた。

「剛、いろいろありがとう」

「本当に「のん」には、黄泉の見えないチカラを借りて、助かっているよ!」

「剛!何故、ロイにアイテムカードを疑われなたったのかなぁ?」

「それは、やはり「のん」がこのゲームに対してのキーワード「問題無い!大丈夫!」を唱えると、そのゲームに対して、違和感がないからロイは、全く疑わなかったんてますよ!」

「ありがとう!剛!」

「あと、何時後にこのゲームがスタートする」

「なんとか、多くのアイテムカードを取り、武器を調達して悔いの無いように、闘おうな・・よろしく、レオ、剛・・そして(のん)

俺は仲間を信じ、自分を信じてここまでやってきた!

悔いは無いが・・・


ゲームがスターを迎える。

ヨウは、ロイがこのゲームを受けたことに理解がなかった!

「ロイ、なんだってこんなゲームを受けたのよ?」

「俺達に、なんのメリットも無いんですよ!」
相変わらずヨウの話しに、違和感があった。

「いや、俺も始めはそう感じてたんだが・・・」

「いつの間にか、このゲームを納得していたんだ・・・」

「まあ、いいじゃないか・・・」

「最終的に涼とレオをぶっ殺して、国を頂けるんだぜ!」

「それも正式にだ・・・」

「あとは、アイテムカードを探す為に土地感があるキョウコが頼りだな?」

「ロイ!大丈夫でしょ?」

「貴方には、素晴らしいサイコキネシスがあるんだから・・」

「キョウコまあ「この世界」に来てサイコキネシスは開花されたが全てじゃないぜ?」

「わかったよ!ロイ!」

「少しスタート迄時間があるからさ・・」

「愛してよ?」


キョウコはロイの虜になっていた?

ロイの事を愛しはじめて…

ゲームはもう時期スタートを迎える!


再度ゲームの説明が山下公園で行われ、涼達は菊名、ロイ達は根岸に自動車で移動する!

ゲームは1日、24時間以内にここ山下公園に戻って来ること・・・

そして、プレイヤーはこのリングをクビに着用すること!

アシスタントは、リングを装着しない!

このリングはゲームに関する不正防止の為に着用する!

もし、不正を行った場合は、リングから麻酔が注入され、30分眠り、タイムロスとなる!

不正を3回続けると、サリンが注入され秒殺となる!

不正は・・・

❶ゲーム中、リングを外す!
❷民家に入り込む!
❸指定以外の休憩所に入り込む!
❹配布された食料以外を食べる飲む!
❺❶〜❹以外に危険と思われる行為!

不正については、案に基づき主観にならないように、コンピュータにデータを入力対応したと説明もしていた。

アイテムカードから、武器を探しだし、闘いに備えること!

武器は、アイテムカードから約15種類用意されている!



「涼!ゲームに対してかなり厳しい提案をしましたね!」

「まあ、このぐらいしないとロイ達を追い込む事が出来ないだろう!」

「俺とレオにもかなり、リスクはあるんだが・・」

「剛、後は「のん」のパワーを貰えるように、アシストを頼むよ!」

「それと、剛の土地感の協力をお願いするよ!」

「わかったよ、涼!」

「あとはレオ、かなりテレパシーを使い大変だと思うけど・・・」

「レオはこれを終えイマの元に帰らないと・・・」

「涼!ありがとう!」

「レオは、でも、ロイを絶対許さない!」

「そして、裁くからね!」

「そうだな!レオ!」

「その気持ちだよな!」

「やってやろうぜ!」

「この世界」の平和のために・・・


アイテムカード各コース15種類あり、アイテムカードを手掛かりに武器を探し出す。

アイテムカードは、1種類、1武器とは限らない。

15種類のアイテムカードを探し出さなくても良く、最低10種類でクリアとなる。

アイテムカードから、武器はプレイヤーが見つけ出し、最低3武器を探し出しでクリアとなる。

武器の中には、役に立たない物も1武器とカウントされる。

前にも説明した!

俺、レオチームは、東横線 菊名駅から山下公園 氷川丸付近まで!

ロイ、ヨウチームは、JR根岸線 根岸駅から山下公園 氷川丸付近まで!

移動は徒歩又はランニングとする!

山下公園 氷川丸付近の広場で最終決戦となる!

一対一のタイマンバトルとし、ギブアップするか、死ぬか、主審が戦闘意識無しと判断した時とする!

各チームは各コースで自動車で移動し、スタートを待っていた!



俺達がアイテムカードをゲットする方法は・・・

レオが、テレパシーを使い、武器になり得る道具をイメージする。

そして、菊名駅から山下公園の地図を見る。

テレパシーにより、アイテムカードがあるらしき所に薄ぼんやり輝き、そこにペンで印を付ける。

俺と剛は、地検があることから、ペンで印を付けた場所の正確な位置を割り出す!

「レオ、剛、アイテムカードは出来る限り取るようにするが、10種類でクリアだから時間を見て判断しょう!」

「そうだね、涼!時間配分をしっかりやらないと、時間切れして、涼もレオも死んじゃうかなね!」

「それは、まずいですよ」

「剛、アイテムカードを探し出す時間はどのくらいかかるかなぁ?」

「初め、大倉山の派出所にいて、その後、港北警察署にいて今の、みなと署の勤務となったんですよ」

「あの近辺は、港北警察署にいた時よく巡回しましたよ」

「そこで、よく見ると・・・」

「レオの印でのキーワードは、神社とかお寺ですね?」

「アイテムカードをヒントに武器を見付けるため、あまり時間をかけてたくないですね?」

「最高でも、10時間、いやそれ以下ですね!」

「そうか!わかったよ!剛!」

「ありがとう!」

「それを、目処にレオにはテレパシーを使うことに、集中してもらうよ!」


一方ロイは、キョウコと淫らな行為をヨウに隠れて行っていた。

「ロイ、大丈夫ですか?」

「もうすぐ、スタートだって言うのに・・」

「知らないですよ?」

ロイはキョウコと愛し合っていた。


「ヨウそれより、アイテムカードの取り方わかるか?」

「何言ってんですか、ロイのサイコキネシスでアイテムカード置き場の目安を付けたんじゃないのかよ〜」

「何それ?」

「大丈夫ですか?ロイ?」

「スタートまで、あと1時間を切りましたぜ!」

「サイコキネシスを使いある程度、分かるから問題ないが・・・」

「今、見えた場所に印を付けるから、詳しく調べてくれ!」
やはり、土地感があるキョウコに確認させ、ヨウはメモを取っていた。

「ロイ、ヨウに場所をメモして貰った結果・・・大まかになキーワードは、公園のようだわ?」

お互い前準備は終わり、タイマーである、白リングを首に、涼・レオ組、ロイ・ヨウが装置した!

いよいよゲームがスタートする!


スタートまで残り30分となっていた!

俺達は、巡回経路を確認していた!
すると・・

「涼!なんかね?」

「レオは「この世界」の人間じゃなあから、やはり涼が「ちがう世界」にいた時と同じ様に・・・」

「そうか、やはり「ちがう世界」の人間が「この世界」に暮らすには弊害があるんだなぁ・・・」

「レオ!「この世界」は「ちがう世界」より時間が遅いから消滅は無いと・・・思ったんだが・・」

「涼、違うんだ!」

「レオの中の細胞が異変を起こし、始めているんだ・・・」

「え、細胞に異変?」

「レオ!どう言うことだ!」

「それはね・・」
俺はあまりにも悲しくて・・


ロイ達も同じく、スタートを待っていた!

「ヨウ、何、緊張してんだよ」

「してませんよ!別に・・・」

「早いもんだな・・・涼とかの、おかげで「この世界」に入り込みもうじき・・」

「一年が過ぎるなあ〜」

「俺は「この世界」が気に入ったよ!」

「ヨウ、お前はどうだ?」

「最高ですよ・・・女も尻軽だしやりたい放題ですからね」

「そうだよな!」
どうして、ロイ達は一年も経つのにのレオと違い細胞に異変が起きないのか?

それは「この世界」の女と射精をした事で遺伝子細胞が守られたことからであると?

しかし、ロイはこのことから、異変が無いことに気づいていなかった。


レオの細胞の異変とは「この世界」より「ちがう世界」の方が時間が早い事から

細胞の例えば、血液の流れとかが遅くなるなど・・

身体の中から徐々に老朽化して行くのであった!

その為、疲労度が激しく身体が動かなくなっていた?

悪い事ばかりでもなく、その事から頭だけは、冴え渡りテレパシーの交信が徐々に鮮明になっていた!

「レオ、大丈夫か?」

「大丈夫じゃないけれど・・・」

「少しづつ身体が動かなくなっているんだ!」

「なんとか1日もってくれれば・・」

「無理すんなよ!」

「俺と剛で背負ってでも・・レオをサポートとからな!」

「ありがとう!涼、剛!」


ロイ、ヨウは「この世界」の女とまじわった事から、身体の細胞の衰えはないが、頭、脳の老朽化がレオと違い進行していた!

一つには、ロイの言語が以前より閉まりが無く感じ取れていた?

致命傷なのは、アイテムカード探しにサイコキネシスで予測を立てるが、はっきり精度が落ちている事をキョウコは、察知していた!


「キョウコ!お前!俺が出した公園の位置に・・・」

「クレームを付けるのか?」

「だって、この範囲内では特にサイコキネシスを利用しなくても・・・」
キョウコは、自分の意見をロイに、はっきりつげた!

「まあ、まあ、二人共にケンカしないで!」

「もう直ぐスタートだよ!」

「なんかよ〜俺もそうなんだけど・・」

「ロイもこの頃、喋ると唾液が口のまわりから・・・」

「垂れるよなぁ〜」
やはり、ロイもヨウも脳にダメージが現れはじめた!


第十章 武器争奪アイテム探し…ゲームの開始!



0時にスタートとの合図があり、俺、レオそしてサポートの剛は、菊名駅前から、俺が地図を片手持ちに歩き出した!

同じく、ロイ、ヨウ
そしてサポートのキョウコは、根岸駅からヨウが地図を持ち歩き始めた。

「レオ、大丈夫か?」
レオは、始まったばかりなのに、肩で息をすることがわかった。

菊名から山下公園までの神社は、暮れの12月31日〜1月1日と同じく、神社は元より、お土産売り馬も関係がある事から、開いている事になった!

「始めは近くにある「菊名神社」どね!」
レオが元気だと言うアピールか?
口火をきってくれた!

「近すぎる感じがしますが・・・」

「剛、この神社、結構でかいから、アイテムカードが置かれているんじゃないかな?」


ロイ達もスタートを切った!
相変わらず、ロイとキョウコは言い争っていた!

「ロイ!なんか喋りがおかしいよ」

「何言ってるんだ・・・」

「アイテムカードを探さないと!」

「だから、ロイ大まかな場所は、何処なの?」

「ロイのサイコキネシスで出たしたと思われる?」

「この辺りかな?」

「ロイ!ここは、かなり近いわね?」

「ここは、根岸森林公園だわ!」

「でも、この範囲はかなり広いわねえ?」

「ロイ!もう少し絞り込めない?」

「よし、やってみるか・・・」

「ん、・・・」

「ダメダ!集中出来ない!」

「え、ロイなんなのそれは?」

「ロイよいい加減にしなよ!」
ヨウ、キョウコでロイを責めている。
この広い範囲からアイテムカードを探す事となった!


菊名神社のアイテムカードを探しだした!

「剛、アイテム的に、どんな物があるなぁ?」

「そうですね、お守り、破魔矢、おみくじ、御朱印などですね!」

「あとは・・・」

「菊名神社、特有なもの・・・」

「まあ、ひと通り購入してみるか?」

「購入後、アイテムカードがあるかどうかですね・・・」

「お守り、破魔矢、おみくじ、御朱印・・・とアイテムカードはなかったな」

「剛、菊名神社にはないか?」

「あと、特有な物・・・ですが」

「なんかへんな神様がいるね?」
レオが、声をかけて来た!

「あ、そう「がまんさま」ですよ!」

「剛、アイテムカードが出そうなネーミングたが?」

「アイテムとしての物はあるのか?」

「涼!ありますよ!」

「がまんさま饅頭!」

「え、饅頭?」
久しぶりに皆んなして、大笑いをしていた!
すると剛が・・・・

「これだよ!アイテムカード!」

「カードじゃなく」

「饅頭だ!」

「ほら、饅頭の裏に・・・ヒントが!」
俺達が始めてアイテムカードをゲットし、武器を調達するチャンスを得た!


ロイ達も、岸根森林公園に着いた!

「アイテムカードはどこにあるのかなぁ?」

「ロイ、何言ってんの?」
キョウコは、かなり怒っていた!

「どの辺かもう少し絞れない?」

「ん・・・」

「ロイ!わかった!」

「公園のアイテムは・・・」

「滑り台、ブランコ、鉄棒、砂場・・・あと」

「キョウコ?こんなもんかなあ?」

「大丈夫?ロイもヨウも」

「本当!ボケちゃったの?」

「集中して!ロイ!」

「あ!・・・見えた・・」


「見えるんだよ!」

「なんか動いてるのが?」

「その付近にアイテムカードが・・」

「キョウコ分かる?」

「あ!そうか!」

「馬だ!」

「まずは、馬の博物館だよ!」

「ロイ!」

「よし、そこに向かおうか?」

「ロイ、博物館館以外は真っ暗だから?」

「しょがないよ!まず、博物館に行って・・・」
噛み合わないロイとキョウコの話しに口を挟んだ。

「アイテムカードが置いてある、キーワード無い?」

「かなり、探す場所が広くて・・」

「ロイ、探すの疲れるんで、サイコキネシスでなんとか絞れないの?」

「わかんね〜よ!」

「わかったよ、キョウコ俺が博物館でアイテムカード探すから・・」

「ロイをイラつかせるなよ!」
初めから、ロイ達のチームワークはガタガタであった?


アイテムカードいや、饅頭の下紙には、以下の問題があった。

拝殿の天井には天井画が飾られていますが、何枚の天井が書かれているか?

答えは、1回で、違えてると武器をゲットできない!

ゲット出来れば、格闘場の山下公園に用意されてきる!

武器は、山下公園で明らかになる!

「剛!菊の枚数だよね?」
回答は、四択であり一枚カードを選び投函する。

四択は
❶6枚
❷12枚
❸24枚
❹48枚
となっていた!

「レオ、テレパシーでわかるか?」

「うん!少し集中するね!」

「二つに絞られるんだよ・・・」


ロイ達は、根岸森林公園に隣接する「根岸競馬記念公苑 馬の博物館」に着いた!

「ロイ、着いたわよ!」

「アイテムカードはどの辺にあるの?」

「そう焦るなって!」

「少し集中しょうかなぁ〜」

「ロイ、落ち着いてくれよ!」
ヨウは自分もそうだが、ロイの脳の異変を感じていた!

アイテムカード場所候補は、シンザン像、乗馬体験コーナー、常設展示、ポニーセンターなどがあった!

「ロイは、なんか当てにならないから・・・」

「時間はロスするけど・・・」

「ロイ・・・今・・・見える?」

「ファ?・・・よくわかなんよ?」

「ダメだわね!」

「ここは、なんとかなるけど・・」

「この後がね・・・」
キョウコは、呆れているが、ロイの肉体の虜と、こんな男に加担している事から「この世界」に居られないと感じていた!

「ロイ、ヨウ行きましょう!」

「はじめは、シンザン像、乗馬体験コーナーと周りましょう」

「いいね!」

「わかったよ!キョウコ!」
ロイは、自分を理解しはじめたのか?
かなり、素直になっていた!


剛は、アイテムカードの問題を考えていた。

しかし、剛には焦りがなかった。

それは、俺、レオを信じていたからだ!

「剛!間違ってもいいぜ!」

「勝手なんだが、レオにはアイテムカードの配置位置に集中してもらから・・・」

「俺と剛で答えを出そうぜ!」

「まあ、武器が多ければ有利だけど・・」

「このゲームの趣旨は、アイテムカードを探す事なんだよ!」

「武器は最低 十個いや五個ていいかもしれないが・・・」

「全ての武器が相手にか効果があるものとは限らないからなぁ〜」
大会前、関係者から極秘で聴いていた!

「涼!大丈夫だよ!」

「もう「のん」と交信していて、二つまでに絞っているよ!」

「黄泉の世界は、自分のイメージが現実化するんだ!」

「だから「のん」に情報を送ったんだ」

「ちなみにキーワードは、菊名神社、かまんさんとしました!」

「ありがとう!剛!」

「それで、答えは・・・」

「❷の12枚か❸の24枚なんですよ?」

「まあ、全て「のん」に頼る訳には、いきませんからね!」

「私は❸の24枚だと思います!」

「そうだ!❸の24枚だ!」

「俺もなんかtvkテレビで、話しているの思い出した!」

❸のカードを投函機に入れた!

正確の赤いランプが点灯し武器一つをゲットした!


暗い中、キョウコはテキパキ動き、シンザン像を探した。

しかし、アイテムカードらしきものは、見つからなかった。

「ヨウ、まだ、あなたは、何とかなるわね?」

「そしたら、手分けして・・・探そうか・・」

「キョウコ!まだ、ロイも大丈夫だよ!」

「でも、少しでもサイコキネシスを上手く使う為に、ロイは・・・」

「わかたちゃんよ!」

「キョウコ・・・?」
ヨウの話し方は、ボケではなく、元々違和感がある口調だったことをキョウコは理解していた。

「ヨウはロイ共に、室内の乗馬体験コーナー、常設展示を確認して・・」

「わたしは、暗いけどポニーセンターを確認するから・・」
ロイチームは、キョウコが仕切るようになり、ロイ、ヨウを牽引していった!

もう、白々夜が明け始めて来た・・


夜が明け、俺達はアイテムカードを順調にゲットしていた!

菊名神社では、がまんさま、御朱印からアイテムカードが出てきて、問題を正確し、武器を二個ゲット出来た!

次は俺は、白楽にある白幡八幡神社に向かう事にした。

「レオ、調子はどうだ?」

「はっきり言って、身体はだるく、あまり動きたくないって感じだよ」

「でもね、そのぶん頭がはっきりする様になったよ」

「今度行く、白幡八幡神社に間違い無くアイテムカードがありそうですね?」

「そうだな!剛!」

「あとは、レオの身体を良く考え移動した方が得策だなあ!」

「レオの頭が冴えている以上・・」

「アイテムカードが、ほぼ、どこにあるのか?」

「分かるんだね?」

「レオは、今なら97%ぐらいの確率で、探して出す事が出来るよ!」

「レオが言う残り3%は?」

「やはり、テレパシーにしてもそんな精度は上がらないんだよ」

「凄い事だよ!」

「3%の誤差・・・」

3%は「のん」の黄泉パワーで補正をと、剛が考えていた!


岸根森林公園でのアイテムカードは、乗馬体験コーナーとポニーセンターから見つかった!

しかし、キョウコの頑張りも・・

正解だったのは、ポニーセンターだけで、乗馬コーナーでのアイテムカードの問題は、勝手にロイとヨウが答えたことから、間違えていた!

「ロイ、ヨウ!アイテムカードがあったら・・私に知らせてよ!」

「勝手に・・わからなかったんでしょ?」

「わかったよな、ヨウ?」

「ロイ、不明な点が多かったのは、確かだったよね?」

「え、そうだったけ?ヨウ?」

「もう、ロイはかなりヤバイね?」

「脳が機能しているのかなあ?」

「ヨウ!次はどこに行くか・・?」

「初めに、ロイ、アイテムカードの大まかな配置場所いってたよねぇ」

キョウコは、もうロイをあてにしなくなっていた。

「次は・・・山手?」


俺達は、白楽にある白幡八幡神社に向かっている!

東横線沿線の道を歩いていた。

レオはかなり辛そうな感じがした!

なんとか、レオを楽に移動させる方法が無いか・・・模索しているが・・

「剛!移動におけるルールを確認できるか?」

「俺、レオは、プレイヤーだから・・」

「涼!移動は、歩きか走りとなっているんですが・・」

「そうか・・・」

「剛!移動用の道具の規制はあるか?」

「特に書かれていませんね?」

「これどうかな?」

「台車にレオを載せて移動するのは・・」

「大丈夫だよ!涼!剛!」
レオは、我慢をしているのがわかった!

「涼!これは歩いていると言えば、台車を押しながら歩いてるってね?」

「そうだろ!」

「まあ、不正だったら、俺が30分眠るだけだからな!」

「大したことない!」

「賭けてみようか!」

「そうですね!」


第十一章 キョウコの恋?



キョウコは、次の公園の場所をはっきり把握していなかった?

「ロイがこんなにボケる前に、サイコキネシスで、確か、山手・・中華・・とか言っていた」
キョウコも高級コールガールをする前は、普通のOLだったそんな中、政治家と恋仲になったが・・・

政治家と知り合ったのは、大学時代であった。

キョウコがピンと来たのは、山手にある大学F大学に通って居たからである。

キョウコが政治家と知り合ったのは、山手から立候補したことから、大学に、来るようになり、キャンパスでちょくちょく会うよになった!

政治家は、福山雅治を少し太らせた感じで、キョウコも来るたびに、気になり、いつのまにかこの政治家に恋していた!

そして、キョウコはこの男と・・・恋におち・・結婚を・・・

しかし、キョウコの思いは、届かず
ある・・事から・・高級コールガールとなっていた。


キョウコとその政治家は、ある趣味から付き合う様になっていた。

始め、キョウコが「ご苦労様」と声をかけた事がきっかけだった。

そして、お互い外国人ミュージシャンが好きな事から二人で、コンサートライブなどにいくようになった。

キョウコは大学を卒業すると商社に勤め始めた。

その政治家は、キョウコより六つ歳上の28歳であった!

しかし、多忙なことからキョウコと逢うきかいが少なくなっていった・・・

それでもキョウコはその政治家が好きで、一緒になれることを信じていた・・・

なにより・・・キョウコの初めての男だったからだ・・・

しかし、その政治家はキョウコが考えているほど、やさしい男ではなかった!

その政治家にも野心があり、やはり損得勘定があり・・・

キョウコとは別れた・・・いや
捨てられた?だった。

キョウコは会社を辞め、来る日も、来る日も、泣き続け考えるようになった!

ある時から・・・キョウコは変わった・・男の存在を愛は・・に変わっていった。


キョウコは男とは・・今迄の感情を確かめるかのように・・・

多情に男と付き合い始めた。

来る日も、来る日も男を替え、男の扱い方がだいぶわかるようになった。

キョウコは、特に職を持たず、男に貢がさせる事で生計を立てていた。

そんなある日、大好きなその政治家が結婚した事をマスコミ情報で知った。

その政治家は、あれから神奈川のある区で当選を果たし、政治界の若きホープとされていた。

それを知ったキョウコは、特に怒りも無く、平然としていたが・・・

この政治家は少しいい気に、なっているのを感じた。

そして、キョウコはその政治家に、お仕置き的な・・復讐を考えていた!


キョウコは、貢がせる生活が少し面倒になり始めた。

そんな時、ある組織の秘密クラブからコンパニオンとしてスカウトされた。

その秘密クラブは、高級が売りでビップだけが行けるクラブであり
政治家や芸能人専用の売春クラブであった!

この組織はその後、ロイが略奪し、キョウコとの関係が成り立っていた!

キョウコは、その政治家以来、愛を忘れ、快楽と金のためにこのクラブに入り生活していた。

「イケベさん、ご贔屓いただきありがとうございます」
政治家の元大蔵省のイケベは、このクラブの常連で、キョウコを贔屓にしていた!

「キョウコなんか俺に、頼みごとがあるって聞いたが・・・」

「この頃、マスコミでも有名な若手のホープ・・・」
キョウコが最初で最後に愛したその政治家が今、真面目に家庭も仕事もこなしていれば問題ないのだか!

その政治家は、政策そっちのけで女に精を出していた!

「イケベさん、若手のホープ噂聞いたんだだけど、家庭があるのにかなり若い女の子に・・・」

「そうなんだよ!キョウコここだけの話しにしてくれ!」

「まだ、マスコミにおおっぴらになっていないから・・・いいものだが・・?」

「泣かされている、女の子も多いようなの?」

「わかっているよ!キョウコ・・」

「イケベさん・・それでね」

「キョウコの友達が騙されたのよ!」
キョウコは、あるような嘘をイケベについていた!

「そうか、キョウコ、俺は何をすればいいんだ?」

「今度、一緒にこのクラブに連れて欲しいの・・」

「私の事は内緒で」

「わかったよ!キョウコ!」

「来週末に連れて来るよ!」

「でも、俺はキョウコを指名するが・・」

「若手のホープには、違う子を付けて、楽しんでもらうわ!」


台車にレオを載せて、俺と剛が交互に時間を決めて、台車を押す事にした。

台車は、綱島よりのスーパー「オリンピック」で調達した!

かなり、陽が出て来た!

俺達は、白楽の白幡八幡神社に向かっていた!

進む路は商店街や住宅地であり、途中にも、かなり神社があったが、脇目もくれず進んだ!

初めてに、剛が台車を押していたので、交代を呼び掛けた?

「剛、交代しょう!」

「まだ、大丈夫です!」

「涼、剛!レオ、降りて歩くよ!」

「なんだ、レオ!台車を降りた瞬間・・フラフラしてるぞ!」

「ヤッパ!キツイかな?」

「そうだろ!レオだから無理するなって」

「わかったよ!」

「レオ!言う事聞くよ!」

「もう少しで妙蓮寺に着くよ!」

「レオは、ここも少しテレパシーを感じたんだよ!」

「でもね・・・アイテムカードのイメージが湧かないんだよ?」

「だから・・・ここ妙蓮寺はスルーしたんだ・・」

「なあ剛、感も必要だよな!」
俺達は、決して仲間を疑ぐる事が無かった!

もう直ぐ白楽駅に着く!

「涼!剛!レオの言うように・・アイテムカードは・・・」


イケベがその政治家を連れてくる週末になった。

時間は二十時からとなっていた。

キョウコは、少し過去の事が蘇った。

それは・・・

ふたりでコンサートに行った時、その政治家がくれた指輪の事を・・・

コンサートが終わりその政治家が・・・
「キョウコ!今日は、帰したくない・・」

「ホテルを取ってあるから・・・」

「食事と素敵な夜を迎えたいんだ!」
キョウコは物凄く嬉しかった。

そして、ホテルに着きディナーの初めジャパンで乾杯後・・・

「キョウコ!君といつまでも一緒に居たいんだ・・・」

「これ・・・受け取ってくれるかなあ?」

「え、・・・・」
キョウコは、この世界で一番素敵な時間が来た・・・

そしてそれは・・・永遠に続く事になると・・・信じていた。

キョウコに淡い、やるせない気持ちが蘇った時だった。

二十時になり、キョウコとコンパニオンは、イケベの待つホテルのロビーに向かった。

イケベと忘れもしないその政治家が立つていた。

「イケベさま、本日はありがとうございございます」

「お久しぶりです・・・」

「あ、キョウコんっぐ」
その政治家が慌ててるのがわかり・・

「おい、知っているのか?」

「キョウコを・・・」

「え、イケベさん知りませんよ」
キョウコは、薄笑いを浮かべ、イケベと共にホテル室内へ入っていった・・


キョウコはイケベ、コンパニオンの女の子はその政治家と部屋に別れた!

キョウコはこのクラブの女の子達を仕切っていた。

女の子には、その政治家と事を終えたら必ずキョウコに、連絡するように伝え、イケベにはその政治家を残し帰るように申し立てた。

そして、女の子から連絡が入り、その政治家と女の子の部屋に向かった。

「失礼します」

「ご苦労様、帰っていいですよ」
キョウコは、女の子を部屋から出した。

「久しぶりですね・・・」

「あぁ・・元気だったか?」

「うん!」

「かなり、政治でのご活躍で・・」

「コヒー持って来たから飲みません?」

「いいね・・頂くよ・・」

「キョウコ、ゴメンな・・・仕方な・・」

「なんか・・凄く眠くなって来た・・」

「眠っていいわよ・・」

今、AM5:00にその政治家が目を覚ました。

「寝てしまったんだ・・あれキョウコは?」
そして、その政治家は身体にある異変に気が付いた!

「えー、どーなったんだ!」

そしてそこには、キョウコからの置き手紙があった。


キョウコの置き手紙の内容は・・・

「ぐっすり、眠ったようですね!」

「私は初め貴方ほど素敵な方は、この世の中にいないと信じてました」

「私、以外の女と付き合い、結婚しても私は、その女をつくす・・なら・・」

「男なら、仕方がないか?ってはじめは思っていたが・・」

「あなたは、違っていた」

「政治を利用して、女をたらし込み・・・理性を抑える事なく、欲求を・・・爆破させていた!」

「貴方に泣かされた!騙された・・」

「と言う方が多いのよ?」

「まだいきますか?」

「そのお灸を兼ねて私が代表をしたの!」

「わかるでしょ・・・貴方の異変」
今、その政治家は下半身がかなり熱くなっていた!

「それでは、もう女の子に悪さをしないように、貴方の下半身に少し、手を加えたの?」

「それは、常に元気で居られるように・・」

「いつも、大きくなってるように?」


キョウコは、睡眠薬を入れたコーヒーをその政治家に飲ませ眠らせた。

そして、その政治家の陰部に自分の意志が無くても勃起させる、注射を海綿体全体に行き渡るように投与した!

「貴方は、この様にずーっと立ったままがお似合いよ・・・ホッホホ」

その政治家の陰部に投与したのは、シリコン系のもので、そのまま立った大きい状態でいるか?
陰部を切り落とすしか、すではなかった!

「これは、決して復讐じゃあなく・・」

「他の女の子からの要望・・・」

「懲らしめなの・・・」

「充分反省して下さいね!」

「少し・・・キッ過ぎたかな?」
キョウコはこの様な置き手紙を残していた!

それから、半年が過ぎた頃その政治家、若手のホープは不可解な死を遂げていた・・・

表駄々には、ならなかったが、自ら自分の陰部を切り落とし・・・

出欠多量死であった!