2度目がファースト

かずき/24/はなの母方の親戚。刃物が怖くて料理全般ができない。



はな/17/父が海外赴任中の為、母と二人暮らし。幼少期からかずきが好き


はな「ただいま~!お腹すいたぁー!!!」


かず「はな!おかえり」


はな「え!?かず兄!!お母さんは?」

かず「小百合おばちゃんなら、今頃ケンジおじさんとこだよ。」

はな「はぁぁ??え?なにそれ!私何も聞いてない!」

かず「あー。おばちゃんからの伝言あるけど…聞く?」

はな「聞くに決まってるでしょ!」

かず「仕方ねーな。はい、イヤホン」

はな「ありがとう」



かず「…で……だから…」

はな「うるさ!!何これ??なんで爆音で曲流れてんの?」

かず「さて、俺は今なと言ったでしょう!!」

はな「え?は??あー!イヤホンガンガンゲームか!!……ってなんでやねん!」

かず「ナイスツッコミ」

はな「ジーー」

かず「待って!そんな、虫けら見るような目で見ないで…萌えちゃう///」

はな「…かず兄?キモイ…マジで。」

かず「えー?酷くなーい。小さい頃は(はな!かず兄のお嫁さんになるの!)とか、可愛いこと言ってたのに!」

はな「どんだけ昔の話よ!!ってか、お母さんからの伝言、早く教えて!」

かず「えー?どうしよっかなぁー。」

はな「はやくして!かす兄」

かず「カスは、傷つく。」

はな「……」

かず「わかったよ。なんか、おじさんが赴任先で怪我して入院したんだって、それで急遽おじさんとこ行く事になったから、帰るまで留守番よろしくだって。」

はな「え…お父さん大丈夫なの?」

かず「意識はあるって、ただ骨折だから、しばらくは帰れないからよろしくって言われた。」

はな「そっか、意識不明とかじゃなくて、良かったぁ」

かず「そういう事だからよろしくな?はな。」

はな「よろしく??何が?」

かず「俺、おばちゃんが帰るまでここに居るから!」

はな「え!?かず兄ここに住むの?」

かず「そうなりますかね?」

はな「え!?ちょっと待ってよ!私JKだよ?女子高生!!それなのに…え!?」

かず「大丈夫!俺、貧乳と未成年には興味無いから」

はな「はぁ?貧乳って言った??ひ!ん!にゅ!う!は、ステータスなの!!!!」

かず「ハイハイ、わかったわかった。とりあえずさ、着替えて飯作ってくんね?俺腹減った。」

はな「…わかったわよ!」

かず「早めによろ〜」

はな「うっさい!カス!」

かず「え〜…」


~間~

かず「お!部屋着可愛いじゃん、」

はな「あ…ありがとう」

かず「ねぇ、はなちゃん、かずくんお腹すいたぁ。」

はな「ハイハイ。」

かず「はなちゃん、かずくn」

はな「黙れカス」

かず「本日3度目のカス……悪くない(ボソッ」

はな「ねぇ、じゃま!!作るから座ってて!」

かず「ヤッター!」

はな「はぁぁ…部活で疲れてんのにこの仕打ち酷くない?」

かず「ごめんな?ご飯作るのだけは、無理なんだ。それ以外の家事は俺が全部やるから!」

はな「はいはい、もういいから。あっちいって!シッシッ」

かず「シッシッて……っで、今日はなんですか??」

はな「オムライス、どっかのバカ兄が米すら炊いてないから、確か冷凍のチキンライスあるしね」

かず「オムライス大好き!!はな、ありがとな」

はな「相変わらずうるさいけど、むかしとかわってないなぁ。やっぱりカッコイイ(ボソッ」


かず「うん?なんかいったあぁ!?おい!!焦げてる!焦げてるぞ!」

はな「え?…あっつ!!」

かず「え?手、大丈夫か!!冷やせすぐに!」

はな「あはは〜…卵焦げちゃった」

かず「馬鹿野郎!!卵なんかどうでもいいだろ!それより、火を使う時にぼーっとすんな!!」

はな「ッ………ごめん……」

かず「あ!いや、怒鳴ってごめん。」

はな「……」

かず「ほら、手見せろ」

はな「大丈夫だよ。たいした事ないし」

かず「ダメだ!綺麗な体に跡が残ったら困るだろ!」

はな「え…?な…何言ってんのよ?綺麗とか…」

かず「え?あ、そうだよな…ハハハ」

はな「……」

かず「よし!オムライス食べるか!」

はな「卵焦げたから…チキンライスだけど…」

かず「少しくらい焦げてたっていいじゃん!ほら、座れ。あとは俺が準備するから。」

けん「…うん」

かずN「綺麗な体って、俺は何を言ってんだ、相手は17のガキだぞ?でも…ほんとに、はな綺麗なったな……って、ダメだダメ。」

~間~


かず「ほれ、ケチャップでアンパンマン書いといたwwお前好きだろ?」

はな「いつの話よ!…でも、相変わらずアンパンマンだけは上手く書くよねぇ。」

かず「だけってなんだ!だけって!」

はな「ごめん、ごめんって。」

かず「まぁ、否定できないんだけどさ。」

はな「ところで…どうよ?」

かず「何が?」

はな「美味しい?」

かず「あー!美味い!」

はな「ほんとに!?」

かず「うん!…このチキンライスうめー!」

はな「は?」

かず「ゲホゲホ…嘘だよ嘘!たまごも美味しいよ?」

はな「別にいいです…事実だし。」

かず「なんだよ〜むくれんなよ~。綺麗な顔が台無しだぜ?」

はな「き…綺麗って…///」

かず「でも、ほんとに綺麗になったな!」

はな「バカ…別にそんな事ないし…」

かず「化粧してんの?」

はな「まぁ。少しは」

かず「ふーん。しない方が俺は好きだなぁ」

はな「べ…別にかず兄に、好きになってもらわなくていいですぅー」

かず「さいでっか。」

はな「……ねぇ、かず兄は…彼女とか居んの?」

かず「……」

はな「ごめん、変な質問して」

かず「彼女…か…」

はな「なんかあったの?」

かず「……」

はな「言いにくかったら別に言わないでいいから。」

かず「いるように見える??」

はな「…うん」

かず「ざんねーん、彼女なんかいた事ない」

はな「へ…へ〜。そっか…居ないのか。」


かず「はなさん、なんでそんなニコニコしてるんっすか?バカにしてるんっすか?」

はな「え!?いや、別にそんなつもりないけど…」

かず「はなは?」

はな「何が?」

かず「はなは、彼氏とか…好きな奴居ないの??」

はな「彼氏は居ない…好きな人は……」

かず「なんだよ、好きな人居んの?居ないの?」

はな「ナイショ」

かず「その反応は居るな!どんな人だよ」

はな「どんな人でもいいでしょ!内緒だって。」

かず「あーそうですかー。」

はな「そうですよーだ!」

かず「まぁ、いいや…ほら、早く食え!」

はな「ぷッ…あははは」

かず「なんだよ!」

はな「だって…鼻に…ヒヒヒッ…け、ケチャッ…ぷッ…ハハハ」

かず「お前笑いすぎ」

はな「フー…フー…」

かず「お前なぁ。笑いのツボ浅すぎんだろ!」

はな「あー、笑い死にするかと思った~」

かず「あ、お前も口に米粒付いてるぞ」

はな「え…」

かず「うん?どうした?」

はな「はぁぁ?普通さぁ、口に付いたやつ、とって食べるとか、彼氏彼女でもしないからァァ!!」

かず「いや、別に昔からしてることじゃん?なに?意識しちゃってんですか??」





はな「…いい……」

かず「え?」

はな「だから、もういい!って言ってんの!帰って!帰ってよ!」

かず「なんだよ、そんな怒んなよ!」

はな「うるさい!うるさいうるさい!」

かず「はぁ~。」

はな「いつもそうやって子供扱いして!」

かず「だってまだ子供だろ?」

はな「そうだよ!子供だよ!かず兄の嫌いな貧乳の未成年だよ!」

かず「いや、別に嫌いとかじゃなく」

はな「いっつもそう!かず兄は私が子供だからって、お前なんか眼中にないぞ!って態度で、私の気持ちも知らないくせに!!」

かず「はぁ?」

はな「いまだって私は…かず兄のお嫁さんになりたい!って思って…なのに…」

かず「え…えぇ??」

はな「だから、かず兄の為に家事覚えたし、少しでも大人っぽく見せたいから、お化粧だって覚えたし、服だってカワイイ系より、セクシー系とか選んで…」

かず「わかった!わかったから、少し落ち着け!な?」

はな「きらい!きらい!もういいから帰って!」

かず「あー!少し黙れ!」

(軽くキス)

はな「…え?」

かず「はぁー、別にお前のことが嫌いなわけじゃない。ただ、俺はお前を妹みたいに感じてたから…ごめん」

はな「…」

かず「落ち着いた?」

はな「…うん」

かず「今日久々にお前を見て、綺麗になったなって思った。それに嫉妬した。」

はな「…え?嫉妬?」

かず「お前は、まだ高校生だし、これから俺以外の男好きになるんだなとか。もう、俺なんかどうでもいいんだろうな。とか。」

はな「なにそれ!」

かず「好きな人いるっぽ反応だったから…」

はな「好きな人はいるよ…かず兄が…」

かず「良かったぁ」

はな「何が?」

かず「お前が俺を好きで」

はな「え?」

かず「うん。俺、はなが好きだ!」

はな「……」

かず「他のやつに渡したくなくなった。」

はな「別にほかなんか行かないし…(ボソッ」

かず「なんて?」

はな「だから!他なんか行かない!かず兄が好きだから!」


かず「ありがと!……あ、でも俺…おばちゃんに殺されるかなぁ…」

はな「なんで?お母さん?」

かず「だって、おばちゃんに「はなをお願い」って言われたのに…あっさり手出しちゃったし」

はな「え?」

かず「あー!クソ!」

はな「…ごめん」

かず「はなが謝る必要はない。むしろ、初日にキスした自分にイライラしただけ?」

はな「…あ」

かず「なに?」

はな「さっきのキス…」

かず「…うん?」

はな「なんか嫌…」

かず「え!なに?臭かった?俺口臭かった?


はな「あ、えっと…違うの…」

かず「じゃあ何がいや?」

はな「さっきのが、初キスじゃいや…なの。」

かず「あぁ、そうだよな…ムードもへったくれも無いキスだったし。」

はな「それに…」

かず「それに?」

はな「ちゃんと、お付き合いしてからが良かった…」

かず「ごめんな?」

はな「かず兄…私は…かず兄が…s」

かず「ストップ!それは、俺から言わせて?」

はな「……」

かず「スーハァー……はな」

はな「はい」

かず「俺は、お前が好きだ。小さい頃の、オレの嫁になるって言った時から、ずーっと気にしてた。でもそれは、妹的な可愛さが好きだった。でも…いまは、可愛いはなも、綺麗なはなも、怒ったはなも、ドジなはなも、全部俺だけの、はなにしたい。」

はな「うん。」

かず「だから、俺と…付き合っ下さい。」

はな「はい!よろしくお願いします」

かず「じゃあ、こっちがホントのファーストキスな」(リップ音)

はな「ッ…ん…」

かず「どうですか?希望に添えたかな?」

はな「うん」

かず「あー!!」

はな「なに!?びっくりした!」

かず「おばちゃんに…なんて言おう…」

はな「何が?」

かず「はなの事頼まれたのに…俺が…手を出したら本末転倒じゃん?」

はな「あ~、それなら…問題ないかも…」

かず「……?どういう意味?」

はな「あのね、かず兄を好きなこと…お母さん知ってるから…」

かず「え?…えぇー!?何それ知らないの俺だけ??」

はな「そうなるかな?」

かず「おばちゃん…まさか…いや〜…」

はな「なに?どうしたの。」

かず「…まぁ良いか!結果オーライだし。」

はな「かず兄、これからもよろしくね?」

かず「そうだな、こっちこそ、これからよろしくな?」