今日は忙しい一日だった。。

 

2月18日木曜日の深夜。

88歳の祖父が息を引き取りました。

死因は、誤嚥性肺炎。

水曜日から熱が出始めたみたいでね。

あっという間の出来事だった。

 

祖父は、60代で、くも膜下出血だったか脳溢血だかで倒れて以来、半身不随だった。

わたしは一度も会った事のない母方の祖母は、わたしが生まれる数年前に事故死していた。

わたしが物心付いた頃には、もう、2番目の奥さんで、継祖母っていうのかなぁ?

おばあちゃんと呼ばれたくないその人は、「ばぁばって呼んでね。」とわたしに言ったっけ。

その継祖母は、わたしが4歳の時に病気になった母(継娘)の事が大嫌いでさ。

その人にキツイ言葉を浴びせられて、母はよく泣いていたし、手首切ったり救急車乗ったり…と色々あった。

…というか、母方の祖父母というのは、父方の祖母とは違っていて、なんかいけ好かない野郎だったというか(苦笑)

そういうのもあって、祖父が半身不随になってからは、お正月とかしか会わなかった。

わたしが小学校中学年以降の事だ。

それから、いつしか、継祖母は、食道がんなどを患ったりして、家に人を呼びたがらなくなったのもあって、本当に年一回会うか会わないか、という感じで。

わたしが結婚する時に夫と挨拶に行ったのが、久しぶりに喋った感じ。

一人目の子、孫が生まれてからも一回会いに行ったか。

でも本当に、あまり会う機会がない感じだったんだよね。

それが急変したのが、ちょうど6年程前の事。

継祖母がまたがんになり、入院したり退院したりして、とうとう亡くなった。

そう、継祖母も誤嚥性肺炎で亡くなったのだった。

彼女の場合、病院に入院して、最後は、数週間、もう話す事もも出来ず、植物状態のような感じになっていた。

何回か病院にお見舞いに付き添った。

そして、ある日、息を引き取った。

その継祖母が亡くなった事をきっかけに、祖父も寂しくなったのか、わたしたちを呼んだりするようになって、会う回数が増えたりした。

その祖父も、マンションの水漏れで一旦娘である母の家に避難してきた。

マンションのリフォームする間の数か月、母の家…というかわたしの実家で過ごしていた。

その時は、わたしはちょうど二人目妊娠中だったんだけど、よくごはんの支度を手伝いに行ったわ。

祖父は、わたしの実家にいる間、食っちゃ寝食っちゃ寝してたせいで、筋力が低下したみたいで歩けなくなって、どんどん弱っていっちゃったんだよね。。

決定的な大打撃が、その数か月後に感染症起こして入院した事。

病院に運ばれて、入院したんだけど、寝たきり状態になってたから、余計に筋力弱っちゃってね。

リハビリするという事になったけど、本人がそれを拒否って益々悪化。。

ここ2、3年で、本当に日に日に弱っていって。。

この2、3年はなんだか、物凄く、長く感じたなぁ。

そう、6年前や5年前は、一緒にお寿司食べに行ったり、焼き肉食べに行ったり、できてたんだけどね。

祖父は、わたしが小さい頃、小学3年生の頃に、勝手に我が家で飼ってた猫とうさぎを捨てた事があってさ…。

だから、あまり好きじゃなかったよね。

いまでも、好きかどうかと言われると、うーんと考え込んでしまう(笑)

でも、ここ数年は、会うようになって、美味しい食事をごちそうしてくれたり、たまにお小遣いをくれたり(笑)もあったから、ありがたかったというか。

貰ったお小遣いで、子どもたちにおもちゃ買ってあげたり、ケーキ食べたり、わちふぃーるどグッズ買ったりしてたから(笑)

今日…日付変わって昨日の話だけど、朝、下の子を幼稚園に送り出してから、父と母と、祖父の家に行って久しぶりに祖父に会ったら、寝てるような安らかな死に顔だった。

88歳、大往生。

昨年は、夫の母方の祖父が亡くなり、その前の年だったかその前の前の年だったか、母方の祖母も亡くなり。。

90歳の壁を超えるのって、大変なんだなって思った。

夫の父方の祖母は、夫が生まれる前に亡くなっているから、わたしたちは会っていない。

でも、わたしと夫は、自分の祖父母、総勢4名には、孫見せてあげられたから、良かったなぁって思ってみたり。

わたしと夫があと数年結婚が遅かったら…赤ちゃんを授からなかったら…会わせてあげる事ができなかったんだなと思うと、なんだか、良いタイミングで結婚できたし、授かったし、良かったぁと思ったりする。

ちなみに、父方の祖父は、上の子が2歳の時に亡くなっていて、上の子が生まれた時が、ギリギリ、目がうっすら見えていた最後だったんだ。

赤ちゃん授かった事を報告しに行った時に、一番喜んでくれたのは、夫の父方の祖父だった。

耳も遠かったし、わたし自身は、そんなに沢山話をしたわけでもないんだけど、上の子が生まれて、退院して、義祖父に見せに行った時、抱っこしながら見せた笑顔は格別だった。

夫は、義母のモラハラを受けて育っているせいでモラハラ夫ではあるんだけど、根が優しいのは、義祖父が可愛がって大事に育ててくれたおかげなんだろうなと思う。

話が少し逸れてしまったが…

人は、本当に、少しずつ老いていくんだなって、自分も親も祖父母も、みんなを見ていて、思う。

改めて、一瞬一瞬が本当に貴重だなって、思う。

自分は、最後、祖父母のように老いた時、どんな生き方、終わり方、死に方をするんだろうって、考えた。

実体験は浅いけど、介護って、どう考えても大変で、自分たちには、この後、自分の親の介護が待ち受けているわけで。

もし自分が老いた時、子どもたちには迷惑かけたくないしなぁなんて、思ってしまう。

尊厳死とかが認められてれば、安心なのになって思ったりもする。

でもきっと、スピリチュアルな世界では、自死ってだめなんだよね。。

生前、母には、酷いことばっかしてた祖父だけど、まぁ、安らかに逝けたから良かったよねと、まぁ、そこは綴っておこうか。

 

この後、母方のキチキチ兄夫婦が、お金お金で、今日ね、めちゃくちゃ大変だったんだけど(笑)

また機会があれば、綴りますね(笑)

 

疲れ果てていたのに、なぜか眠気がおきないのんなのでした。。。

 

追記

今日は夫が、疲弊しているであろうわたしの為に、出張行ったからって、お土産買ってきてくれた。

苺のフルーツサンド。

美味しかった♡ありがとう♡

 

♡のん♡