愛子様が就職 | 野村孝博のブログ

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 天皇皇后両陛下の長女・愛子様が、大学卒業後の今年4月1日から日本赤十字社で嘱託職員として勤務されることが内定したそうです。「えっ?就職するんだ?」と驚きました。もちろんご公務もあるのでしょうから、そちらに支障のない範囲で嘱託ということなのでしょう。眞子様、佳子様ともに就職したという話を聞いたことがないので、ご公務に専念されているのだと思いますが、紀宮様まで遡ってみると、山階鳥類研究所で非常勤研究員として働いており、労働対価による給与を得た史上初の内親王となったということです。山階鳥類研究所(やましなちょうるいけんきゅうじょ)旧皇族の山階芳麿が1932年に渋谷区の自邸に創設した山階家鳥類標本館を母体にした研究所だそうです。

 

 愛子様ももちろん給与を得ることになるのでしょうが、この給料、振り込みにするのか、現金なのか、税金等はどうなるのか気になるところです。皇族に戸籍がないというのは聞いたことがありますが、上皇様はかつて運転免許証を返納していますから、免許は取得できるということです。免許を取るさいに住民票を提出し、免許証の情報には本籍なども入りますが、そうしたものがなくても免許証は取れるのでしょうか。

 

 ちょっと調べたら、免許証はともかくパスポートは不要ということが分かりました。パスポートは身分を証明するものですが、そもそも証明する必要もないということでしょう。ですから、免許証を取得するうえでも、証明するような書類は必要ないのでしょうね。

 

 銀行口座も気になるところですが、個人の講座をお持ちとも思えませんので、宮内庁がしかるべき口座を作るのかなと思いました。社会保険には入っておられないようですし、年金も必要ないでしょう。後は所得税とか住民税、雇用保険に労災ですね。労災は個人負担なしですからいいとして、納税は国民の義務、、、いや、皇族の方々は厳密に言うと国民といえるのかというところも微妙な気がします。このあたり、ちょっと調べてみると国民に含めるかどうか、含めるのが一般的とするものの、そうでない学説もあるということでした。ただ、基本的人権は保障されない選挙権・被選挙権・政治活動の自由・財産権・職業選択の自由・国籍離脱の自由は保障されないそうですが、今回は職業が選択できたということですね。

 

 ただ、受け入れる側も大変だと思います。それなりの準備も必要でしょうし、どのような経緯で就職先が決まったのかという所も気になります。

 

長くなりましたので明日に続きます。