こんにちは 野村珈琲です

鎌倉の山奥 北鎌倉台商店街にひっそりと佇む喫茶店です
自家焙煎したコーヒー豆をネルドリップで淹れております

 

昨日は鎌倉の長谷にある 青ト白さんに伺いました

ちょうど昨日から村上雄一さんと樋上純さんの二人展が始まり

初日のみ『えんと珈琲豆店』さんが実演で試飲会をされているということもあり

ずっと楽しみしていました

 

 

作品も多くあるため店内の画像は撮っていません (店内風景は青ト白さんのインスタで上がっています)

ご挨拶を交わし、さっそくコーヒーを試飲させていただきました

試飲したコーヒーは青ト白ブレンド えんと珈琲豆店さん制作によるオリジナルブレンド

試みとしては村上雄一さんの2種類の釉薬違い12角カップを使っての味の飲み比べです

釉薬はmellow(アイボリー)とlayered(青白)とのこと 見た目はもちろん異なります

 

購入後 野村珈琲店内で撮影した比較画像

 

まずはカップを手にし、12角をしたエレガントなカップの姿に注目

持ちやすさ、開いた縁、口につけた感覚は申し分なしで、使う人への心遣いを感じます

肝心のコーヒーですが、青白はコーヒーの味がくっきりしていて 苦味、甘み、華やかさが際立つように感じました

アイボリーのほうは青白で飲んだような主張が少し和らぎまろやかな味に感じました 

全体像はもちろん同じコーヒーなので異ならないのですが、結局違いはあれど、どちらもおいしいという結果でしたね

釉薬に含まれているなにかしらの力が水に影響を及ぼしているのか、はたまた色の違いからくる錯覚による影響なのか

分かりませんが、こんな感じで飲み比べをして楽しく飲めれば最高の1杯になることは間違いなしです

同じ試みがお店でもできると面白いなと思い、12角カップのアイボリーと青白を各1客購入しました

試飲は初日のみでしたが青ト白ブレンドとカップ&ソーサは引き続き購入できるようですよ

 

オリジナルブレンドの味わいは深煎りコーヒーですが、コクのある飲み口で程よい苦味と甘味が舌にのっかり

そのあとにモカっぽい気品の高い華やかな香りが鼻から抜けていくすっと飲みやすい味わいでした

とても好みの味です ごちそうさまでした

 

そしてもう一点お迎えしたのは、樋上純さんの鉦鉢(かねばち) 

素材は牛革です

 

少し凹凸が見られるのが分かりますかね?

漆皮と呼ばれる技法で皮革を成形し漆を塗り重ねて仕上げているようです

すべて手作業です 最初はまさか素材が皮だなんて思いもしませんでした

確かに見ための重厚さとはことなり、軽めで陶器や金属による冷たさはありません

手にした感触は木工とも異なります

漆で仕上げているので、水にも耐えらるとのことです 何重にも漆を塗っていて相当手間がかかっていると思います

この面構えと、ほどよいイビツさにグッと来てしまいました

持ってみると『このお方』が手から離れないんですよね ついつい勢いあまってお買い上げです

 

家に持って帰って眺めていますが、これはカッコいい! 

晩酌、お茶、珈琲のセットを置いた日には自宅での休憩時間がよりグレードアップします 

もしくはこの作品を眺めながらお酒を飲めちゃいますね

こんな出会いがあるから一点ものや手作りの作品に惹かれてしまうんですよね

 

今回初めてお会いした『えんと珈琲豆店』さんとはたくさんコーヒーの話をすることができましたし

素敵な作品をお迎えすることもできました

青ト白さん 素晴らしいご縁をいただきありがとうございました

 

青ト白さん

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えんと珈琲豆店さん

 

村上雄一さん

 

樋上純さん

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