今日は 6月23日です。
沖縄では、69年前の沖縄戦で旧日本軍の組織的な戦闘が終わった日とされる「慰霊の日」を迎えました。
糸満市の平和祈念公園では、全戦没者追悼式が開かれ、安倍首相が参加したそうです。

安倍首相はあいさつで、沖縄のアメリカ軍基地の負担軽減に努める姿勢を強調したそうです。
集団的自衛権の行使容認に踏み込もうとしている首相の言葉を誰が信用できるのでしょうか。

アメリカのために、今まで外国で、他国の人の命を奪うことがなかった自衛隊が、自分の命を失うかもしれないし、ひとの命も奪わなければならなくなるのです。
そして、将来的には、私たちの家族や孫たちが、戦争に行かなければならなくなるのです。
それを、「解釈憲法」でもって、閣議決定を強行しようとしています。
これを許してしまったら、これからも…
時の政権が、自分たちの好きなように、憲法の解釈を変えることができるようになってしまいます。

日本国憲法は、権力の好き勝手を許さないものです。
権力行使を憲法で歯止めをかける、その考え方を立憲主義といいます。
憲法とは、国家権力を制限して国民の権利・自由を守る法です。

21日(土) 大阪デモクラ塾では…
伊藤 真弁護士を講師に招いて、「民主主義~憲法のいきづく国へ!~」と題しての講義をしていただきました。
大変わかりやすく、立憲主義とは、憲法とは、を話していただきました。

集団的自衛権解釈容認の問題点も…
・立憲主義の意義を失わせる
・国民を危険にさらすことになる
・近隣諸国との緊張を高め、軍拡を助長する
・外交上のカードを失い、より困難に直面する
・「平和国家」というジャパンブランドを失う
と簡潔に説明されました。

私たちは…
日本国憲法がめざす社会
一人ひとりがその個性を尊重され、お互いの違いを認め合って、ともに生きることができる社会
世界中の子どもたちが、安全で平和の中で、自由に自分らしく生きていくことができる社会
そのような社会の実現をめざし、一歩一歩前進していかなければなりません。

憲法を学び使いこなし、主体的に生きていきましょう!
おかしいことは、おかしいと声をあげましょう!