9月もあと1週間でおしまい。


来月からはいよいよ下半期になって、受験生は入試への意識も強くなってくるころだと思います。


大学や高校に入学する手段には大きく分けて推薦入試(AOも)と一般入試がありますよね。


一般入試はもちろんペーパーテストがメインのいわゆる普通の入学試験。


推薦入試は名目的にはペーパーテストだけでは測れない課外活動とかも評価するものってことになっていますが、実際は早めに学生を確保したい大学や高校の狙いととっとと受験勉強から解放されたかったり、少し学力に不安のある生徒の思惑が一致して行われてるって感じですね。


特に地方の私立高校の推薦入試はほとんど学力的には足りない子が一刻も早く進学先を確保するためのものってパターンが多いです。


私立高校の推薦入試は大体1月後半から2月前半に行われますが、そこで決まってしまえば、他の子よりも一か月以上早く受験勉強から解放されますからね。


「本来なら一番勉強が必要なはずの学力低めの子たちがイの一番に受験勉強から解放されるってなんかおかしいよね」って毎年感じてます。



それはさておき、推薦入試のメリットとデメリットを以下に書いてみようと思います。



推薦入試のメリット



・早めに進学先が決まり、安心できる


まあ、まずはこれでしょうね。


受験勉強のプレッシャーから少しでも早く解放されたいというのは全ての受験生あるいは保護者の思いですからね。


ただ、愛知県の公立高校入試の場合、以前は推薦入試は一般入試の一ヶ月くらい前でしたが、今は一般入試と同じ日程になったので(推薦で受けるところが自動的に一般入試の第一志望になります)、このメリットはほぼないですけど。



・学力的に少し不安でも合格する可能性がある


私立大学や私立高校の入試の場合、一般入試で合格するレベルに学力が到達していなくてもなんとかなることも多いです。


課外活動や副教科の内申でポイントを稼いで推薦をもらえれば、一般入試よりは断然合格しやすいですね。




推薦入試のデメリット


メリットの裏返しでデメリットもあります。



・チャレンジできない


推薦をもらうということはそこを事実上の第一志望にするということです。


合格すればその学校に進学する以外の選択肢はありません。


そこが本当に行きたい大学や高校ならOKですが、課外活動や副教科で稼ぐ系以外の場合、「別に推薦でなくても一般入試で余裕で合格する」って子が推薦をもらうことになります。


でも、それだと上記のメリットのうちの最初のもの「進学先が早く決まって安心できる」しか利点はないです。


4年あるいは3年すごす進学先をほんの一ヶ月や二ヶ月前(大学入試だともう少し前のもあるけど)に決めるためだけに妥協orあるいは「自分はこれでよかったんだ」と無理やり納得させることになるかもしれないですよね。


愛知県の公立入試は一般入試だと2校受験できますが、先ほども書いたように推薦で受ける学校が一般入試でも自動的に第一志望となります。


元々日程的なメリットはないのに、本来内申点の余裕がある子が推薦をもらうので、推薦をもらってない学校の方がレベルが高くて、入試でもそちらの合格点に十分足りているのに、推薦をもらっている方の学校に進学というパターンが出てきます。


これはさすがにもったいないですよね。


少しでも上の学校をギリギリまで目指すならむしろ推薦はもらわない方がいいかもしれません。



・進学先の授業がきついor物足りない


推薦をもらう経緯によってどちらのパターンもありえます。


学力的には少し足りないけど課外活動や副教科の内申で稼いで推薦をもらって入学した場合は学校の進度がきつくなる可能性があります。


一般入試を潜り抜けた子の方が学力的には高くなりますから。


また日程的に早めに進学先が決まると、入学までの間に勉強せずに学力が下がりがちです。


愛知県の公立の推薦入試の日程が一般入試と同じ日程になった理由も「推薦で入学した子たちが一般入試で入った子たちよりも一ヶ月くらい遊びほうけてしまう期間があってそこで学力差が出来てしまう」ってことですからね。


逆に一般入試でも余裕の子が推薦で進学した場合は授業のレベルが物足りないことも出てきます。


「その方が楽」って考えもあるかと思いますが、学習意欲ある子や高いところで切磋琢磨したい子には歯ごたえがないと感じるかもしれません。



まとめ


推薦はそこが本当に進学したい学校ならばもらった方がいいです。


あと、学力的には足りないけど課外活動や副教科の内申点で稼いでもらえる場合も、入学後に頑張って勉強できるなら、まあOKでしょう。


ただし、一般入試でも余裕で合格できる学力があったり、まだ上を目指せる可能性があるのに推薦をもらうような場合は選択肢を狭めてしまうというリスクもあることを認識しておいた方がいいと思います。


先ほども書いたように推薦もらったとしてもそこで得られる安心感は長い人生からしたら一瞬のもの。


だったらギリギリまでチャレンジ目指してもらいたいなって塾講師としては思いますね。


まあ、このあたりは個人やご家庭の価値観なのでなんともいえませんが。


いずれにしても「一般入試でも十分合格できるくらいの学力を培った上で、本当に行きたい学校の推薦をもらえるならもらう」くらいのつもりでいるのがベストでしょうね。


今の時期はまだ推薦をアテにしないで学習を続けていきましょう。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



一宮市大和町妙興寺の次世代型自立学習塾e-Study

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