「覚えるアタマ」をつくる

テーマ:

書店にいくとユダヤ人の優秀さについて書かれた本って結構ありますよね。


人口1500万人で世界の人口比の0.2%ですが、知的労働の分野で活躍してる人が多く、ノーベル賞は授賞者全体の20%以上を占めてるんですから、単純計算で他の民族の100倍くらいの割合ってことになります。


そんな彼らの頭脳の秘密には幼いころからの学習法にあると言われています。


3歳になると文字を覚えさせ始め、12歳までに「トーラー」というモーセ五書(「創世記」「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」)を暗記させます。


覚え方は「徹底的な音読、復唱」。


体を揺らしながら音読したりもするそうです。


五感を使えば、より神経が活性化されて覚えやすくなりますからね。


国語の教科書の詩を覚えてる大人はほとんどいないけど、よく聴いたり口ずさんだ歌謡曲はいつまでたっても忘れないのと同じ感覚だと思います。


トーラー自体かなり膨大な量となりますが、早い段階で学問に必要な「覚えるアタマ」を作ってしまっていれば、その後に何を学習してもすっと吸収しやすくなるってことでしょう。


小さい頃からこの「覚えるアタマ」をつくっておくことは学習にとって非常に大切です。


人間、インプットしてないものをアウトプットすることはできませんからね。


昨今は「今は何でもネットで調べればわかるんだから、暗記なんかに力いれたって意味がない」とか「詰め込み教育だと考える力がつかない」とか「勉強よりコミュニケーション能力の方が重要だ」などというアホな風潮もありますが、ちゃんちゃらおかしいですね。


頭の中にしっかり知識が入っていて初めてそれをベースに考えることができるようになるもんです。


方程式の解き方を知らない人間がいくら微分のやり方を検索で知ったとしても意味がわからないでしょ。


お医者さんだってありとあらゆる病状の知識がインプットされてるから正確に判断して処方箋出せるわけですし。


医師国家試験や司法試験だけでなく、ほとんどの国家試験なんて詰め込みの極致だと思いますが、必要ないって人はさすがにいないでしょう。


国家一種の公務員試験しかり。


こういうのって暗記の習慣ができてない人は絶対通らないです。


それに比べれば、中高の履修内容は詰め込みでもなんでもないんじゃないかと思います。


あと、勉強するのとコミュニケーション能力の有無に因果関係なんてないですからね。


優等生でリア充キャラもいれば、成績も悪くて引きこもりなんて子はいっぱいいます。


勉強もせずにただ「ウェ~イ」と友達とつるんで騒いでるだけではそのうち誰にも相手にされなくなります。


本当に信頼されるのはいつの時代も実直にやるべきことをやって、知識を蓄えてきた人ですからね。


「子どもは遊ぶのが仕事みたいなもんだから」と言って、小学校のテストができなくてもほったらかしにしておいたりすると、いざ中学生くらいになったときに「いろいろ覚えようと思っても、その土台となる能力すらついていない」なんて状況になりかねません。


頭のキャパが広がってないですから。


覚える力は使えば広がるし、使わないと衰えます。


また、考える力をつけるためにも詰め込みは必要です。


昨今の薄っぺらな「詰め込み不要論」に惑わされることなく、「覚えるアタマ」を作っていきましょう。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



一宮市大和町妙興寺の次世代型自立学習塾e-Study


http://www.e-study.school


にほんブログ村に参加しています。

よろしければ、↓のバナーをポチッとお願いします。
にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村