さいきん | Cinemanian

さいきん

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■映画の批評を読んでいて、あれはそうゆう意味だったんだ~ぜんぜん分かんなかった。と、すごいなあと思うことはよくあるけど、感動することってそうそうない。だけどあの人の批評には「良い事言うなあ!!!」って自分のこととしてしょっちゅう感動してる。だいたい夜ごはんを食べながら聞いてるけど、ごはんに集中できずいつのまにか体がPCの方に向いてしまう。面白いし。あの人は映画を見て感動したわけだけど、わたしはあの人が映画を見て感動したポイントに感動ってゆうか感激してるわけで、「カールじいさん~」とか「愛の、むき出し」とか「SR~さいたまのラッパー」とか見逃してたことが残念すぎる。早く見たい。ファンです!


■サマー関連のイベントに行く。知らない曲もたくさんだったけど選曲はツボにはまるものが多かった。四十路過ぎなのにライムの匂いでも香ってきそうなカジヒデキも驚きではあったけれど、ゲストの曽我部恵一BANDが出てくるとなんか安心。


■『僕らのミライへ逆回転』をDVDで。映画を上映してたビデオ屋の扉からおずおずと出てくるミア・ファローの姿を見たとき、『カイロの紫のバラ』がチラついてなんだかよけいに泣けた。あの、みんなでキャッキャッ言いながら映画を撮ってるかんじっていうのは、映画を作る人みんなが最初はだいたいあんな風なんだろうなーと思ったし、小難しいことぬきの映画の原点みたいなものが見えてきて、やっぱり涙腺は刺激されるのです。前半・中盤部分のばかばかしい感じから一転して泣ける風になるわけだけど、あのばかばかしさってゆうのが映画のおおもとってゆうか原動力みたいなものだってゆうことに繋がるわけだから、あれは図らずも、ではなくてきっちり図ってるんだけども、その図った結果が今回はとっても好ましかったので、今までの彼の映画は特に何も思わなかったけど、この映画は好きだなあと思う。ルノワールも若い頃(ちょうどあのJAZZの時代)当時の奥さんや友達と、猿の着ぐるみとかでヘンなSF撮ってたもんなー。


■夕方、帰りに商店街を歩いてたら谷川俊太郎さんにまさかの遭遇。谷川さんくらいの年齢、背、格好のおじさんは商店街にはゴロゴロいるわけだけど、あれはたしかに谷川さんだった。阿佐ケ谷で何をされてたんでしょうか??