仕事をしてお給料を頂いているのだったら、もう新人もベテランもみんなプロです。
そういうと新入社員の人にプレッシャーをかけているように聞こえるかもしれません。
しかし、プロとは？と改めて考えてみると「必ずしも全てをわかっていなくてはならない」
というわけではありません。
私自身、今でもお客様から聞かれたことに「わかりません」という時があるし、お客様の要望に「できません」という時があります。
「わかりません」だったら、「調べてご連絡します」で良いし。
「できません」だったら、「お客様にもここまではやってほしい」というお願いをする。
要は「全部できます」や「なんでもわかります」なんて言うのは全くプロではなくて、
お客様と一緒に課題を共有したり、意見を交換したりしながら、
「共に進む」きっかけをどれくらい作れるかがプロだと思うのです。
特に私の仕事は「全部お引き受けします！」だとただの下請け業務になってしまいます。
やろうと思えばできるけど、あえてしない。
そういう部分を上手に残しながらお客様を巻き込むという視点は忘れてはならないと思います。
これだったら、新入社員の方もできそうですね。
知らないことや出来ないことは恥ずかしいことじゃない。
それよりも知ったかぶりをしたり、出来ないのに安請け合いをするほうが恥ずかしいことなのです。
この視点に立ってお客様と対峙してみると、
まだまだプロとして出来ることがあるのではないでしょうか？
