連帯責任

私は若い頃、ある極悪組織に加入していた時代があるのですが、


その当時、１人の将軍と５～６人の構成員で極悪組織を動かしていたのであります。


私、NOMAN率いる５～６人の構成員は非常にサボリ癖がある人材が集まり、


非常に素晴らしい組織を構成していたのであります。


しかし私たち構成員の師、将軍様は非常に几帳面な男性であり、


掃除やその他、ルールに対して非常に厳しき男性だったのであります。


そんな事はちょっとしか気にしてないズボラな構成員達は、


基本的にルールは破る為にあるものだと考える構成員なので、


将軍様の前では頑張ったフリをし、将軍君がどこかに行ったりしたら


仕事や修行をサボったりしたりを繰り返していたのであります。


ある日、いつもの様に安定したサボリを繰り返していると、


将軍君にバレてしまうという不祥事を起こしてしまい、


将軍君は怒り、これからは誰かがミスやサボリが見つかったら連帯責任で


全員から罰金１万円と信じられない自衛隊のようなお言葉が・・・


私たち構成員は度肝を抜かれ、しばらくはサボらず頑張っていたのであります。


しかし、安定感抜群のサボリ癖のあるエリートが集まる集団ですから


真面目に活動するのは長くは続かず、


ある日、ついにサボりのエースS氏がやらかしてしまったのです。


サボりのエースS氏は、みんな全員守ってはいなかったのですが


職場に携帯を持ち込んではならぬと言うルールを破り、


しかも誰もいない事を良い事に、携帯片手に、ベンチで座って寝ている所を、


暴れん坊将軍にバレてしまったのです。


将軍は怒り狂い、連帯責任で罰金と言うシステムを発動宣言を出し、


なんと携帯電話の件と居眠りの件、ダブルネームで全員から罰金２万という、


非常に悪質な行動に出られたのです。


私たちはタダでさえ給料が少ない上に罰金２万も取る将軍君を恨み、


あいつは風俗に行きたいから罰金システムを作っただの、


浮気相手に貢いでるなどと言った予測をしたりといった事しか出来ず、


その後も安定してサボり罰金を取られ続け、合計１０万円以上は失い


サボりのエリート集団に非があるにも関わらず


お金と一緒に将軍様に対する敬意、尊敬、信頼関係を同時に失ったのであります。


私はこの経験から、世の中お金が全てだと大人の階段を上ったのです。



不本意です。