列車に揺られて6時間。
次の街、バンドンへ。
暑い、やはり暑い。
安宿を探して右往左往。
これはもうお決まりだ。
知っているのは友達から教わった携帯番号のみ。
さすがに初対面。
いきなり泊まらせてとは言いづらいので、
とりあえずは宿を探す。
だが、どの宿も汚な過ぎる。
一泊すらしたくない。
駅に戻り、公衆電話から彼に電話。
彼は、マレーシアの僕の友人から話は聞いていたよう。
でも突然の電話にびっくりしていた。
20分後、駅に原付で迎えに来てくれる。
友達が居て、本当に良かった。
「荷物はそれだけなのか?」
「これだけだよ。」
かなりびっくりしている。
僕の荷物は余りにも少ない。
原付の荷台に乗っかり、彼の家に。
彼は実家住まい。
姉と母が迎え入れてくれる。
彼の部屋にいくと、
そこはハードコア一色。
まるで僕の実家のよう。
そこでまた、ストーリーは始まる。
バンドンまでの道程
途中の村
棚田
バンドンの乗り合いタクシー