おなかがすいたー。って、普通にいいますよね。

でも、その「空腹」2種類あるんですって。

パンチャカルマトリートメントを受けた患者さんが、食事指導されていて治療後3日間は、おかゆはおろか、米の原型がないぐらい薄いスープを飲むと聞かされたとき、

「おなかがすかないか、心配です」

といったんですね。


そしたらドクターはすかさず、


今までは「口さみしい」があったと思いますが、それは本当の「空腹」ではないので食べなくてもいいんですよ。





動物の中で、人間と人間に飼われている動物だけが、食べなくていいものを食べていると何かの本で読みました。それはエネルギーにはなれず、消化もされず身体の中にたまっていくんだそうです。

つきあいだから。

食べるのがおそくなったから。

ついなんとなく。

なんか物足りなくて。

よく「小腹がすいた」とかいいますよね。あれですよ。あれ。

本来人間は、Hunger(身体が食べ物がないと弱ってしまうと感じ、食べたいと思う気持ち)の時のみ、食事するべきで、Appetite(Hungerよりも軽い食欲、こちらも身体が欲するものですが、習慣づいていたり、ストレスからくるものも勘違いされている場合がある)には食べなくてもいいのだとか。

朝食抜く→ なんとなくおなかが減る→ へんな時間に菓子パン1つと午後の紅茶→ お昼 → おやつの時間にちょっとだけ甘いもの → 残業で遅いので、コンビニ→ 夜みんなで外食(飲む)→朝抜く。。。。


 何を隠そう15年前の私の食生活。


ウケる。 ひどすぎる。。。。


アーユルヴェーダでは、健康な人がするべき食事として、「何を食べるか」「いつ食べるか」「どうやって食べるか」「どれぐらい食べるか」までちゃんと文献にそって学べます。

5000年前と同じ方法なんて、と思うかもしれませんが。

それだけ、本当の身体は昔から変わらず、神秘的なんだということです。おもしろいですよね。