自分がイラっとするした時に思い出したい話。

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「常識」なんて存在しない!

と言ったらあなたは驚くだろうか?

でも、この話を聴き終わった後には、あなたにも同意してもらえると思う。

よく

「そんなの常識だろ!」
「常識がない!」

などという言葉を耳にするが、こう言う時は大抵、相手が自分の言う事を聞いてくれなくて腹を立てていると言うケースがほとんど。

では逆に質問だが

誰もが共通で持っている「常識」と言うものが存在するなら、「こいつは、常識がない!」なんて事がありうるんだろうか?

例えば、誰もが共通で持っている脳みそがあるのに、
「こいつは脳みそがない!」

なんて事は存在するんだろうか?

しないよね。

例えが乱暴ではあると思うが、言いたい事は分かるだろうか?

実は存在するのは、誰もが持っているの共通の「常識」なんてモノじゃなく、


「オレの常識」
「私の常識」

なのだ。オレの常識、私の常識は、子供の頃の環境や、教育や、とってきた情報などさまざまな、あなたの個人的な影響でできあがる。

だから、一人一人常識と言うは違う。

僕が仕事で販売用の文章を書く時なんかは、お客さんが一体どういう考えを持っているか?

というのを考えぬく。

その際に、その人がどういう思い込みを持っているか?

どういう常識を持っているか?

という事をよくよく調べる。

この時、自分の思い込み、自分の常識を元に販売用の文章を書いたとしても商品は売れない。

全ては相手のことなのだ。

人間関係で大切なことは、まず第一に、

「自分の常識と相手の常識は違う」

という事を理解することである。

ダイレクト出版の価値観にも

「相手を理解する」というのがある。

それはつまり、相手と自分の違いを理解するという事でもある。

あなたが同僚でも上司でも夫婦でもいい、誰か他人に「怒る」腹が立つ!

という事は、、、

相手に自分の常識を押し付けているという事である可能性が高い。

相手に自分の常識を押し付けると、もちろん、相手には相手の常識があるので、そのとおりには動かない。

だから、腹が立つのだ。

「相手の常識が、自分の常識と違う」

こう言う事を理解した上で話せば、相手が自分の期待したとおりの動きをしなくても、怒りがこみ上げることはない。

怒りは全てあなたの内面で発生するものだ。

いくら相手が悪いと思っても、その毒素が撒き散らされているのはあなたの体内、あなたの脳内である。

相手の常識を知ろう
相手を理解しよう

常々、そう考えていれば、より良い人間関係ができるだろう。

常識なんて存在しない

私の常識が存在するだけである




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