ミドルエイジクライシスがもたらす恩恵 | 無農薬栽培 みんな集まれ!ノーマ農園

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2011年春、愛知県愛知郡東郷町諸輪畑尻山90番地に、すべての人がノーマルに生きるための農園が誕生しました。その名も『ノーマ農園』。

久しぶりに野口嘉則さんの講座を、私なりの解釈を加えてシェアをさせて頂きます。

ミドルエイジクライシスという言葉を聞かれたことはありますか?

人生の中盤で起こる危機的状況のことを言います。

 

ユング心理学では人生を3つに分けて考えます。

人生の前半

人生の正午

人生の後半

 

人生の前半では、自我の確立をする時期です。

人生の後半では、自分の潜在的な可能性を最大限に発揮して(自己実現)、より高次な自分になってゆくプロセスです。

その間にある人生の正午とは、一般的にいうと40〜50歳くらいに当たりますが、確立した自我の一面的な価値観を崩して多面的な価値観を受け入れ統合してゆくために必要なプロセスです。

その正午に起こる危機的なできごとがミドルエイジクライシスです

 

これらすべてのプロセスは、順をおって進めてゆくことが必要かつ重要でいきなり自己実現には向かわないのです。

 

人生前半では、一面的な価値観でも生きていけるのですが、人生の正午に差し掛かると、一面的な価値観に偏った生き方では生きて行けないことを教えてくれる出来事がたくさん起こってきます。

そんな中で起こるミドルエイジクライシスは、それに気づかせてくれるのです。

 

人生で起こることは全て必然であるとか、乗り越えられない出来事は起きないという言葉を良く耳にしますがそれはミドルエイジクライシスにも当てはまるのではないかと思います。

 

私達は、自我が確立されてくると自分にとって好ましくない欲求や感情や性質を、知らず知らずのうちに無意識の世界に抑え込んでしまうものです。

その抑え込まれた欲求や感情や性質をシャドーと言います。

シャドーは、意識の世界から無意識の世界に追いやられたのですが、消えたわけではないので無意識の世界から私たちを振り回してきます。

そして、それは個人に問題を引き起こすこともありますし家族など近しい人の問題として現れることもあります。

そうして、シャドーは私達に多様な価値観を受け入れ統合することを促して来るのです。

そうした中で起こるミドルエイジクライシスを経験することで、私たちはシャドーを取り戻し統合して行くチャンスを得られるのです。

 

私も40代後半にミドルエイジクライシスを経験し、そこから人生の舵を今までとは違う方向に切り始めました。

そうした中で自らのライフワークにも気づき、出会い、実践し今に至っています。

ミドルエイジクライシスで気づかされて、自分の中のシャドーを取り戻す作業を進める中で自分との対話が進み、家族関係を含む人間関係も大幅に改善して、人生が明るくなってきています。

まだまだ高次な自分には至っていませんが、亀の歩みのごとく前進して行きたいと思っています。