ハタ・ヨーガへの流れ【追記】 | 10年後の未来もHappy Life Yogaで笑顔で健やかに過ごす!

10年後の未来もHappy Life Yogaで笑顔で健やかに過ごす!

「ただただシンプルにヨガを多くの方に伝えたい!」

2020.3.11より「オンラインヨガ」スタートしました!

未来を見据えた、日常に活かせる身体(姿勢)づくりと、くすっと心の笑顔を引き出す「Happy Life」をご提案します。

やっと重い腰を上げました(笑)

というのも勉強会でハタ・ヨーガの章が終わったのでにやりイイワケ
 
私がヨガを伝えていくにあたって必要な、ヨーガの発祥や歴史、哲学や教えを月に一度、学び続けています。 
 
はじまりはここから⏩ヨーガの歴史は○○年?
前回のブログは⏩1,000年ほど前のバガヴァッド・ギータ―
 
現在、私たちが実践しているヨガは
「ハタ・ヨーガ」からきています。
            ↓
「力 」「努力」「暴力」という意味、直訳すれば「力のヨーガ」
 
10世紀ごろに体系化された比較的新しいヨーガの流派。
 
広い意味では相反する2つのエネルギーのバランスをうまくとることを目的とする、という考え方もあります。
 
「ハ(ha)」…太陽あるいは陽エネルギー
「タ(tha)」…月あるいは陰エネルギー
 
古典的なラージャ・ヨーガ⏩瞑想を中心とした心理的な操作を主体とする
 
ハタ・ヨーガ⏩心や精神だけでなく、肉体も含んだ身体全体を通して解脱に至る
そのため身体に関する技法が沢山開発されました。
 
 
さかのぼること紀元前、ウパニシャッドの時代には心統一させる実践的な方法をヨーガと呼び、
 
 
ここからラージャ・ヨーガが生まれ、
 
 
その後、『バガヴァッド・ギーター』の出現によりジニャーナ、カルマ、バクティの道によっても同じ境地に至ることができると考え、ヨーガの定義は「心統一」から「解脱への道」と大きく広がったのです。
 
 
一方、バラモンを中心としたヴェーダの宗教から、ヒンドゥー教へと移っていく中で「タントラ」という別の新しい流れがおこります
このタントラがインドの宗教、仏教、密教、ヨーガに大きな影響を与え、ハタ・ヨーガが生まれていく流れになっていきます。
 
 
【タントリズム
 
タントラ…サンスクリット語で「たて糸」、糸を紡ぐんで一枚の布ができるように、教義が一体化すること
 
●より生活に密着した現世利益を願う現実的な姿勢
●禁欲的な生き方から、生きることや快楽への肯定的な姿勢
●ヴェーダ時代の儀式や祭式、呪術の復活
●精神的至福とともに、現実的な力(超能力や健康・長寿)をも求める
●精神重視のみならず、肉体を聖なるものとして扱う
●男性原理と女性原理の二元論(相反するものを合一させる)
 
男性原理をシヴァ神に、女性原理をシヴァ神の妃シャクティ(クンダリニー)としてたとえ
 
頭頂部にいるシヴァ神まで会陰部にいるシャクティを上昇させ、この2つを合一させるために、ムドラーやマントラ、呼吸などの技法を行います。
 
その技法が「クンダリニー・ヨーガ」や「ハタ・ヨーガ」につながっていきます。
 
ただし、男性原理と女性原理が結合し精神的至福を得るために、快楽への積極的な姿勢がブレーキのかからない堕落した別のものや宗教となってしまった流れもあるようです。
 
【追記】
たくさんあるタントラ文献はのちに4つに分類されました。
 
①哲学や思想に関する「知識タントラ」
②瞑想やヨーガにおける身体論を説明する「ヨーガ・タントラ」☜この部分がハタ・ヨーガ?
➂祭事に関することやマントラ、ヤントラ、ムドラーについての「祭事タントラ」
④生活に関する神像の知識、礼拝の仕方などを説く「行法タントラ」
 
 
タントリズム...
これは今回の教科書だけでなく、ほかの文献を探したほど難しく。
短くまとめていますが、また補足があれば、更新しますね🆙