タント(L375S)のカップホルダー | バス釣り空手自動車整備…だけじゃない

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追突されて鈑金修理で入庫いただいたダイハツタント(L375S)。


ついでに助手席側のカップホルダー(プッシュオープン式)が入ったきり出てこなくなったのも見て欲しいとご依頼を受けた。


ネット検索してみたら、取り外すにはダッシュボードまで外さなければいけないと書いてあるブログがあった。


これは大変だ。


とりあえずパテ付けまで終えて、




グローブボックスを外した空間から中をのぞいてみた。


なるほど、裏側からビス2本で取り付けられている。


この隙間から無理矢理外してやろうか、とも思った。


でもどんな壊れ方をしたのだろうか?


試しに手を突っ込んで裏側から力を加えながらプッシュすると、


[ガシャ]

(お!)


出てきた。


押し込んで収納すると、また入った状態で止まってしまう。


再び裏側から押しながら操作すると出てきた。


(何で引っ掛かるんだ?)


何回か出し入れしていると一回だけ正常に作動したが、また出てこなくなった。


(何でだ!?)


出た状態にしてふと見ると、


(   !   )


原因が分かった。


それを取り除いたら正常に動くようになった。





元凶はこれ。




これがカップホルダーの中に落ちていた。


隙間に挟まって折り畳みが不完全なまま押し込まれていたので、引っ掛かって出てこなくなっていたのだ。


取説にも注意書があった。




ま、これで済んだから良かったけど、完全に破損していたらダッシュボードを外す必要があったかもしれない。


この手のカップホルダーの車にお乗りの方は、取替工賃が高くつく場合があるから壊さないように気をつけて下さいね~。