源田が5年契約を結んでくれたとのこと。おもにビジター球場のスタンドで背番号6を背負うワタクシにとっても嬉しいニュースでした。
私としては「嬉しいけど生涯ライオンズの“宣言”はしなくてもいいよ」と思っています。人の心は変わるものだから。いたい場所が変わったのなら、そこへ行けばいい。そうなったら悲しむだろうけどね。義理を通してほしいとは思わない。宣言はなくても最後に「ずっとライオンズにいたくてここにいました」となったら嬉しいです。
そして森友哉の移籍については、すっきりと受け容れているつもり。そりゃあ、真夜中に目が覚めて決定を知り、わかってはいたのに朝まで眠れなくはなりましたけど。
サンクスフェスタのステージに立ち、ビシッと挨拶してくれましたね。プログラムには参加せず、ユニフォームも着ずに。筋を通そうとしてくれたんでしょうね。痛いほど感じました。個人的には「そこまでしなくても」と思うのですが。こういう男らしさ、繊細さがあるんだよね、この子は。

入団した森を初めて見たのは、ルーキーイヤーのイースタン開幕戦。ジャイアンツ球場でした。そのスウィングと打球を見た時のインパクトは強烈で、スタンドからどよめきが起きました。翌年のイースタン開幕戦も戸田球場まで足を運びました。スタメンマスクを被りましたが、ランナーを出しては走られまくってたな~。
初めての一軍キャンプでは、岸の球をまともにキャッチできていなかったけど、その後キャンプに行くたび、自分を追い込むように練習している姿を見ました。野球に限らずプロフェッショナルってこういうことなんだと教わりました。
プロの捕手としての育成は難しいかもしれないと言われていたのに、努力が実を結び、攻守にわたり二度の優勝に貢献。諦めずに育成した球団もえらい!
私自身、森のことは悔いがないほど応援したつもり。念願かなって、光成と甲子園優勝バッテリーで勝った時は嬉しかった!増田と迎える勝利の瞬間も最高だった。素晴らしい景色を幾つも見せてもらいました。
みんな、ええか?森友哉がここまで来る過程を見てこれたのは、ほかでもない、私たちライオンズファンやぞ。
9年間、森友哉という野球選手を応援できたことを、これからも自分の中で大事にしていきます。
そして、ほんの少しですよ、中嶋監督に師事して進化する森友哉、楽しみであり脅威です。
このあとのライオンズの扇の要がどうなるかは、もっと楽しみです!(当面のハラハラも込みでw)
続く
