関東に住む

 

義弟の訃報が 届いた時

 

突然の事で 言葉を失った

 

 

 

日頃から 薬は飲んでいた

 

人の命も いつか消えるものと 判っている

 

しかし それぞれの寿命は 天命なのか 

 

 

 

高校の時 義弟とはクラスが一緒で 

 

席も 前後になった事もある

 

当時は 話した事も無かったのに

 

縁は 不思議なものです

 

 

 

「家族葬にするから・・・」

 

妹の力のない声で 心中 察する

 

 

花も 植えられた場所で 花を咲かせ 

 

静かに 文句も言わず 散っていく

 

 

毎日の当たり前が 当たり前とは思わず

 

この人生は 誰もが初めてだから

 

妹よ 貴女らしく 

 

貴女の人生を 大切に生きて欲しい