きみすけさんの記事を読んでなる程〜と思ったのでリブログしました。

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私はたまたま大人しい癌のタイプでしたが、主治医に一度質問した事があり、その時は私の癌の種類(乳管がん、硬がんなどと名称されるもの)を聞きました。
しかし主治医に言われたことは、種類は何であれ浸潤しているか、していないかが重要で、あなたの場合は浸潤がんなので、微小転移のリスクがあるので全身治療が必要なのです。と仰られました。
結局、早期発見で大人しいタイプであっても、浸潤がんである以上微小転移が無いとは言えない訳なんですね。
微小転移があるかないかは癌の再発、転移という現象が起きて初めて分かるわけで、早期発見で良かったねとは簡単にはいかないということなんですね。
主治医に癌告知を受けた日、一緒に10年頑張りましょうと言われました。
ホルモン療法は5年ですが、更に5年は観察が必要なんですね。
昔、乳がんは兎にも角にも取ればおしまいと思ってました。
他の癌と同じで、患部を切り取れば良いのだと思ってました。
なので早期発見すれば、どんな癌でも治るものだと思ってました。
乳がんになって、初めてそんなものじゃないんだと分かったのです。
何でも早期発見は大切です。
治療における体への負担や費用負担も少なくて済みます。
私は部分摘出で温存しましたが、友人に軽くて良かったねと言われた時は、そうじゃないんだけどなぁと心に思いましたが、その時は乳がんの性質についての説明とかはしませんでした。
温存法ではほとんどの方が受ける標準治療の放射線療法で温存した残った乳腺の再発予防に治療しますが、再発率が40%を10%に下げる効果があるそうなんですが、それでも10%再発しちゃうんですね。
私の場合、放射線療法の晩期合併症の放射線肺臓炎という間質性肺炎を発症させてしまい、ステロイド治療で再燃のスパイラルに落ち込んだので、乳がん治療と合わせて、間質性肺炎治療も続きます。
再燃しやすいので、もしかしたらエンドレスでステロイドを飲むことになるかもしれません。
乳がんは早期発見しても中々一筋縄ではいかない癌なんですね。
テレビなどでは、正確に丁寧に情報を取り扱って欲しいですよね。
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