ある日のお昼どき。
コンビニで買ってきたお弁当をチンしようとしたら、外国人社員の若い男の子が先にレンジを使っていた。
温めているのが手作りのお弁当だったので、レンジが空くのを待つ間に「毎日お弁当を持ってきているの?」と尋ねたところ、「はいそうです。お弁当を買うと高いので」と彼は答えた。「もしかして自分で作ってるの?」とさらに問うたら、そうだとのこと。彼女でも奥さんでもなく、毎日自分で作っているらしい。
20代の若い男子が毎日お弁当を作っているというこの事実。節約のためとはいえ、なんと立派なことか。タッパーにご飯とおかず数種を詰めたそのお弁当は、いかにも男子料理という感じの見た目だが、アジアの調味料の香りがして美味しそう。すごいなぁと感心した。
私も一人になる前はどんなに忙しくとも弁当作りを欠かさなかった。毎日買うと高いのもあるし、買ったものが口に合わなかったり、単純に飽きるというのがその理由。弁当作りのため、週末に常備菜を数種類作り置きするのが習慣だった。
それなのに一人になって以降は料理の頻度が著しく低下し、弁当作りもサボりがち。
仕事で疲れている、心身の具合が芳しくなくて料理をする余裕が無いという理由があったから仕方のない部分もあるのだけれど、この男の子のお弁当を見たら「自分もちゃんとしなきゃ」という風に意識が変わった。彼の弁当はいい刺激だった。
そして毎日は無理でも、以前のように週の半分はなるべく持参しようと決めた。
というわけでぼちぼち再開したお弁当作り。
鎌倉の人気カレー店オクシモロン風のカレーそぼろ弁当
豚ひき肉をクミンやコリアンダーシードのスパイスと炒め、ナンプラーで味付けするだけというお手軽なそぼろなので簡単に作れてオススメ。
パクチーと大葉、レモンを添えるとお店の味に近づく。
そぼろ丼系弁当は少ないおかずで済むので、弁当作り初心者向き。鶏そぼろも私の定番。
サバの味醂干し弁当
ほうれん草の胡麻ナムル、蓮根のきんぴら
アラフォーを過ぎ、油物にめっきり弱くなったので、こういう和食系が一番落ち着く。結局日本人は和食が身体にあっている気がする。
買ったお弁当だと漬物やマカロニサラダなどがちょびっと添えてあるだけで野菜がほとんど無い事が多い。自作の時は少しでも野菜や繊維質の物を入れるようにしている。
オートミール生活の時もやっていた、焼肉弁当
和牛を使い、鎌倉の肉の石川のタレを使うと美味。ナムルは市販のを使う手抜きなお弁当。
手抜きしたい時、ちょっといいものを食べて元気を出したい日はこれ。
塩鮭と煮物の弁当
子供時代から私が一番好きな魚は鮭。
好物が入っているというだけで幸せになれる。
下のリンクの記事で以前に書いたようにお昼ごはんというのは忙しい一日の貴重な息抜き時間。自分が好きなもの、美味しいものを食べるだけで気分が変わる。
自分で作るものは自分の味覚に合っているし、食べる量も調整可能。その点でもやはり自前の弁当はいい。おそらく外国人社員の子も自分の国の料理が一番落ち着くから作っているという部分もあるのだろう。慣れ親しんだ味はホッとする。
私は元々料理が嫌いではない。
しかし一人だと自分しかそれを食べないから、作る張り合いがなくなる。それが料理から遠退いた一因でもある。
といいつつ、一人になる少し前はこの弁当作りや常備菜作りの習慣が己を苦しめていた。それを自分で自分に義務化していたせいで、疲れてイライラしては相手に当たったりしたこともよくあった。今思えば私はひどく自分勝手だった。相手はそれをしてくれとは言っていなかったのに。
弁当以外にも言える事だけど、こうしなきゃダメという習慣や縛りは自分を苦しめるもと。どれほどいい心掛けでも、それでは意味がなくなってしまう。
楽しみながら、苦にならない範囲でやればいい。疲れたから今週は無理だと思う時は無理してやる必要はない。そういう日は息抜きに外食に行くもよし、買って食べるのもよし。今はそう思いながら気楽にやっている。
今週もお疲れ様でした。
一日頑張って、良い週末をお過ごしください。
あなたに沢山の幸せがありますように。
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