熊本遠征③~南阿蘇の日本一~ | 野塾~Outdoor Adventure Field School~since2007~ http://outdoor.geocities.jp/mandt125/
次に向かう先は南阿蘇




外輪山を越えてR57へ出る




外輪山の上から望む阿蘇のカルデラはいつ見ても見事!!




阿蘇でしか見れない風景を楽しみながらハンドルを握る










南阿蘇に入り、県道をしばらく進むと入り口が見えてきた




南阿蘇鉄道にある、日本一長い名前の駅




「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」だ




12角形の木造駅舎が可愛らしい




ここは、僕が高校の卒業自転車旅で九州一周した時に立ち寄った思い出深い場所だ




この駅のことを知ったのは当時、日本一長い名前の駅ということで自転車雑誌に紹介されていたのがきっかけだった









一昨年の秋になおきクンと訪れて以来




その時は全く誰もいなかったのに、今日は沢山の人が駅を訪れていた




明らかに地元の利用客ではない




駅舎に入ると本がズラリと陳列されている




「こんにちはー♪ここは何をやってるの?」




管理している風の若い男女に声をかけた




すると、クルマのナンバーを見たのだろう




「広島からですか?僕たちは学生時代に広島へ6年間住んでいたんですよ。ここは週末だけ古本屋をやってるんです。よかったらゆっくりしていってください。」




笑顔でそう答えてくれた




彼らは普段別の仕事をしていて、週末にはここで本を売っているという




ただ、売っているといっても自由に読んでいってくださいと書かれており、どちらかというと訪れる人との交流を楽しんでいるようだった




彼らの駅を訪れる旅人との会話を人懐っこい笑顔で楽しんでいる姿に好感が持てる




もし僕が今、学生で自転車旅をしている途中にここへ来ていたら、迷わず彼らにお願いしただろう




「ここでシャッターマンさせてもらってもいいですか?」と



シャッターマンとは、有名観光地などで、旅行者が記念撮影をしようとするカメラのシャッターを押して、ありがとうとお礼を言われる自己満足度がとても高い役の名前だ




自分で言うのも嬉しいが、北海道を自転車で旅していた時、最北端の宗谷岬でシャッターマンを名乗り、1日100台以上のカメラのシャッターを押した実績がある




観光地ではかなりニーズのある役割なのだ




当時はデジタルカメラではないため、もちろん画像の確認が出来ない




僕がシャッターを押したその写真がその人その人の一生の思い出になるんだと考えたら、役割の責任と重要性を分かっていただけるだろうか?(笑)










間もなく列車がやって来た




トロッコ列車だ










窓はなく、開放的な車両でとても気持ち良さそうで楽しそうだ




ホームに停車すると、観光客で満員の車両と乗りはしないが、トロッコ列車を撮影するためにカメラを持つ観光客




開放的な上に、妙に近いからなんだかお互い照れ臭い





発車する際にはみんなで手を振って見送った
















列車が去ったあとのホームで記念撮影









駅舎をバックにもパチリ♪










ここも熊本を訪れた際には是非とも立ち寄ってほしいスポットだ







mar-bow