問75 標準レベル

 

律令制下の農民負担について述べた文として誤っているものを、次ののうちから一つ選べ。

 

 庸とはおもに正丁を対象とした人頭税で、正丁の場合、一般的には都での年10日の労役にあたる仕丁に代えて麻布2丈6尺を納めた。

 

 租とは口分田など田地を対象とした土地税で、人頭税とは性格が異なり、また負担は軽く積極的な財政機能は果たしてはいなかった。

 

 雑徭とはおもに正丁を対象とした人頭税で、正丁の場合、年60日を限度に国司のもとで土木事業などに従事する負担だった。

 

 大規模な国家間戦争に備えるために組織された軍団制のもとで、正丁の約3分の1程度が各地に兵士として集められ、彼ら軍団兵士のなかから防人・衛士が選抜された。

 

問75の解説解答は、「早慶大受験・正誤判定新研究149(問75)を考える)」で確認してください。

 

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