問72 標準レベル

 

古代後半から中世前半の時期における日本と大陸との貿易について述べた文として誤っているものを、次ののうちから一つ選べ。

 

 日宋貿易は、摂津に位置する大輪田泊の修築や福原京への遷都などを実行した平清盛の決断で始まった。

 

 大陸との貿易をつうじて、銭や陶磁器に加え、香料や薬品など東南アジアの産物も日本にもたらされた。

 

 蒙古襲来にもかかわらず、日元間の貿易は活発で、朝鮮半島南西部の沖合で発見された「新安沈船」は元から日本にむかう途中で遭難した貿易船だと考えられている。

 

 建長寺船とは、鎌倉時代末期に幕府がこの寺院の修造費用を得るために元に派遣した貿易船である。

 

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