特発性肺線維症の国際診療ガイドラインが2018年9月1日に改定となりました。

https://www.atsjournals.org/doi/full/10.1164/rccm.201807-1255ST

今回は診断方法についてのガイドライン改定です。

改定の主な点は

1)胸部HRCT所見の分類の変更

 patterns of UIP, (UIPパターン)

 probable UIP,

 indeterminate:(鑑別困難)

 alternate diagnosis :(他の診断)

に変更となり、possible UIPが削除されたこと

indeterminateはさらにUIPの可能性があるものとそうでないものに分類されているようです。

2)胸部HRCTでProbable、indeterminate、alternate diagnosisの画像診断の場合にはBALと外科的生検が条件付きで推奨されたこと

3)胸部HRCTでpatterns of UIPの画像診断の場合には外科的生検、経気管支肺生検、クライオバイオプシーを行わないことを強く推奨されたこと、BALを行わないことが条件付きで推奨されたこと

4)複数科の合同カンファレンスを行うことが推奨されたこと

5)血清中のバイオマーカーのみで特発性肺線維症と他のILD(間質性肺疾患)を鑑別しないことが強く推奨されたこと

外科的生検の対象が明確化されたところが大きな変化ではないかと思います。

済生会兵庫県病院呼吸器外来

兵庫県神戸市北区藤原台中町5丁目1-1

http://saiseikai.info/reception/ambulatory/

http://saiseikai.info/

         

曜日
呼吸器外科         
呼吸器内科                  


にほんブログ村