すでに、1週間以上も前の,6月1日のこと~
週間予報では、台風2号や梅雨前線の影響で予報だったのに、だんだん変わり、なんとた
あかりちゃん、今日は、ママ、おばあちゃん(母)とおばちゃん(姉)と京都まで行ってくるからから、パパと一緒にお留守番宜しくね
今回の記事は、人間の旅、しかもママも超超個人的な思い出をめぐった記録です
そもそも、この旅(?)話があがったのは、姉から5月中旬ごろ
「Mちゃんのお墓参りに行こうと思うけど、お母さんも一緒に行ったら気分転換になるかと思う。病院の予定とかはどう?」電話がきたよ。
Mちゃん、私が10歳まで京都に住んでたんだけど、その時の姉と同じ年の幼馴染。家族ぐるみで仲良かったお宅。私たちが引っ越した後も、姉とMちゃん、母とMちゃんのお母さん(おばちゃん)とは連絡とりあって、つきあいは続いてました。そのMちゃん、もともと病気はあったんだけど元気に過ごしていた。でも、4年前に50代で急逝しちゃったの。コロナでお墓詣りも行けなくて、、、心の残りだった姉。
姉は、昨年から6か月間の投薬治療を終え、体調もよく、最終の検査は6月中旬。その間に、コロナでできなかったこいとをやっておきたいということらしい。
さっそく、母と姉の日程調整を行って、、6月1日に決定
出発数日前に、母の新幹線のチケットを買いに行くことにしたんだけど、そのときふっと思った私
6/1は、会議もない
今なら休みもとりやすい
そうだ、一緒に私も京都に行こう
母も今年87才、姉の治療結果もどうなるかわからないし、母娘だけの旅は、もう最後かもしれない。しかも思い出の京都に一緒に行くことはもう絶対ないだろう。。。。
新幹線乗り場の母と姉
二人は1拍してきますよ~
私は、金曜日仕事もあるし、あかりもいるので日帰りします
久しぶりの東海道新幹線
旅のお供は、美味しいお菓子だよね
クルミっこに、がちーハラダの新製品マンゴー味
のぞみは早いあっという間に京都~
Mちゃんのおばちゃんとの待ち合わせもあるので、お昼は京都駅構内で簡単にすまします
とはいえ。せっかく京都に来たから、にしんそば発祥のお店「松葉」さんね
姉は湯葉そば、母は冷たいにしんそば、私は暖かいにしんそば
汁も飲み干すと丼の底にでてくる「松葉」の文字
美味ししいね~~って、すでにテンションあがる3人
そして、外に出てさらにテンションアップ
昔からかわらぬ京都タワー
母と私でツーショット
京都に降りたのは、30年ぶりぐらいかなぁ
仕事で一度来て以来
子供の頃は路面電車が移動のメインだったけど、廃線になり、今では地下鉄にバスですね~
まずはMちゃんのお墓参りね
おばちゃんと会って、おしゃべりが止まらない母
こんな古い建物見ると、京都だな~て、懐かし気になる
ガラスにゆらぎがあるのよね
昭和より前の建物かな?
京都の方のお墓参り、初めてです
お墓には「水塔婆」というものをお供えするのですね
法事などで作る塔婆ではなく、薄い木にお経?と名前をお寺さんが書いてくださり、それをお墓にお供えしますよ
お墓の一角に咲いてた紫陽花
Mちゃん家族とは、夏休みには旅行に行ったり、芋ほり行ったり、私もMちゃんにはよく遊んでもらいました。
ひとりずつ、水塔婆をお供えしてMちゃんのご冥福を祈りました
そこからMちゃんの実家(おばちゃんち)へ移動
車窓から見えた牛若丸と弁慶
河原町御池にある京都市役所の佇まいもかわりませんね~~
手前のガラスの建物はもちろんなかったけど、小学校や、ピアノ教室へ通うのに、市役所は必ず通り道でした
よく、ここで遊んだな~なんて思ってたら、姉がぼそっと
あそこから、人が飛び降り自殺して、地面が血まみれになったの覚えてる、、、
ってさ
寺町通りもきれいになっているけど、面影が残ってて懐かしい
このあと、おばちゃんちでMちゃんの仏壇にお参りさせてもらったり、しばらく話をしたり
京都弁っていいよね~~、子供の頃は京都弁喋っていた自分がまた懐かしく、おばちゃんのおしゃべりが心地よかった
母はおばちゃんとお喋りしてもらってる間に、姉と私は二人でさらに思い出の地巡り
このアーケードの寺町は、友達の家に遊びに行くのに、よく通ったね
こんなお寺も遊び場で、走りまわってたな
河原町通り出てみると
あーー懐かしい、まさに通学路
毎日歩いた通り
祇園祭りの日は、学校へは朝だけいって、すぐに帰るんですよね
この通りは、祇園祭で人が埋め尽くすから、その前にね
学校から帰ったら、祇園祭りは毎年行ったよ
そして、今回私が京都へ来た一番の理由
河原町通から脇へ入ると、通っていた小学校
母校を訪ねたかったの
学校の玄関正面、うわーー懐かしい
といっても、実はこの「京都市立立誠小学校」は1869年に開校し、1993年には閉校しました。
私が通っていたとき、姉のクラスだけは2クラスあったけど、他は1クラスなので、子供は少なかったから、益々減ったのでしょうね
今では、京都の複合施設として再生し、「立誠ガーデン ヒューリック京都」という名のホテルは多目的施設が入って、観光客と地元民が楽しめるようになっており、外観はもちろん修復されました
中に入ると、講堂にあったピアノの展示
小さな図書館があったので入ってみたら、こんなコーナーがあったよ
卒業写真
姉は、この小学校を卒業しているので載ってた
私は4年生までしかいなかったから写真はなかったけど、当時の建物の様子が残ってて、姉と一緒にキャッキャ言いながら昔を懐かしみました
中村玉緒さんも卒業した学校です
校庭だったところは、人工芝が敷いてあって、カフェで買ったコーヒーを楽しむ若者がたくさんいましたよ
記念の姉と私のツーショット
はぁぁ、大満足
どこかでお茶でもしようと、四条大通りへ出ると松竹南座
『寛永堂』本店で、宇治金時食べたよ
抹茶の香りが濃くて、絶品
楽しい時間はあっという間
ここで姉と別れて、私は京都駅へ
バスの中から、また京都タワー
なかなかバスが来なくて、新幹線まで時間がなくて、買いたいお土産買えなかった
でも、美味しい駅弁買って、新幹線の中でのんびりと、写真を見返して、子供の頃を改めて懐かしんだよ
京都滞在時間は、6時間
思い出の場所巡りは、これを分かち合える人じゃないと来れないので、今回これて本当によかった。。。
京都には10年しか住んでないけど、やっぱり京都は大好きで、いつの日か、子供の頃毎年見た、祇園祭や、大文字の送り火を見にきたいな、それに、生活圏だった、平安神宮方面や岡崎の方にもいってみたい、いつか、いつかまた来るよ、という楽しみができました
そして、ここからは京都に一泊(結果的には二泊するはめに)した母と姉の記録です。
翌6月2日、母と姉は、父方のお寺の本家へお参りして、ちょい観光し、18時の新幹線で帰ってくる予定でした
が、梅雨前線の影響で、豪雨が始まり、新幹線のチケットを午後15時に変更し早く帰ると連絡がありました
ところが、、、14時ごろに新幹線運転見合わせ
駅で運転再開を待つことにすると言ったけど、天気図やニュース見てても、関西から愛知にかかる線状降水帯が停滞してる
老人の母と、療養中の姉の体調を考えて、夕方早めに、「あきらめてもう一泊したら?」と連絡したけど、母も元気だし、もう少し待ってみると。
ところが、とうとう20時前、この日は新幹線の運転再開はない、とニュース
そこから、新幹線チケットの払い戻しの人で京都駅はごった返してるらしく姉は、それで手一杯のパニック
電話で状況聞きながら、とにかくホテル探しは自分たちですぐ余裕なし
私はパパさんに協力してもらって、二人が泊まるホテルを検索、確保こんな状態だから、どんどん駅近の安いホテルは埋まっていく中、しかも休前日だけど、かろうじてそこそこのお値段でいいホテル取れてよかったー
翌6/3は朝からあかり地方は豪雨で大変な雨だったけど、京都は快晴だってー
観光楽しんた二人
写真が送られてきたよ
宇治市にある平等院
宇治まで来た理由は観光もあるけど、新幹線チケットの払い戻しのため
結局、前日の京都駅はチケットの払い戻しの対応がしきれず、翌日でもいいという証明書?が発行されたらしい
とはいえ、多くの人が足止め食らった京都駅は3日もごったがえしだったらしく、JR線みどりの窓口がある宇治に来て、混雑もなく夜の新幹線チケットがとれったって
平等院鳳凰堂、見事ですね
青空、朱色、緑のコントラストが実物はもっときれだっただろうな
私の想いでは、小学校のときの写生大会の場所
青紅葉もきれいね~
お昼には茶そばを食べ、お茶は宇治抹茶
ポストは茶壷
こうして、母も姉も京都を楽しんで、元気に夜帰ってきたよ
駅まで迎えに行って、おばあの家まで送ってきたよ
(ゴン兄ちゃん作のあかりスタンプ)
実家で煮もいつ広げながら、足止めされて大変だった京都旅の話をたくさん聞いて、、、
姉たちは、新幹線のチケットは宇治駅で払い戻しして買ったけど、新幹線で一緒になった人は、大阪まで行ったらしく、そこもごった返しで大変だったとか。。。
新幹線に乗って、途中で運転見合わせになるよりも、ホテルに泊まって観光もできてよかったねーと、結果オーライです
なんと言っても、母が、ごったがえしの京都駅の中とかもたくさん歩けたのは、カーブスのおかげ、と自分で言ったらしい
お土産に買ってきてもらったHORAI551の豚まんとシューマイ
大阪名物だけど、やっぱりこれは食べたい
前日に買ってくれたものだけど、コレ、本当は自分で買ってきたかったけど、大行列で新幹線に間に合わないので断念したので、お願いしたのでした
あまりにも姉と私の話が長くて、寝ちゃったあかり
お待たせ、そろそろ帰ろうかね
翌日、姉は、焼きまんじゅう県まで帰ったよ
今週から姉は、最終の検査漬けの日々です。どうかよい結果でありますように
Mちゃんのおばちゃんがら頂いた京都土産
鶴屋義信はデパートにあるけど、これは京都限定品
上品な甘さで、美味です
そして、これも絶品
もったいなくて、けちけち食べてます
母姉が、帰ってこれなくなるというアクシデントつきの、盛沢山の京都旅だったけど、母娘の旅のいい思い出ができました
今回の旅、すべてに感謝です
そして、最後までおつきあいして読んでくださった方にも感謝です