筍を受け取る時間をもらう | ぐるぐる奇譚

ぐるぐる奇譚

私におこった不思議風なお話を伝えたいと思い
書いています。読んで頂けたらうれしいです。

がっつり寝て起床。

仕事行く前に桜の木に挨拶にいく。

 

少し茶色になった桜の花びらが私の前に落ちる。

緑の葉になるって話しかけられた。

春から夏に移るって。

 

絶好調な桜姫様と「押し一族」こと妖精一家。

絵師の筆から生まれた途端、綺麗な色の姿。

 

仕事にごーごー。

 

曇り空を行く。

楽しみは昼休み。

背の高い木立と草花に囲まれてベンチランチ。

藤の花、ツツジが絶好調。緑も。

 

帰路につく。

 

最初の信号が青。

踏切を通過。空いてる。

買い物して帰宅する。

 

気温が低いので石油ファンヒーターに

石油を入れようと外に出る。

 

前のおばさんが鍋を持って声をかけてくれた。

筍を茹でてくれたそうだ。

あとは煮るだけにしてくれている。

久しぶりに話した。元気そうでよかった。

 

そうか、この筍を受け取る時間のため

早く帰ることが出来たのか。筍タイム。

 

頂いた茹で筍を煮るように言われたが

マヨネーズをつけて食べた。

サンマをハーブで焼いて食べた。

 

「天気の子」を見た。

 

オープニング直後

「ライ麦畑でつかまえて」の英語版が

カップラーメンの蓋にのってた。

 

ウディ・アレンの映画、ダリの映画

さまざまな映画の中で出て来た

「ライ麦畑でつかまえて」の原作の洋書。

さまざまな映画で意思を示すため用いられた。

 

まさか2000年代の映画で出会えるとは。

それも1900年代と同じ扱いとは。

 

うける。

 

時間は過ぎて時代は変わった。

が・・・しかし・・・

変わってねーし。サリンジャーの扱い。

私が初めて買った洋書。

 

ザ・キャッチャー・イン・ザ・ライ

 

だったりするー

 

映画を見て思い出した。

 

15才の夏、冷夏だった。夏の間中、雨。

傘を持ち歩いた15才の夏だった。

この冷夏から変わっていく。天候が。

 

過ぎた事だと思っていた。

まさかここであの時をまた感じるとは。

それもサリンジャーを絡めて。

 

時間は前に進んでいるのか。

くるくる同じところを回っているのか。

なぞ。疑問だ。

 

☆☆☆☆☆

 

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あれだけの本に囲まれて暮らしたい。

 

自己肯定感の話。