(2)からの続編でございます
まず兼業行政書士のメリットは
⑤広い視野で行政書士の業務を学べる
自分の場合介護職が本業なのですが、かなりの部分で行政書士業務と関係してるんですね
例えば、外国人職員のビザ(技能実習、特定技能、介護、定住者など)とか、入所者の成年後見業務とか、役所に提出する書類全般(各種加算、法人に関する書類など)などですね
介護職をやっている以上上記の関係業務は目に触れざるを得ないので、当該関係業務で過去に疑問のあったことも、「あっ、そういうことだったんだ!」と、働きながら疑問が解けてることがあります
ある業務を辞めて専業行政書士をやって、元の業務と関係する行政書士業務をやっても同じじゃないの?と思われるかもしれませんが、その場合元の業務をどれだけやったかで行政書士業務に生かせる度合いが関係してくるし、兼業ですと同時進行ですので本業が長かろうが短かろうが相互に広い視野で有益に勉強していけるのでかなりのメリットではないでしょうか
このことは介護業務以外でもかなり当てはまると思います(不動産業、自動車産業etc...)。なんせ行政書士の業務範囲は果てしなく広いんで
⑥ニッチな分野の発見拡大
ハードルが高い部分もありますが、かなり夢がありますね
自社の社員に行政書士の資格を取らせて、兼業を認めて、本業だけでなく役所に提出する書類全般や行政書士に関係する業務を全て任せるという
まぁ自社の事務職等にさせてもいいんですが、行政書士にしかできないこともありますし(アドバイスができるし申請取次、特定行政書士における不服申し立てなど)、他者に当該業務を任せている会社や法人から見ればかなり経費は節約できると思いますね
まぁ、願望に近いですが、今の不景気な世の中で会社が生き残るためにはこれくらいしないとだめでしょう
次に兼業行政書士のデメリット
⑤人に「行政書士どう?」と聞かれると、「あんまりやってない…」と答えるしかない。
昔は恥ずかしかったけど、まぁ0ではないですし、今は兼業と割り切って総収入で価値を考えているので、その辺りは思考転換させてもらってます
時間が少ないし仕方ないです・・・
⑥時間が経つのが早い!
この間申請取次行政書士の資格取ったのに、ほとんど使わずにもうすぐ更新!
まぁ、兼業行政書士における行政書士業務は大器晩成と考えております
野廣行政書士事務所
申請取次/特定行政書士 野廣 智宏
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