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大麻入手「できると思う」3割超…関西の4大学
(2009年10月30日01時15分 読売新聞)
関西大、関西学院大、同志社大、立命館大は29日、今春入学の1年生を対象に行った「薬物に関する意識調査」(有効回答1万9313人)の結果を発表した。
大麻を使用する現場を「見たことがある」と答えたのは700人(3・7%)に上り、大麻入手について3割超が「可能と思う」と回答。大学生の身近に薬物が潜む実態が浮き彫りとなり、各大学は「考えていた以上に危険な状況で、新たな薬物乱用防止策に取り組む」としている。
昨年以降、関西大の学生2人が大麻を売買するなどして逮捕され、同志社大、関学大、立命大でも薬物の所持などで逮捕者が出た。こうした事態を受け、4大学は薬物乱用防止連絡会を設け、今年4~5月に合同で調査を実施した。
大麻の入手の難しさの設問(3大学で調査)は、「少々苦労するが何とか手に入る」の回答が3200人と2割を超え、「簡単に手に入る」も1447人で1割弱あった。使用については「個人の自由」を1454人(7・7%)、「一回くらいなら構わない」を106人(0・6%)が選択。大麻の印象として804人(4・2%)が「気持ちよくなる」を選んだ。
友人の大麻使用を知った場合、7割が「やめるよう説得」「通報」などを選ぶ一方、1割の1889人が「個人の自由なので放っておく」と回答。使用を勧められたら、「断れないかもしれない」とした人が1166人(6・2%)いた。
4大学は集計結果を踏まえ、薬物をテーマとした講座を共通科目に盛り込むなど再発防止教育を強化する方針。集計を担当した関西大学長室の川原哲夫次長は「学生を取り巻く環境は、大学側が思う以上に危うい状況にある。自由や自己責任をはき違えて薬物に走らないよう、しっかり啓発したい」と話している。
引用元→読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091029-OYT1T01097.htm?from=main2
読売新聞の記事から。
「大麻は危険な麻薬である」とか思ってる無知な人は、これを読んで「あー大麻汚染は深刻だ!」とか的外れなことを思うのかもしれないけど、僕たちのように「大麻な薬物じゃない」と思っている人からすれば、「ほら、警察なんかが必死に嘘ついたって、そんな簡単に騙されるほど、市民はバカじゃないんだよ」などと感じてしまう。
僕は一ヶ月ほど前に、京都のあたりに旅行のような感じで出かけていて、京大の学生や、その近辺の人と交流する機会があった。そこで出会った人たちに「こういう活動しているんですよ!」とあさけんの話をすると、半分ぐらいの人が
「知り合いでクサ(大麻のこと)好きなヤツいるよー」
とか
「自分も吸ったことあるよー」
といった話を聞かせてくれて(もちろん、それは日本でやれば違法行為ではあるんだけどともかく)、
「大麻っていうのは危険なものじゃないんですよ!」
なんて力説しなくても、分かってくれる人がほとんどだった。
中には、
「昔、京大生の間で栽培するのが流行っててねー」
なんて話を聞かせてくれるひともいた。(いや、基本的には「犯罪」ではあるんだけど)
ちなみに、僕が交流した人たちというのは、決して大麻愛好家集団などではなく、基本的には市民なので、まぁそれだけ身近なものになっているということはいえると思う(まぁ、保守的かリベラルかで言えばリベラル系の人たちではあったけど、何もアンダーグラウンドな世界に住んでいる人たちじゃない)
だから、話した実感としては、「京都、大阪の方は結構大麻が浸透してるなぁ」という感じだったのである。
で、こういう環境にあって、友人などが大麻を愛好していた場合、何が起こるかと言うと、「あ、大麻って大したことないんだね」ということが実感として分かってしまうのである。これは僕のような非愛好家(未経験者)が、大麻の無害性や法律の矛盾を雄弁に語るよりも大きな効果がある。
「あいつ、大麻好きだけど、生活に何の支障もないじゃん」と思ってしまうのである。
それなのに、大手のメディアや厚労省の広報などが「大麻は麻薬だ!」とか言ったり、警察や大学が「犯罪です!」などと吹聴しているから、「またなんか言ってらー」とシラケてしまうのだ。
京大内にはやたらと「大麻あきまへん」みたいな失笑もののポスターが貼ってあったが、全く金の無駄遣いとしか言いようがない。
ちなみに、こういう文章を書くと、「お前達は大麻を奨励しているのか」とかいうイチャモンが、大学当局からきたりするのだが(彼らはご苦労な事にこのブログをウォッチしてたりする)、別にそういうつもりは一切ない。
いつも言っているように、あさけんは大麻の使用を奨励するつもりはない。
しかし、同時に個人的に使用しているものに対して、その行為をやめるよう要請することもしない。市民は国家権力の手先ではないからである。
(このあたりの法律と市民との関係に関しては、アメリカの奴隷制度に断固反対して、納税を拒否したH.D.ソローの『市民の反抗』などが参考になるが、その議論はまたの機会にしておく。ただし一つ言いたいのは法律守ってればいいわけではないということ。「遵法的に」ユダヤ人差別を認めたナチスの裁判官が戦後どうなったか知っているだろうか?)
だから、使用してるものに対しては「使用のリスク(逮捕など)は覚悟しとけよ」というまでである。
もし「友人が大麻を使用している」と知ってどうしようか悩んでいる人がいたら、通報などの取り返しのつかない処置をとる前に、大麻のことについてよく調べてみてほしい、と思う。きっと大麻に対する見方が変わると思う。(O瀧) 今日発売の「週刊プレイボーイ」で、成田賢壱さんの医療大麻裁判に関する記事が載っています!
記事のタイトルは、
難病患者の悲痛な叫び
「医療大麻を使わせろ!」
~JUDGMENT~
だそうです。
興味のある方は、ぜひ書店・コンビニへGO!
この前の最終弁論のときに来ていた田山奈津子さんの記事と思われます。
裁判で会ったときに、あさけんのことを話したら、興味持ってくださったので、取材に来てくれるといいなー。まぁ、あさけんは大した活動してないんだけどw
→週刊プレイボーイ http://wpb.shueisha.co.jp/
→医療大麻解放戦線 http://ameblo.jp/iryou-taima/
今度の月曜日には、裁判の結果が出るので、どうなるか気になるところですなぁ。