松野哲也の「がんは誰が治すのか」

治癒のしくみと 脳の働き


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プロポリスの飲み方(4)


私は上記プロポリス液を飲まれる際には、徹底的に楽しまれ(A10神経の活性化)、そして感動(右脳・前頭前野の活性化)されることをお勧めしています。

それがどうしてもできないとおっしゃる方には、前述の「カウントダウン呼吸法」や「ヴィッパサナー瞑想」を感動的体験の誘導手段としてご説明することはありますが。



*ある若い男性は、ウイスキーグラスにプロポリス液をいれ、氷を加えてオンザロックにし、鼻歌交じりに楽しそうに踊りながら飲んでいました。程なくして脳下垂体腫瘍は消失したのです。

*PSAが1000を超し、骨にも転移のある前立腺ガンの方には、先に述べましたように徹底的に楽しみを追求し、感動するようお勧めしました。
彼はスキーを趣味とし、登山をしたり旅行をしたりされ、楽しみを追求されました。アフリカで野生動物を見られたときは、とても楽しく心の底から感動されたそうです。
現在、彼のPSA値は0.02を維持しています(通常 <3.5が正常です)。

*カルチャ―センターで英語の先生をなさっていた女性は、B型肝炎ウイルスのキャリアーでした。ご自分でも飲まれましたが、教室にこられるガンのある生徒さんや知人にプロポリスを勧められました。皆さん良好な経過を辿られたのでとても嬉しかったそうです。
教室主催のハイキングがあったとき、前を歩く前立腺ガンがよくなった年配の男性が振り返って笑顔をみせてくれました。彼女はこのとき本当によかったと思い、心の底からの歓びを覚えました。検査するとウイルスは検出されなくなっていたのです


通常、症状があるときプロポリス液は、一口に口に含む量(約30ミリリットル)を症状に応じて一日2,3回飲まれるのが一応の目安と考えています。多い分に問題はありません。ジュース類や乳酸飲料等を加えて飲んで頂いても結構です。


私はガンの手術後に上記プロポリス液を飲まれて再発した例を聞いたことが殆どありません。
肝臓ガンや乳ガン、それにすい臓ガンの術後の転移・再発も消えるくらいですから。少々の取り残したガン細胞やリンパ節へ転移したガン細胞等は消滅しやすいのでしょう。

私はすい臓外科権威である知人のN教授(昭和天皇のすい臓ガンに対処した東大第一外科・藤森教授の門下生)のところに自分で調製したプロポリス液を送っていたことがあります。
すい臓がんの場合、手のかかる大変な手術をしても、ほぼ100%近く、2~3ヶ月後には再発・転移が起きるのが通例です。
このようなCT等による画像上の再発像は立て続けにプロポリスの飲用で消え、患者さん達は皆良好な経過を辿りました。
彼からは、私の研究室に医局員を留学させてほしいという依頼もあったのですが、私がS字結腸ガンを発症してしまったため、このプロジェクトは中断されました。
彼はその後行政職に就き、医療の現場を離れてしまいましたが。


現代の医療ではガンをせっかく手術しても再発してしまい、無効で有害な抗ガン剤治療の乱用で悪化の一途を辿り、亡くなられる例があとを絶たないのが実情です。
いわゆる抗ガン剤死です。なくなる方の7割程度ではないかと言われています。
抗腫瘍免疫態勢さえ整えておきさえすれば、このようなことにならなくてすんだのにと他人事ながら残念な思いをします。



前立腺ガンがみつかった場合、すぐ手術を行う医師がいます。しかし、手術には後遺症の問題こそあれ、生存率といった面で効果がみられないことはスウェーデン等を中心にした北欧での大規模な臨床実験で明らかとなっています。
日本では切ればすっきりするというメンタリティが、まだ根強いのでしょうか。
欧米では、マイクロカプセルを多数埋め込む放射線照射療法が一般的です。

初期で軽度の前立腺ガンなどは、女性ホルモンを併用することもありますが、プロポリス液の飲用で比較的早期に良好な経過を辿られる例に多く接してきました。

国立がんセンターのホーム・ページでは同病院の前立腺ガン治療後の5年生存率は95%を超えると公表しています。これは初期のガンや高齢になって生じるおとなしい、いってみれば放置しても問題がない潜在ガンまで見つけ出して治療してしまうためです。

では、前立腺ガンは治りやすい疾患なのでしょうか。決してそうではありません。
20年前に比べ、同病による死亡者数は約3倍になっているというのが実情なのです。
進行ガンの場合、初期に見つけ対症的に処置すれば、5年以上生存する確率は高くなります。言ってみれば数字のトリックなのです。

前立腺ガンも他のガンと同じく対症療法的な現代医療では治すことの困難な疾患と言えましょう。


私の講演会に参加された方からお聞きしたのですが、その方のご主人はスキルス胃ガンとの診断を受けました。上記プロポリス液を飲まれたところ、手術の際にガンは消えていたそうです。誤診のはずはないと言う医師の検査責めにあっているとのことでした。
手術(声帯もとる)を予定していた上部咽頭ガンの男性にも同じようなことが起こったそうです。

82歳の女性は、小細胞肺ガンで余命1ヶ月と宣告されました。都内にお住いの娘さんからその旨の連絡を受け、30ミリリットルを1日に3回飲まれる方もいらっしゃる旨お伝えしました。
病院では型通りの抗ガン剤治療を1クール行いましたが、1ヶ月半経っても存命なため、検査をしたところ、10cm大のガンは消失していたそうです。
現在では再発予防のためプロポリスを少量飲用されていらっしゃいます。


抗ガン剤でガンが縮小することはあっても治ることは通常ありません。抗腫瘍免疫態勢が整わなければ、ガンは治らないのです。このような場合、抗ガン剤がたまたまガン縮小効果を示したので、プロポリスによる相乗的な効果がでたのではないかと私は思っています。

このような例は悪性リンパ腫や急性白血病でもみられたことがあります。

7cm大の悪性リンパ腫がすい臓の近くに見つかった女性は途中で抗ガン剤治療を断り、あとはプロポリスの飲用で良好な経過を辿りました。彼女はイタリアが好きで、語学の勉強を兼ねて出かけられるようになるのを心待ちにされていたようです。講演会でお会いしましたが、とてもお元気でした。

悪性リンパ腫で抗ガン剤治療をうけていた女性は、それを断り、心機一転されました。皆さんに喜ばれることをご自身の歓びとするように変わられたのです。
毎日毎日は、朝起きただけで幸せな感情に満たされたそうです。たとえどんなに悪天候であろうとも。
彼女は良好な経過を辿られ現在に至っています。

70歳代後半の男性で、抗ガン剤治療をおこないながらプロポリスを飲用されましたが、副作用も殆どなく、完治されました。プロポリスの効果を心から信じられていたようです。

白血病を発症した女子高校生はプロポリスの飲用と食事療法だけで良好な経過を辿られました。その後、イタリアに念願の絵の勉強のために留学されました。

乳ガンのしこりが医療処置を一切受けないで短期に消失した例もあります。

卵巣ガンで、もう片方の卵巣にガン細胞が転移しているだけではなく、大網を含め腹部一面に散っているため、腹部を切開しただけですぐに閉じてしまった方も良好な経過を辿られました。


現代医療では、このような自然治癒例は奇跡的なもので通常はありえない。またあってはならないものである。せいぜい数万例か数十万例に1例あるかないかのものを取り上げたに過ぎないといって、否定的に捉え無視しようとするのが通例です。

ほんの数例を上げたに過ぎませんが、事実はこのとおりなのです。


上記の方たちにはプロポリス液の飲み方などお話ししなかったはずです。
良好な経過を辿られる方は楽しまれるようにお勧めしなくても、「これでよくなる」と無意識裡に感じとられ、信頼感や期待感をもたれることが前頭前野を刺激するのではないかと私には思われます。

(クリックすると大きくなります)
$松野哲也の「がんは誰が治すのか」-プロポリス4

粘膜上皮の子宮頸ガン(あるいは異型性細胞)子宮腺ガン、深部に至らない皮膚ガンにプロポリス液を直接塗布することは、抗腫瘍免疫態勢を整える下地をつくるという点では飲用以上の効率のよさをもつようです。
子宮頸ガン、あるいは異型細胞があると、円錐切除するのが通例です。子宮腺ガンの場合は、最初から転移を疑い、子宮全摘、両卵巣切除、リンパ節廓清を行い、ガン細胞がみつかれば、なぜか、効かないことが自明とされている抗ガン剤治療を行うのが一般的です。患者さんはリンパ切除による下肢の浮腫等の後遺症で悩まされます(リンパ腺と静脈をつなぐ微細手術も予後の改善率はあまり期待できないようです)。


多発性硬化症のような自己免疫疾患でプロポリスを飲用した場合は、抗腫瘍免疫態勢の働きが活性化するのではなく、自己の正常組織を過剰に攻撃しないように免疫態勢が修飾されるようです。これも<運>を介するものと思われます。何と私たちの生命現象は巧妙に制御されるような仕組みになっているのでしょうか。


ですから独自の製法に従って調製された上記プロポリス液を飲まれることは、ゼロ・フィールドのフィードバックシステムを介する自律的プラシーボ反応を行うことに他ならないと私は捉えています。
この際、感動は悦ばしいものによって引き起こされなければならないというものではありません。「ふがいない」、「情けない」等といって大泣きされてもかまわないのです。
要は、情動が心の底から揺すぶられることが肝心なのですから。


なかには治癒という面でプロポリスの効果が見られない場合もありえます。
例えば、小児期(胎児期)のトラウマ等から派生するかたくなさや猜疑心が治癒を妨げることもあるでしょう。
なかには、病院で辛くても治療を受けなければガンは治らないと思い込まされ、病状の変化に伴う不安や恐怖だけに囚われ、とても歓ぶとか無心の期待感・信頼感をもてるようにならない方もいらっしゃるでしょう。
また長期にわたる抗ガン剤等の治療で免疫力が損なわれてしまうと、抗腫瘍免疫態勢も誘導されにくくなります。
最近は、アメリカから電話してよくわかるのですが、相談されたご家族の方の対応からみて、仕事や日常生活のトラブルで摩耗し、心が荒んでいる方が多いようにみうけられます。


感謝の念と思いやりがもてるような素直で柔軟な気持ちをもってガン等の疾患に対処されるのが一番ではないかと私には思われるのです。
そのとき上記プロポリス液が強力な治癒の下準備をしてくれることは私自身の体験や数多くの症例が示しています。



本当の「ガンの治療薬(法)」は、創造主が誰にも見つからないように「身体の叡智」として生命体の奥深くにひっそりと眠るように隠してしまったのではないでしょうか。

これを探り当て上手に利用すれれば、生命活動ができる限り最適に維持されるように私たちの身体はできているのです。
基本的にはどのような条件下でも、身体があるからこそできる体験・学習をし、全力で生を全うするように私たちを創造する宇宙は、無条件の愛から成り立っていると言わざるをえません。
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プロポリスの飲み方(3)


私たちは生命現象を身体・肉体を介して営むようにこの世に生をうけました。それは肉体がなければできないことを体験するためではないでしょうか。
その一つは楽しむことではないかと私には思われます。

快楽、幸福感を創出する神経はA10神経とよばれ、ドーパミンと呼ばれる神経伝達物質を介して作動します。約1万個の同神経・細胞体は脳幹部にあり、軸索といわれる神経線維は脳の様々な領域を介して前頭前野までつながります。
それらは性的な快感によって活性化する(興奮する)部位(視床下部(側室核)、扁桃核、海馬、大脳基底核(被殻)、側坐核、前部帯状回、前頭前野(右脳・前頭前野皮質)とじかにつながるか、その近傍を通過するのです。
このように同神経は性的快感とも密接な関連性をもちます。


$松野哲也の「がんは誰が治すのか」-プロポリス3


ガンになっている人では同神経が麻痺しているというか働かなくなっている例が多いことが明らかとなっています。
アポモルフィンといってドーパミンの分泌を促進する薬があります。パーキンソン病では大脳基底核の黒質部でドーパミンの低下がみられます。これを改善するために主にイギリスで治療薬として採用されています(一般にはL-ドーパという薬が使われますが)。

これを1錠服用すると、通常、ドーパミンの分泌が刺激され、それに伴ってコーチゾールと成長ホルモンの一過性の血中上昇がみられます。
ガンを患っているとこの反応が起きにくいのです。
また心理テストでも、ガンになっている人は往々にして性的関心が欠如していることが指摘されています。


逆だからよいというわけではありませんが、A10神経の活性化や無意識の方向づけを介して右脳・前頭前野が活性化され、長時間ゼロ・フィールドと繋がることはガンの治癒に不可欠な働きをするものと思われます。

A10神経の活性化は性的な快感に付随しているとは限りません。
ひらめき、深い気づき(洞察)、幸せな感覚や無償の愛に付随する歓びを感じる際に同神経は、とくに活性化します。



ガン=死ではありません。
ガンを患うことは、「自らの存在に気づき、「愛」をもって今この一瞬を心から楽しむように変貌する」ためのまたとないチャンスを与えられることではないかと私は理解しています。
この場合の「愛」とは「存在」することに対する無条件の肯定にほかなりません。これによって私たちは肉体の有限性を乗り越えられるのではないでしょうか。
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プロポリスの飲み方(1)


私はガンの症状のある方から、私独自の製法に従って調製されたプロポリス液の飲み方に関するご質問をよく受けます。

そこで、まずは私の体験をお話しした方がお分かり頂きやすいかと思い、とりあえず以下に記すことにしました。


自己診断したとおりのS字結腸ガンを発症したのは1997年の晩秋です。
同部位にある大きなポリープはぎっしりとガン細胞で埋め尽くされ、多量の出血を伴ったので、貧血状態でした。
CT画像では肝臓にも影がありました。腸管からガン細胞が流れ出し、転移していたのでしょう。よく咳をするので、肺への転移も疑われました。

私は手術やそれに続くと思われる抗ガン剤治療を拒否し、わが身を実験台にして治癒を模索することにしたのです。



最初はなすすべもなく、終日二階の寝室のベッドで横になり、呼ばれて食事を摂りに階下へ降りるという生活が続きました。
当面頼れるのは自分で調製したプロポリス液だけです(これで良好な経過を辿った例には多く接してきました)。
一日に何度も不安をかき消すようにこれを飲みました。一口口に含む量(約30ミリリットル)を4~5回ではなかったかと思います。


ベッドに戻ると、カウントダウンの呼吸法を行いました。
眼を瞑り、軽い腹式呼吸(お腹を手で押して)をしながら、ゆっくりと息を吐き出すたびに、10,9,8,7,6、・・・・1と声には出さずに数を逆算するのです。これを2~3回繰り返します。
(座禅で瞑想状態に入るには、数息観といって、通常は1,2,3、・・と数を上げて数えます。その逆です)。

30年ほど前にシルバ・メソッド(当時はシルバ・マインド・コントロールと呼ばれていた、アメリカ流の潜在意識を活性化することによる願望実現法)の講習で教わったものです(腹式呼吸は私が付け加えましたが)。

この呼吸法を行うと、脳波もβ波からα、θ、δ波と深く穏やかなものに変わるようです。
エスカレーターやエレベーターでゆっくりと下に降りていく感じとか、ブランコにのってスイングするときのような浮揚感を味わうこともあります。
上記シルバ・メソッドでは、このような状態になることをレベルに入るといいます。意識がとぎすまされたままで変性意識状態となり、予知能力のような潜在能力が活性化される下地がつくられるのです。
100から数を下げていくと、途中で数を忘れるとか、気持ちよく眠りに落ちることもよくありました(同法では慣れると、3,2,1でレベルに入ります)。


このような呼吸法を繰り返したあと、起きてトイレに行くときなどは、身体の動きに注意を集中するようにしました。
例えば、歩くとき、足が床に着いたり離れたりする感触やくるぶしの動き具合などを観察し心の中で実況中継するのです。自分の体の動き具合を後ろから別人が見るように観察するようなこともよく行いました。
これらは、シルバ・メソッドの講習が終わってから、講師の故・山田孝男さん主催の瞑想会で教わったものです。

このヴァリエーションで誰にでもできる簡単な方法をご紹介しましょう。

入浴中、足の指を浴槽の前の壁面に着け、意識的に呼吸すると、息を吐いたり吸ったりするのに伴い、身体がお湯の中で沈んだり浮いたりします。

今まで気づかなかったこの不思議な感触を深く味わっていると、身体をもって呼吸して生きていることが体感でき、「存在」に対する気づきと深い感動が得られます。それと同時に、生きているのは奇跡的なことにほかならない。いってみれば、「今この瞬間に生きることがすべてである」ということが実感できるのです。
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プロポリスに含まれる抗ガン物質(3)

私の製法に従って調製した飲みやすく吸収されやすいプロポリス抽出液を飲用するか塗布するかしてガンが消えた例が数多くあります。


まずは飲んだ場合について述べましょう。

8センチメートル大の前立腺ガンが消えた例で、各種のリンパ球の動態を調べてみました。

リンパ球はその表面抗原をCD(Cluster of differentiation)何番といったように分類します。それがあるのを+、ないのが-です。
抗腫瘍活性を示すリンパ球であるNK様細胞サブセットにはCD57CD16であらわされるものがあります。
活性の強さは、CD57-CD16+>CD57+CD16+>CD57+CD16-の順です。

$松野哲也の「がんは誰が治すのか」


この例では腫瘍の縮小するのと同時並行して中等度の活性をもつCD57+CD16+が増加しました。ところが一番活性の強いCD57-CD16+はどちらかといえば減少傾向がみられます。


よくナチュラルキラー細胞は、ガン細胞を監視して攻撃するといわれます。
しかし、これは毎日5000個程度できるようなガン細胞に対していえることではないでしょうか。
ガン細胞を悪者にたとえれば、ナチュラルキラー細胞はいってみれば、警官のようなものです。
ところがガン病巣が大きい場合、それは反乱軍となるため、軍隊が立ち向かうか、戦略にたけた奇襲集団が攻撃しなければなりません。


すい臓がんの手術後、2~3ヶ月で予想どおり転移・再発がおこりましたが、プロポリスを飲むと消滅した例が自治医科大学で立て続けにみられました(主治医の教授は東大第一外科出身で、すい臓手術の第一人者でした。私のS字結腸ガンが発症したので、このプロジェクトは中断されましたが)。
この際、ナチュラルキラー細胞(CD16+CD56+CD2+CD3-TCR-や胸腺外分化T細胞(CD56+CD57+))の活性やその数は全く増加していません。


よくガンが治るには免疫能が高まればよいといわれますが、そんなに単純なものではなさそうです。ナチュラルキラー細胞数は笑うことで上昇することが科学的に確かめられているそうです。ではガンは治るのでしょうか。ガンが消えるためには、腫瘍に見合った抗腫瘍免疫態勢が整うことこそが必要ではないでしょうか。


ボーエン病と言って茶褐色の皮膚ガンが自然に消えていくときには、腫瘍にFAS(APO-1/CD97)が多量にみられました。TNF(腫瘍壊死因子)のレセプター(受容体)です。これと関連タンパク質の複雑な相互作用を介してガンのアポト-シス(壊死)がおこります。


では、プロポリスの抗ガン成分は一体何をしているのでしょうか?
私は、それらがリンパ球を一時的な混乱状態に陥れているのではないかと想定しています。
実際、吸収のよいプロポリス抽出液をある程度の量以上飲んだ場合、これらの物質は血中では低濃度ですが、マクロファージやリンパ球から分泌される各種サイトカインの分泌を促進したり、抑制したりします。そのためリンパ球は様々に相互作用しあうのです。
揺れ動くリンパ球の動態は、ある平衡状態(場合によってはエネルギー順位の高い)に向かうでしょう。これが活性化された(抗腫瘍活性を示す)リンパ球なのです。

健康食品として市販されているプロポリスの殆どは飲みにくく、吸収されにくいものです(プロポリスの成分の大半は水に溶けにくいため、身体に問題の少ないエタノールで抽出します。それ自体飲みにくいですし、水で薄めれば不溶性の沈殿を生じます。これからアルコールを蒸散させてカプセルや錠剤にしたものは殆ど吸収されないでしょう。ですから、何かの薬剤で固形化したものを含めて、これらはどのくらい摂取すれば、成分が血中で最低有効濃度になるかが問題となるのではないかと思います)。

このように、プロポリスは直接ガン細胞に働いて抗ガン作用を示すのではなく、治癒の場を形づくる引き金として働くというのが私の仮説です。

多分それらのリンパ球が何らかの<運>といってもよいようなプロセスを介して適切な抗腫瘍態勢をとったときに、幸運にもガンが消えるのではないでしょうか。
<運>が変わるには無意識の方向づけも関係するようです。これについては色々な例をあげて後述しましょう。


直接的に患部に塗布したときは、表層部にある各種の皮膚ガンとか、粘膜表層にできた(0期の)子宮頸部異型細胞、子宮頸ガンあるいは腺ガンが消えることもあります。
図は、足の拇指の付け根にできた有棘細胞ガンが消失したことを示しています。悪性度が高いため、広範囲の切除が必要とされていたものでした。

$松野哲也の「がんは誰が治すのか」

$松野哲也の「がんは誰が治すのか」


それが抗ガン物質の直接的作用なのか、先に述べたような間接的作用によるのかは定かでありません。



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$松野哲也の「がんは誰が治すのか」-プロポリス成分


私たちが明らかにしたプロポリスに含まれる培養・ガン細胞を死滅させる化合物を図に示しました。

PM-2a、PM-2bは、前回述べましたPM-1を分離する際にみつかりました。PM-3はE化学という製薬会社の協力によってみつかったものです。
PM-3は新規物質であり、これらはPMシリーズの一環としてドイツのマックス・プランク研究所が刊行している雑誌(Zeitschrift fur Naturforschung)で発表しました。

PM-3(Z-isomer)という物質はPM-3が光によって変化した新規物質です。T医科歯科大学の医学部・大学院生である40歳代後半の女性(歯科医の奥さん)がみつけました。
彼女が大学院生となったとき、私は日本を立つ準備をしていました。そこで取り急ぎ彼女に実験の手順を伝えておいたのです。実験をサポートする同大学の女性スタッフも紹介しておいたのですが、二人は仲互いをしてしまったようです。彼女がそのことについてアメリカまで電話してきました。
しかし、別の部門のスタッフ達による協力もあり、彼女は同物質を特定するに至ったのです。論文も出し、学位をとった彼女は、現在ある大学の薬学部で教えています。

アルテピリンCに関してはその作用機構について論文で発表しましたが、同化合物については林原生物化学研究所でもその抗ガン作用の研究が行われていました。

$松野哲也の「がんは誰が治すのか」-cape

カフェイン酸・フェネチルエステル(CAPE)に関してはすでに触れました。
グルンバーガ―博士はそれを日焼けによる皮膚ガン誘発防止のための薬剤として開発したかったようです。その物質を化学合成していたのが、以前述べた化学科の教授でした。写真にあるものは私の研究室で化学合成したものです。

$松野哲也の「がんは誰が治すのか」-pm1

PRF-1は前回も述べましたが、未だにその正体がわからないままです。

最初に見だされた新規物質であるPM-1の化学合成には日本円にして数億円かかると試算され、合成手順も途中まで推測できたのですが、ついに化学合成にこぎつけるには至りませんでした。


そこで実験は、化学合成できた(アルテピリンCを化学合成し、それを脱水縮合させることによって得られます)PM-3を中心に行われました。

この物質について見つかった多彩な生理活性については、今回省略しましょう。
要は、通常のアドリアマイシンのような従来の抗ガン剤に比べると切れ味がにぶいのです(5-FUの数分の一程度の活性はありましたが)。
薬理毒性試験でもとくに毒性は示しませんでした。しかし人体に投与するには、多量となるため、様々な副作用がでることが想定されました。
注射すると直接ガン細胞に働きかける抗ガン剤として開発することは断念せざるをえなかったのです。

$松野哲也の「がんは誰が治すのか」-adr


医学部長に相談にいきました。彼はなんとアルテピリンCを臨床試験に使ってみたいと言い出すではないですか。私はわが耳を疑い、落胆しました。
スローン・ケタリングがん記念センターにあるナチュラルキラー細胞・幹細胞の入手に関しては手配してくれましたが(これを使った実験に興味はなかったのですが、のちにプロポリスと抗腫瘍免疫との関係を考える上で、ひとつの契機となったとはいえましょう)。

この絶望がS字結腸ガンをひきおこす最後のとどめとなったようです。
私もガンは直接叩くものだと思っていたのです。周囲の研究者十人が十人ともそうであったように。

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