LCNダイヤモンドパワーの、パワー★

アーティスティック、且、メディカルな視点で15年。
2万人以上を施術してきた美爪師・マニキュアリストの桂子です


※英語でネイリストは「manicurist マニキュアリスト」。
マヌス(手)・キュア(手入れ)が語源で、爪の手入れをする事をマニキュア、爪の手入れをする人をマニキュアリストと言います。
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今日は幾分か涼しいですね~!!
さてさて、今日は。
当店でケアカラーやオフのみにいらしたお客様に施術しております、ドイツのケアラインメーカーLCNの「ダイヤモンドパワー」の素晴らしさ
についてです


ダイヤモンドパワーとは商品名で、ようはポリッシュのトップコートです

先日、自分の手をオフして2日ほど自爪で過ごさなければならない事があり、ダイヤモンドパワーを2度塗りしたのですが。
ついウッカリ塗ったそばから親指を引っ掛けてしまい、塗り直そうとしたのですが、折角なので普通のトップコートを塗って違いをレポートしよう!と写真と動画をご用意しました

こちら↑がLCNのダイヤモンドパワーです。
艶が全く違い、ジェルの様な艶々ですよね

決して、ダイヤモンドパワーを塗った爪をピカピカに磨いて元々ツヤっとさせていた訳ではありません。
動画を見ていただくと、より艶の筋の出方が全く違うのが解ると思います↓(各4秒)
普通のトップコート↓
ダイヤモンドパワー↓
ダイヤモンドパワー↓
如何でしたでしょうか

そして、このダイヤモンドパワー、本物のダイヤモンド粉末が入っているので、艶だけでなくハードナーの役目も担っています。
ダイヤモンドは万物中、最も硬いという事は鉱物学を勉強していない方でも知っているかと思いますが…
実は、わたくし、鉱物学(宝石学)を専攻しておりましたので、少しお固い話になりますが学術的にダイヤモンドの硬さについてお話致します

宝石の硬さを指す「モース硬度」という言葉があります。
ドイツ人の鉱物学者のフリードリヒ・モース博士が作ったのでモース硬度と呼ばれています。
モース硬度は1~10に分けられています。
硬度1の標準鉱物はタルクです。チョークみたいな鉱物です。
硬度2はジプサムという鉱物で、ちなみに人間の爪の硬度は2~3です。
少し飛びまして、硬度7がクォーツ(水晶)です。
少し飛びまして、硬度7がクォーツ(水晶)です。
硬度7以上の鉱物がジュエリーとして使用されるのには適していますが、勿論7以下のジュエリーもあります。
硬度8がトパーズ、9がコランダム(ルビー
、サファイヤ
)、そして10がダイヤモンド
です。



ですが、モース硬度は数値間の硬度の変化は比例しない為、9のコランダム(ルビーやサファイア)と10のダイヤモンドは格段に硬さが違うのです

絶対硬度で言えば、
モース硬度1のタルクを1として、
モース硬度2のジプサムは3、
モース硬度7のクォーツ
は100、

モース硬度8のトパーズ
は200、

モース硬度9のコランダム
は400、


モース硬度10のダイヤモンド
は、なんと1600


数値では9と10の1つしか位は変わりませんが、絶対硬度にすると4倍もの違いがあるんです。
と、言っても、宝石の強度にはこの硬度に加え劈開があるかないか等の靭性と言うものがあるので、硬度はあくまでも「引っ掻いて傷がつかない」ことであり、ダイヤモンドは4方向に完全劈開がある為ある一定の角度で叩くと簡単に割れてしまいます

…と、まぁそのお話は余談としまして。笑
硬くなれば艶も良くなるのは、物理的に解るかと思います。
なので、ダイヤモンド粉末が入りハードナーの役目も果たすダイヤモンドパワーは艶も硬さもプラスされているのです

鉱物学的に見ても納得のダイヤモンドパワー、お固い話はせずとも写真と動画で十分に伝わったかと

因みに、販売もしております

LCNダイヤモンドパワー 8ml ¥1512(税込)
欲しい
と思われた方は、お問い合わせくださいませ!
