以前にも記事にした事があるけど、90年代にフジテレビで放送していた内田有紀さん主演の「翼をください」というドラマ。
大手芸能プロダクションのマネージャーをしていた佐藤浩市さんが、担当していたアイドルが自ら命を絶ってしまったことで業界を去った。
そんな中、旅に出た先で地元の少女(内田有紀)と出会い、自分の中に眠らせていたマネージャー魂のようなものがメラメラと燃え上がり、「芸能界に興味ないかい?」と、思わず声をかけてしまう。
結果、小さな芸能事務所を立ち上げ少女をデビューさせた。
少女は瞬く間にスターへの階段を順調に昇っていたが、それを面白く思っていないのが佐藤浩市さんがマネージャーをしていた大手プロダクションの社長。
様々な邪魔を仕掛けた挙句、内田有紀さんを引き抜こうとして来る。
過去の事件を言ってきたりいろいろ嫌がらせをしてくる大手プロダクション。
内田有紀の為に大手に移籍させた方がいいのかと、佐藤浩市は考えていたが、内田有紀もまた今の自分は自分でない気がして違和感を持っていた。
そして、佐藤浩市は内田有紀を大手プロダクションに移籍させることに同意。
数日後、大々的に内田有紀が移籍の記者会見を開くことになった。
その当日、沢山のマイクの前に座る内田有紀。
それを落胆した様子で見守る佐藤浩市。
対して、今か今かと記者会見が始まるのをニンマリと待ち構えている大手プロダクションの社長が同じ会場内にいた。
いざ、記者会見が始まり内田有紀の第一声は・・・「私は今日限りで引退します!」と。
びっくりした佐藤浩市。
慌てふためく大手プロダクション社長。
と、そんなドラマがあったのは、俺がまだ会社勤めをしていた頃。
その数年後、まさか自分があのドラマで見た佐藤浩市さんのような仕事をするとは思いもしなかった。
だが、不思議なことにそのドラマはフジテレビの過去データーから抹消されていて、当然ながらDVDにもなっていない。
同名の主題歌も内田有紀さんが歌ってCDも出していたはずだが・・・。
追記
今ドラマのWikipedia見たら96年の放送と書いてあったので、俺がプロダクションを立ち上げた後のドラマだった。
反町隆史さんも出てたのを気づかなかったのは、まだデビューしたてだったのかな。
📺ドラマのような俺の実録小説📺