「晴れたら空に骨まいて」
吹き出すほど笑って、そして泣いた本です。

世界のどこかに遺骨を撒いた五組の人々の実話なのですが、悲喜こもごもなチェコでの散骨や、登山家の小説より奇なるヒマラヤ、そしてインドでの子どもの話..

あまり知られていないけど、私だけでなく夫や義母の感想を聞いても、老若男女問わず面白いと思える本だと思います。

余談ですが、
能動態でも受動態でもない、中動態というのがサンスクリット語にはあるらしく。それによると、私はあなたを愛しています は、私のなかに愛はやってきた になるそうです。やってもらった、やってあげた感覚はなく、愛がそこにやってきた、という感覚はいいなと思いました。