大学病院で「もう角膜移植するしかありません」と宣告されたのちは、定期的に近所の開業眼科医に症状が悪化していないか診てもらうだけになった。
幸い、細菌は死滅し、白濁がそれ以上進行することもなく、右目に同様の症状が現れることもなく症状は落ち着いた。
これで、平穏に日常が送れる・・・と思ったのだが、同時にツライ現実に直面することになった。
右目の視力は1.5、それに対して左目は0.04である。
遠近感は全くなくなってしまい、体育の授業では小学生から高校生まで、ずっと苦労するハメになる。
特に困ったのは「塩素が目によくありませんから、プールは見学させてください」と眼医者から言われたことだった。
小学2年、3年、5,6年の担任の教師はその事情を考慮し、他の体育の授業の要素を加味して成績をつけてくれたのだが・・・。
小学4年時の担任は「プールに入っていないので、評価しようがありませんでしょ」と、非常に冷徹に、通知表の体育の成績に「1」をつけたのであった。
しかも、それは1年間ずっと続いたのである。
元々、運動神経は悪いほうではない。中学のときは単純に飛んだり、走ったり、ボールを投げたりするようなスポーツテストなら1級を取るような運動能力は持っている。
しかし、小学・中学・高校・・・の体育の授業を思い出して頂ければご理解いただけると思うのだが、球技の授業が非常に多い。
遠近感のない視力では球技は圧倒的に不利である。
レシーブしようとすればバレーボールは目の前に落ち、フライを捕球しようとすればソフトボールは後ろに落ちる。
テニスボールはラケットの横を虚しくすり抜けていく。
中学になると、体育の授業での私のこの状態を「真面目にやりなさいよ!」とあからさまに罵る連中が出てきた。
単純なスポーツテストなら1級をとる運動能力を持ちながら、球技はてんでダメ、な人間をみれば、視野が狭く精神的にも幼稚な中学生にとっては「あいつ、体育の授業の時ふざけてて真面目にやってないやん。ムカつくわ~」となるだろう。
メインブログの「のだめもどきのせどり修行記」で紹介した、表面は大人受けする優等生の顔、裏では気に入らない同級生を手下(?)を使っていじめていたA子にとって、私は格好の標的だったのである。
散々、手下(?)を使って私を罵らせていた。
しかも、A子は私に面と向かって平然と、片目が不自由な人間を表す、差別用語を投げつけたのである。
「あんた、めっか●になってしまったもんねぇ~」と。(記事が削除対象になると困るので1字伏字にしてあります)
流石に両親と信頼している教師にはA子に差別用語を投げつけられたことを告げたが、「あの子、自分の親や大人の前ではエエ子のフリするの得意やから、あの子の親に言うても何にもならんと思うよ、悔しいやろうけど・・・。相手にせんとき。」と言われ、それ以来A子に何を言われてもやられても徹底的にシカトし続けたのである。
別の高校に進学したのでA子からは解放されたが、別の困った問題が出てきた。
知らず知らず負担の掛かり続けた右目の視力が、どんどん低下し始めたのである・・・。
幸い、細菌は死滅し、白濁がそれ以上進行することもなく、右目に同様の症状が現れることもなく症状は落ち着いた。
これで、平穏に日常が送れる・・・と思ったのだが、同時にツライ現実に直面することになった。
右目の視力は1.5、それに対して左目は0.04である。
遠近感は全くなくなってしまい、体育の授業では小学生から高校生まで、ずっと苦労するハメになる。
特に困ったのは「塩素が目によくありませんから、プールは見学させてください」と眼医者から言われたことだった。
小学2年、3年、5,6年の担任の教師はその事情を考慮し、他の体育の授業の要素を加味して成績をつけてくれたのだが・・・。
小学4年時の担任は「プールに入っていないので、評価しようがありませんでしょ」と、非常に冷徹に、通知表の体育の成績に「1」をつけたのであった。
しかも、それは1年間ずっと続いたのである。
元々、運動神経は悪いほうではない。中学のときは単純に飛んだり、走ったり、ボールを投げたりするようなスポーツテストなら1級を取るような運動能力は持っている。
しかし、小学・中学・高校・・・の体育の授業を思い出して頂ければご理解いただけると思うのだが、球技の授業が非常に多い。
遠近感のない視力では球技は圧倒的に不利である。
レシーブしようとすればバレーボールは目の前に落ち、フライを捕球しようとすればソフトボールは後ろに落ちる。
テニスボールはラケットの横を虚しくすり抜けていく。
中学になると、体育の授業での私のこの状態を「真面目にやりなさいよ!」とあからさまに罵る連中が出てきた。
単純なスポーツテストなら1級をとる運動能力を持ちながら、球技はてんでダメ、な人間をみれば、視野が狭く精神的にも幼稚な中学生にとっては「あいつ、体育の授業の時ふざけてて真面目にやってないやん。ムカつくわ~」となるだろう。
メインブログの「のだめもどきのせどり修行記」で紹介した、表面は大人受けする優等生の顔、裏では気に入らない同級生を手下(?)を使っていじめていたA子にとって、私は格好の標的だったのである。
散々、手下(?)を使って私を罵らせていた。
しかも、A子は私に面と向かって平然と、片目が不自由な人間を表す、差別用語を投げつけたのである。
「あんた、めっか●になってしまったもんねぇ~」と。(記事が削除対象になると困るので1字伏字にしてあります)
流石に両親と信頼している教師にはA子に差別用語を投げつけられたことを告げたが、「あの子、自分の親や大人の前ではエエ子のフリするの得意やから、あの子の親に言うても何にもならんと思うよ、悔しいやろうけど・・・。相手にせんとき。」と言われ、それ以来A子に何を言われてもやられても徹底的にシカトし続けたのである。
別の高校に進学したのでA子からは解放されたが、別の困った問題が出てきた。
知らず知らず負担の掛かり続けた右目の視力が、どんどん低下し始めたのである・・・。