【すべての女性へ贈る
「表現」という名の解放】
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「私」という鏡は、
どんな「貴方」を
映し出せるだろうか。
stage0「自己満足」
stage1「何でも無い日」
今日も何でも無い一日がやってくる。
何て素晴らしいのだろう。
こんな日が永遠に続けば良いと思う日も
もう二度と来ないで欲しいと思う日も
何でも無い一日の顔をしてやってくる。
つまりはきっと、
何でも無いと思える日は特別で、
特別だと思える日こそ
何でもない日なのかもしれない。
stage2「過去」
過去を悔やむという事は、
今、目の前のそばに居てくれる人を
否定するということ。
だから私は、後悔が嫌いだ。
誰もがきっと、どの瞬間も、
精一杯生きて来た。
今思えば「出来たかもしれない」ことも、
その時の自分には出来なかったのだ。
過去の自分を過大評価せず、
ゆるしてあげられれば、
今の当たり前が、奇跡に変わる。
stage3「旅」
「移動」が好きだ。
見た事のない景色や、人々との出逢いは、
新しい感性を与えてくれる。
そしてその新しい感性が、
いつのも景色の中に、
新しい感性を示してくれる。
私は、日常をより深く感じる為に、
移動するのだ。
stage4「小さい人」
いつだって私は
愛情を与えてもらっている側だ。
いつから人は、あんな風に、
誰かを愛し、素直に求めることを、
忘れて行くのだろう。
stage5「人」
人には、自分だけの力では
進めない時がある。
立ち止まっていることに
気がつけない時もある。
ラッキーなことに、私の人生では、
そんな時は決まって誰かが、
「お前なら出来る」と、
背中を押してくれるのだ。
自分のことは自分が一番
分かっているようで、
実は一番見えていなかったりもする。
誰かが自分のことを
信じてくれるということは、
時に、
本人が思ってもいない力まで
発揮させてくれる。
stage6「死」
これは聞いた話になるが
戦争に長らく関わる中で
人の死相が見えるようになった
上官が居たそうだ。
激戦地へと向かう予定の若い兵に
死相が出ていたので
安全な地域へと赴任先を変更したが
それでも彼は亡くなってしまったらしい。
人の生き死には運命で、
変えられぬものなのかもしれない。
自分に何か変えられたのかもしれないという思い自体
おこがましいのかもしれない。
そうだとするならば、
誰かの命を通して感じること全てについて、
自分自身がその出来事とどう向き合っていくかでしか、
行き場の無い思いを救う方法は、
見つけようがない。
今の私が、
かれらのカケラとともに生きている。
それが自分自身に施した、
「救い」なのかもしれない。
stage7「連れ合い」
夫と一緒に美味しい食べ物を食べている時が、
一番幸せかもしれない。
いつか1人でご飯を食べる日が来ても、
この光景を思い出そう。
いつか1人でご飯を食べさせる日が来るかもしれないから、
今日も美味しい料理を作ろう。
いつか冷たくなった手を握る日が来たら、
夜、布団に寝転びながら
声を殺して泣いている私に寄り添い、
頭をそっと撫でてくれた
柔らかい手を思い出そう。
いつか冷たくなった手を
握らせる日が来るかもしれないから、
今はこのあたたかい手を差し出そう。
stage8「女」
女として生きて33年経つが、
依然としてその答えは見つからない。
私には、夫が居る。
感性を交わせる人生のパートナーに巡り会う事が出来ただけでも、
生まれて来た事に感謝できる。
人生の最後に、
どんな形で幕を閉じられれば幸せかと考えた時、
家族との思い出が走馬灯で見られれば、
と、純粋に思える。
とはいえ、当然ながら、
私の人生を夫に委ねるわけにはいかない。
もちろん、娘たち家族にも同じ事。
共にゆるくもたれかかりながらも、
自分の人生は自分の足で歩かなければ、
自分に対する責任が取れそうに無い。
「あなたのせいで私は」
「あなたのために私は」
愛情の顔をした責任転嫁は、
この世に溢れかえっている。
いつ其れが私の足をすくいにくるのだろうかと
脳裏よぎるだけで、
いてもたっても居られなくなる。
stage9「自分」
好きなものを
好きだと
素直に言えるかどうかどうかが、
全てなのだと思う。
Last stage「自己満足の向こう側」
自己満足とは
たとえ誰が見ていなくとも
せずにはいられない行為である。
つまり人目をはばからず、
何の評価も関係なく
生理的に行いたいものなのだ。
だからこそそれは、
その人の本質を突き、
人生において
重要な何かを
指し示すのではないだろうか。
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エッセイ「究極の自己満足」を書くに至るきっかけ
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このブログは、2017/6/24に出版予定の
著書公開を中心としたエッセイです。
「旅」「日常」「アート」「子育て」「女」「家族」
をキーワードに綴っています。
よろしくお願いします。
※私の記事はシェア、リブログともに自由です。
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野田夏梨 Noda Karin
エッセイスト / イベンター / パティシエール
http://www.spancall.net/introduction
アートイベント「西条酒蔵芸術祭2017」
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