月曜は遠方で緊張する取材があったのですが、目的地までかなり歩く必要がありました。朝4時に起きてスーと1時間みっちり散歩していたので、足はすでに疲れています。睡眠不足でもあります。もちろん、夕方もスーと同じくらい散歩。足は、もうパンパンになりました。

 

 

昨日火曜の朝は、そういうわけで、もんのすごく疲れていましたが、散歩しないわけにはいきません(雨が降っていた!)。さらに疲れはたまり、ストレッチをしてもクタクタです。何のやる気も起きません。

 

 

 

わたしの仕事は、取材の準備もそれなりに大変ですが、もちろんそれ以降のほうが何倍も大変。締め切りまでに原稿を書かなければなりません。その「あああ、いやだなあ」という精神的負担も重なって、散歩をし、ストレッチし、ご飯食べたら、グッタリとまた横になってしまいました。

 

 

あーあ。

 

 

しかし、そのとき、気づいたのです。

 

 

いまのこの「クタクタの状態」。何もしたくない、ドンヨリした体調。これって体のなかでもろもろ崩れて散らかったものが、元の状態に戻ろうとがんばっているサインなのではないかと。

 

 

ほら、家の中だって、お客さんが来た後とか、いつもと違うイベントをしたとか、大掃除をしていったん物を全部出してしまったとか…もろもろ突発的なことがあると大々的に散らかってしまって、それを見てゲンナリするじゃないですか。

 

 

あれに似た「とっ散らかった現象」がカラダの内部でも起きるんじゃないか。

 

 

それが「ぐったり」とか「ゲンナリ」とか、そういう感覚になって現れるんじゃないかと。

 

 

・・・ということは、ですよ。「ぐったり」や「ゲンナリ」は、もう一度、体の各所を整えるための「前向きな行い」なのです。(見た目は寝てても、体のなかは前向きかつ勤勉!)

 

 

いやあ、がんばっているんだ。いまのわたし。

 

 

こうやってダラダラ、ゴロゴロ、朝っぱらから寝転がっているけれど奮闘しているのです。カラダのなかでは、とっ散らかったあれこれを必死で片付けているところなのだ。

 

 

おそらく足のほうでは、たまった乳酸をなんとかしていることでしょう。頭のほうは、昨日の緊張と今日の低気圧で調子を崩したところを何とかしようとがんばっているでしょう。おなかのほうは、便通をなんとかしようとはからっているに違いありません。

 

 

「やる気が出ない」っていうのはつまり、このカラダの中が調整中である証拠なんだ。

 

 

本人、こうやって寝ているけれども。

 

 

…そんなふうに思ってしばらくダラダラしていたら、少ーーしずつ動く気になって、わりに普通に、やろうと思っていたことをやって、一日が暮れました。

 

 

あたりまえのことしか書いてない気がしますが(ごめん)、疲れているときは、体のなかが頑張っている。

 

 

だから寝てても偉い。寝てこそ偉い。

 

 

生真面目で自分に厳しい人には、案外、効く呪文な気がしますよ。

 

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  コメント、ありがとうございます。

 

■sakae0325さん

そうですよねえ。関東と関西、かなりいろんなことが違いますもんね。年をとってから馴染むのは難しいかもしれません。私も、いま、長崎から大阪に来たらなじめないかも。あと自由!大切ですよねえ。行き来する生活、いいですねー。