昨日は、午後から取材で外に出て、明日はさらに遠方に行くので、今日は中休み。朝からちょっと多めにおかずを作ったりしました。

 

 

しみじみ、思いますが、家事というのは「自分で自分の面倒を見る」ということですねえ。

 

 

この「自分」というものは、大体、日に3度、おなかがすくので、そのおなかの世話をしなければなりません。毎回毎回、バタバタと準備するのも大変だから、作っておくなり、買っておくなりして段取りしておく必要がある。心のなかで「朝はこれ食べて、昼はこうして、夜はこうしよう」と何となく決めておくだけでもだいぶん、違います。

 

 

同じように掃除とか洗濯とかも「自分の面倒」。入浴、歯磨き、排せつ、着替えなんかは、もっと基礎的な「自分の面倒」です。

 

 

「家事」と「身だしなみ」は分けて考えがちだけど、「自分の面倒」という意味では同じなんだなあ。

 

 

自分のカラダから離れたものに働きかけるのが「家事」なら、自分のカラダに直接、働きかけるのが「身だしなみ」。

 

 

どちらも、美しさとか手入れのよさとか、センスの良さなんかを求めてしまう分野であり、そこで差がついたりもするのですが、わたし、自分の今後を考えると、もう、そんなことはいいんじゃないか。そんなことより、「毎日、ちゃんと繰り返す」のが大事なんじゃないかと思いつつあります。

 

 

全部を自分の面倒と考えて、自分で自分の面倒をずっと見られるように、手を抜かずに繰り返せるよう努力したり、体調なんかに合わせて柔軟にやり方を変えたり。

 

 

 

昨日の仕事帰り、寒空の駅で飛び込んだ駅の鏡には、相も変わらず、自分をがっかりさせるほどの「オバアサンの自分」がいましたが、手を洗って鏡に背中を向けて

 

 

それが、どうした?

 

 

と心のなかで言ってトイレを後にしました。

 

 

それが、どうした?それで、いいじゃないか。

 

 

自分で自分の面倒を見る、のなかには、「自分をグズグズさせない割り切り」と「現実の受容」も含まれるのだと思う。

 

 

堂々といこう。

 

 

 

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  コメント、ありがとうございます。

■やなこさん

わあああ。ありがとうございます。そんなことを書いていましたか。過去記事を見つけてエールを送ってくださるなんて感激です。

 

■sakae0325

いや、ほんと寒さは気持ちをダウンさせますねえ。細胞単位でキュッと縮こまってしょんぼりするのでしょうか(笑)五十肩、治るんですねえ。希望を持ちます!