20年で小遣いが70%減少?これが景気回復しない理由!?
内閣府の日本経済レポートが発表された。
これを読み込んでまた解説したいと思うが
中小企業には厳しく、大企業には優しい世の中が顕著に示されているようだ。
日本の経済がまだまだ弱々しく力強く復活し切れていない1つの理由に
個人消費がある。
その個人消費で面白いデータがあった。
大人の小遣いが激減しているそうだ。
2003年から2023年の20年で
年間の小遣いが
家庭1人だけ働いている世帯では、24.8万円から7.2万円に、70%減少し
家庭で2人以上働いている世帯では、35.0万円から9.1万円とこれまた74%減少している。
ただ、家計調査では何に使われているか不明なために
全国化傾向増調査で見てみると
個人的な支出(これが小遣いと想定)
使用品目は
食料、教養娯楽、被服履き物、その他
20年で
食料は2.3%増えて
被服履き物 29.3%減少
教養娯楽 16.4%減少
と大幅減少のようだ。
小遣いではなく使用している中でも
交際費、仕送りが40%近く減少している。
ひとつの要因が持ち家率が20年で高まり
消費性向が1.4%減少しているとある。
アメリカ型の
家を持つ、車を持つというのが
現代の日本人の幸福感とは実はかけ離れてきているのではないか?
と感じる。
家、車を所有しない生き方を支援するのも
経営者としては考えてみないといけないのではにだろうか?
中小企業経営者が知っておきたい時事ネタを抜粋して解説してます。
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