GPF男子シングルの戦いを振り返って

過去最高レベルの、激しい戦いであったとしみじみ感じています。

 

北京まで、男子のレベルを大幅に引き上げたのはネイサンでした。

そして、またアメリカの選手であるマリニンが、SPに4Aをぶち込んでくると言うとんでもない事を成功させ

これまた、男子シングルの選手全員を奮起させる起爆剤となりました。

 

世界選手権2連覇中、現世界王者の昌磨さんも

これには強く反応し、一気にアスリート魂に火がついてしまいました。

もちろん、ゆまちの存在もあってのことです。

 

 

スポーツ競技である以上、高難度ジャンプの点数が高くなるのは当然でしょう。

これまで、ベテランになり演技の円熟みが増し、フィギュアスケートの真髄とも言える”美の表現”に磨きがかかる頃には、身体能力やメンタルが限界で引退する選手が多かったと思います。

そういう選手が引退するたびに、「これからだったのに・・・」と残念な気持ちになりました。

 

今、昌磨さんが挑戦しようとしているのが、まさに「これから!」と言う演技だと思います。

その世界を、昌磨さんならみせてくれるのではないかと

私は大きな期待を寄せています。

 

そして・・・

 

 

ステファンは、NHK杯の結果を受けて泣いてくれたそうですね。

選手の代りに涙を流し

そして、愛弟子の演技を世界最高と讃える

 

こんなコーチが側にいてくれたら、出来そうな気がするのです。

このお二人なら、実現してくれると信じていたいです。

 

 

 

全日本に向けて・・・

 

 

昌磨さんの「世界選手権にいけるなら・・・」という言葉

わたしなぞ、当然のように思っていましたが

国内競争も激しさを増し、簡単にはトップ3になれない状況であることを物語っています。

 

ゆまちも、4Fか4Tを入れる事を模索中の様です。

投入した構成でしっかり練習できたか

もしくは、「これを入れないと、どうにもならない!」と判断した時は、入れてくるかもしれませんね。

それくらいの危機感を持って、全日本に向かっていると言う事でしょう。

 

とは言え、あと1週間程しかありませんアセアセ

 

無理はして欲しくない

でも、頑張って代表入りして欲しい

 

ん~~~~、ファン心も複雑です。