2016-2017シーズンのFS ブエノスアイレス午前零時は
後半は「ロコへのバラード」と
これまた2曲使いなんですね。
作曲は両曲とも、アストル・ピアソラ
振付は、もちろん樋口美穂子先生
あの、今更なんですが
何なの!
このプログラム!!!
まず、ちょっと前のブログ記事に
「昌磨君もいつかタンゴやるだろし・・・」なんて事書いちゃってて
これアルゼンチンタンゴだし
もう、またまた衝撃を受けてしまいました。
そう言えば聞き覚えはあるんです、この曲。
この頃の私がいかにフィギュアスケートへの関心が薄れていたか
分かる・・・
このプログラムに何の反応もなかったなんて
自分が信じられない
私、何やってたんだ
こんな難しい曲に挑戦していたんだ!
樋口先生もなかなかやりますね
こういうのを見ると、彼の表現力のレベルの高さを
一層感じます。
プログラム前半の『ブエノスアイレス午前零時』で表現されてるのは、作曲者アストル・ピアソラが、ナイトクラブやキャバレーで演奏していたころの街の風景だそうです。
深夜12時の休憩時間に、店を出て、ぶらっと周辺を散歩をした時に感じた印象をそのまま音楽として表現したもの。
Kotaro-MarksによるPixabayからの画像
冒頭のコンッと靴を鳴らすとこ
インパクトがあって印象的
ゆったりとした曲調の中で
シャープなジャンプ(1本はオーバーターンで残念だったけど)
スピンを過ぎたあたりから徐々に曲のスピードが増してゆく中
見事としか言いようのないステップシーケンスが繰り広げられる
独特なタンゴの音楽に
寸分違わず体をのせていく
すごい!
本当に芸術的!
(もっとPCSくれーーーって叫びたい!技術点より高くてもいいんじゃないかい?)
解説の人たちも
無茶苦茶褒めてくれてるよね
ヒューヒューとなる口笛が
「お前の演技、最高だぜ!」って言ってるみたい
それにこの衣装
ゴージャスで完璧!
今度の「新作ボレロ」にも使えそう
アストル・ピアソラ作曲 ブエノスアイレス零時
演奏:アストル・ピアソラとコンフント9
1983年6月11日、ブエノスアイレス、コロン劇場におけるライブ録音
人間の本能に直接訴える魅力ある音楽
ピアソラ生誕100年を迎え、盛り上がりを見せる2021年。タンゴやピアソラを聴いたことがない人も、難しい話なしに広く聴いてほしいと三浦は力を込める。
「でも、一度聴いたら、病みつきになってしまう。人間の本能にまで直接訴えかけてくる力、魅力がある音楽だと僕はずっと信じて活動しています。気を付けないと虜になってしまいます。僕なんか、コンサートでピアソラを嫌というほど弾いたのに、帰りの車ではやっぱりピアソラをかけてしまうぐらい(笑)」
危険な魅力(?)を孕むそのピアソラは、病気で倒れる少し前にこんな言葉を残している。
「私は、100年後に私の作品が人々に聴かれているという幻想を抱いている。時々それを確信するのは、私のつくる音楽が他とは違うものだからだ」。
もし彼がTGSを聴いたら、何というだろう。
「ピアソラの真骨頂だけはなくさないことを常に一番に考えているので、あんまり大目玉をくらうことにならないだろうと願っています。そして、ピアソラ作品はこの先もっともっと聴かれていくはずですから、そのひとつとしてTGSも自信を持って活動して、盛り上げていきたいと思っています」
“病みつき”は覚悟せよ!アルバムやコンサートで、ぜひTGSによる新しいピアソラを堪能してほしい。
PIWも連日盛り上がっているようですね
きょうはボレロ pic.twitter.com/QbuphDgUEo
— fairy⛸🇯🇵📣🌈✨ (@Fairyonice1) May 3, 2021
なんか
ぴょ~~んって感じだけど、きゃわいい
後半「ロコへのバラード」へつづく・・・