最悪の組み合わせ、パニック障害と不整脈との戦い -3ページ目

最悪の組み合わせ、パニック障害と不整脈との戦い

2013年はじめ、突然パニック障害を発症しました。
いろんなお医者さん、いろんな薬、いろんな療法を試して克服したと安心していましたが、2019年に何と再発!

ここ10年くらいの頻拍発生のケースを分析して、今後何とか頻拍の発生を抑えて行きたい。覚えている頻拍で最初のは、海外出張の帰り空港での朝食の場面。何となく胸がドキドキしていてうざい。でもその時はパニック障害も不整脈も知らない時代で、ビールでも飲んで寝てみるかぐらいの気持ちで飛行機で少し寝たら完全に元に戻った。幸せな時代だ。

次は割と激しい運動をした後の発生。以前はよくジョギングしていたが、なんかどんどん苦しくなるのでおかしいなと思って一休みすると、脈拍がものすごく高い。ジョギング中にしては異常に速い。このときはしばらく休んでゆっくり家に帰った。朝は体操をしていて反復横跳びもしていた。これは結構きついのだが、それが終わったら急に心臓がバクバクしてきて、明らかな頻拍に移行。以後、ジョギングも反復横跳びもやらないことに。
 

公園で懸垂をしていたら突然頻脈状態に。ほぼ1年ぶりに頻脈。とにかく脈を計るとものすごく速いい、そして規則正しい脈ではなく、時々乱れも発生しているように思った。家がすぐ近くなのでとにかく家に戻ることにする。とにかく早く心電図を測定しないといけないと思い、マンションのエレベーターに乗った瞬間に持っている携帯型心電図で測定を開始。1つの脈を観測すると「ピッ」という音が鳴る。それが「ピピピピピピ」とものすごい速い連続音になってますます不安になる。

 

結局このときの脈拍は180くらい。帰宅後はまず抗不整脈薬のシベノールを1錠飲み、何回が心電図を撮るもみんな同じようは波形。ついでにワイパックスも飲み、何とか頻脈が収まってくれないか祈るような気持ちで待つ。10分、15分と経過すると少しずつ脈が遅くなる瞬間が出現してきて、30分もするとすっかり収まった。良かった。本当に良かった。後日主治医に波形を見せるとこれは心房粗動だということで、心房細動ではなかった。

昨年の始めに脈拍160以上の頻拍を経験していたが、それから1年以上頻拍が無くて安心していたらついにまた発生してしまった。最近は健康のため毎日近くの公園で懸垂をしているが、最初に何回か懸垂して一休みしていたら、何となく不整脈が発生しているような気がして、喉に手をあてて脈をとってみるといつもの一拍休みのような不整脈が一発。

まあいつものヤツなので大したことないだろうと思い、もう数回懸垂を続けて今日のノルマを終了。公園の水飲み場で手を洗うために歩いていると、何か不整脈がどんどん起こっている気がしたので、まずは手を洗って脈診してみると、心臓がものすごく乱打していて、バクバクどころの騒ぎではない。手をグルグル回したり、態勢を少し変えてみたが、全く止まる気もなし。今までの大きな不整脈は大抵は運動している最中や、運動後や、お酒を飲んだときに発生している。とにかくついでにパニック発作にならないように祈りつつ自宅へ急ぐ。