映画「さまよう刃」を観て | のっちのブログ

のっちのブログ

40歳を過ぎた中年男の日々の思いや出来事を徒然と・・・

今日は「さまよう刃」を観てきました。




期待が大きすぎたせいか少し肩すかしをくらった感じ。
予告編だけで充分だったかなと思いました。予告編、見せすぎです。

寺尾聡も竹野内豊も伊東四郎もすごくいいんですが、どうもリアリティがない。
死体の顔色はいいし、レイプシーンや殺人シーンが「茶番」にしか見えない。
お隣、韓国では「チェイサー」や「オールドボーイ」が撮れるのに、なぜ日本ではホラーが得意なのにリアリティ溢れるバイオレンスが描けないのか?悲しいです。「容疑者Xの献身」でも松雪泰子親子の殺人シーンがグダグダで映画を台無しにしていました。

前半でもっとリアルな死体や、もっとリアルなレイプシーンがあれば、寺尾聡の最初の殺人にもっと感情移入できたのに。

寺尾聡は東尾監督に似てますね。途中から石田純一を追いかけてる錯覚に襲われました(笑)

うちのばあちゃんの爺ちゃんくらいの時代までは親の仇打ちなら殺人も許されていたんですよねぇ。日本人は基本的に「リベンジ」好き。赤穂浪士好き(笑)
それなのにこのラスト。納得いきませんでした。


映画のラストは川崎のシーンでした。
チネチッタ川崎前が舞台なので、観るのであればぜひこの映画はチネチッタで観てほしいですね^^