今日、2月18日は「いのちの日」。

 えっ?聞いたことないって?…それもそうだろうね。2月18日を「いのちの日」って決めたのは、ほかでもないNOBURINだからね。

 では、なぜ今日2月18日が「いのちの日」であるかというと、


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2009年2月18日にこの平成の名曲「いのちの歌」が発売されたのにちなんで。

 今日の朝刊を読んでいたら、大阪の母子支援施設に入所中の母親が、3歳の息子を5階のベランダから突き落としたとして、殺人未遂の容疑で起訴されたという記事が載っていたよ。この母親、精神鑑定を行っているところから、おそらく、事件の前にいろいろとあったんだtろうね。

 この事件、一番悪いのは、子供を突き落とした母親だろうけど、悪いのは母親だけではないのではないかと思うよ。

 この母親が、ここまで追い込んだまわりの人々…例えば子供の父親とかね、なんかにも責任はあるんだろうね。

 そして、周りの人ももう少し、気をつけていれば、今回の事件は防げたのではないかと思うんだ。


 生きてゆくことの意味 

 問いかけるそのたびに

 胸をよぎるいとしい

 人々の暖かさ


 この母親も、自分の生きていく意味を問いかけ、支えてくれる周りの人々の暖かさに気づいていれば、そして、周りの人々も、この母親に暖かさを感じさせることができていれば、この事件はおきなかったのだろうね。


 この星の片隅で

 めぐり会えた奇跡は

 どんな宝石よりも

 大切な宝物



 せっかく、こうやって親子として出会えたのだから、この出会いという宝物を、大切にするべきだったよね。そして、周りの人々も、この出会いをもっと大切にしていたら、この母親も、ここまで追い込まれることはなかったのじゃないかな?


 泣きたい日もある

 絶望に嘆く日も

 そんなとき そばにいいて

 寄り添うあなたの影



 この母親も、おそらく泣きたい日も、絶望に嘆く日もあったのだろうと推測される…というより、そんな日の連続だったのかも知れないよね。でも、そんなときに、そばにいて寄り添ってくれる人がいたのであれば、今回のことはおきなかったと思うよ。


 二人で歌えば 

 懐かしくよみがえる

 ふるさとの夕焼けの

 やさしいあのぬくもり


 そして、そばにいて寄り添ってくれる人がいたのなら、自分が幼いころに育ったふるさとのこと、自分を育ててくれた両親のことも重い出したことであろう。それを思い出すことができたら、どんな事情があろうとも、自分の子供を手にかけるなんてことは、絶対にできなかったはずだよね。


 本当に大事なものは

 隠れて見えない

 ささやかすぎる 日々のなかに

 かけがえない 喜びがある


 この母親も、周りの人々も…いや、それだけではない、我々も本当にだいじなもの、これを見失っているのかもしれないよね。本当に大事なもの…隠れて見えないだけに、ついつい考えないことが多いけど、それが何であるのか、一人一人がしっかりと考えていかないと、この社会はいつまでたっても良くなっていかないと思うんだ。


 いつかは誰でも

 この星にサヨナラを

 するときがくるけれど

 いのちは継がれてゆく


 その子供は、母親がこの星からサヨナラをした後に、いのちを継いでいってくれる大事な人。そんな子供のいのちを奪おうとした責任は重いよね。これは、母親で毛ではない、子供のいのちが奪われようとした事件を防ぐことができなかった大人たちみんなの責任。


 生まれてきたこと 

 育ててもらえたこと

 出会ったこと 笑ったこと

 そのすべてにありがとう

 このいのちにありがとう


 この母親は、これから裁判にかけられ、処罰されるであろう。しかし、この事件は、決して一人の犯人を処罰するだけで終わらせてはいけない。なぜなら、一人の犯人を処罰するだけで終わらせてしまったら、おそらく第2、第3の同様の事件がおきるからである。

 日本の警察は優秀であり、犯人の検挙率は高い。これは、確かにすばらしいことである。法を犯した者は、逮捕して処罰を与える…それjは、法治国家のルールだからね。

 でも、もっと大事なことは、犯罪を予防することだと思うんだ。たとえ、この母親を逮捕して、処罰しても、母親にベランダから突き落とされたという心の傷は一生消えないであろう。一つ間違えると、それが新たな犯罪をうむ可能性すらある。

 犯罪を予防するためには、生まれてきたこと、出会いに対する感謝の気持ちを一人一人が持つことであろう。「いのちの歌」の最後のフレーズにもあるこの0気持ちを

一人一人が持つことができたら、犯罪率そのものが自然と減少していくであろうし、自殺も自然と減少していくものと、確信しているよ。

 そして、それが実現できたときは、この国は誰もが暮らしやすい、すばらしい社会となることであろう。

 そんな社会の実現を目指して、「いのち」の重みについて一人一人が考えていくようになってほしい…そんな願いから「いのちの日」を制定したんだ。

 そして、「いのち」のことを考えるのに、この「いのちの歌」を聴きながら考えるのも効果的だろうね。

 これほど、「いのち」の大切さ、重みを考えさせられる曲はないのだろうね。その意味で、NOBURINは、この「いのちの歌」をぜひとも学校の教材に採用してほしい…そうも思っているよ。 


 平成の名曲「いのちの歌」についての詳細はこちら


 そして、「いのちの歌」を心から愛し、広めていきたいという人のためのグルっぽ


 「平成の名曲『いのちの歌』を広めたいよ~」


 こちらの参加者も募集しているよ(注:入試あり)


※ 本文中挿入 「いのちの歌」(茉奈佳奈)