からだというのは正直で

こころと繋がっているな、というのは

本当によく感じます。

私は出産を経験しているのだけれども、

その時のことを思い出すと、本当にそうだなと思います。

陣痛が始まったときに、

意識を子宮に向けます。

痛みにではなく。

子宮はまぁるい壺みたいになっていて

その入り口(出口?)が少しずつ広がって

赤ちゃんが出てくるのだけれども

波が寄せてくるのに合わせて

こころを開きます。

赤ちゃんが生まれようとする波。

壺の入り口のところを

ひとつの花のように感じます。

波のエネルギーとともに

白くて美しい大きな花が(色は何でもいいんだけど)

波にのせて少しずつ少しずつ

開いていきます。

月夜に咲く月下美人の花のような感じです。

息は静かにふーーっと吐いていきます。

周りから見ると、瞑想しているみたいな感じですね。

最初はほんとうに、あぐらをかいているのでそう見える。

そのうち横になって眼を閉じて

花を開いていく。

こころを開きます。

ここだな、というときが分かるので(なぜか)

そこで少しいきむと(ん!ってする感じです)

するりん!

と生まれてきてくれました。

この感覚は少し

先日の羽黒山の階段を登ったときに似ていて

肉体的に少し負荷がかかりながらも

気持ちよくて

赤ちゃんはその先にいるのではなくて

すでに共にいて

登りきったところには

大きな喜びが待っていました。

恐怖や辛さというのはありません。

こころが開くとからだも開く。

出産はいろんな形があると思うので、

これが正しいというのはないと思いますが

私が出産を3回経験して

からだで感じ、得た感覚です。

羽黒山を登ったとき

人生を重ねたけど

出産もそうだったなと思い出しました。

そして最近とくにからだとこころの繋がりを感じるので

書いてみたくなってしまいました(*^_^*)

満月の夜にはちょうどいいかもね。

台風も来たし

今日もどこかで赤ちゃんが生まれているはず。