主は与え、主は取り去られる | 横浜チャーチサイド ストーリーズ

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2024年3月17日

 

72才と7ヶ月

迷っていました。

今年も車両保険の更新をするべきかどうか、

どこで、車を手離すべきかを。

昨年のこの時期も迷いに迷って、

「もう一年」と思って継続したのでした。

 

ところが、今年も、もう一年と思っていた矢先、

しかも、今晩、ネット更新予定しようとしていた、

その矢先でした。

私は同乗者2名と共に、

車をガードレールにぶつけてしまったのです。

 

「交通事故」そのものがまだ信じられないのですが、

ここまで、無事故できていたことそのものが、

奇跡以外の何物でもなかったこと、

しかも、現在、免許はゴールドです。

なのに、

ついさっきまでのっていた車はレッカー車で移動され、もう帰ってきません。

一瞬、自分で手離そうとしないから、

神様が取り去られたと思ったのです。

 

ガードレールに車をぶつけた時も、

私とすれば、不思議状態でした。

バイパスへの入り口に向かう道の三叉路を曲がるところで、

お腹の痛みがピークに達し、目かすみはじめ、

カーブが曲がりきれず、

気がついたら、吸い込まれるように、ガードレールにぶつかっていたのです。

同乗者の方に、

「車がガードレールにぶつかっています。」

と言われた気が付きました。

初めての経験です。

お腹の痛み以外は、

私自身は無傷でフロントガラスに頭をぶつけることもなく、

警察の方もエアバックがでていないので、

スピードはでていなかったのがわかります、

と、いうことでした。

 

かなり冷静になってみれば、

何十年と、車は私にとって生活の一部でしたから、

車無き生活と働きは今後成り立つのでしょうか?

想像だに、難し、です。

 

けれども、なぜか、感謝が沸き起こって来るのです。

まずは、対人事故ではなかったこと。

ここに、何らかの神様からのメッセージがあることを今、

汲みとろうとしています。

ただ、

同乗者のお一人が、

おからだを前の座席の後部で打たれたので、

後遺症がとても心配です。

 

更に不思議だったのは、

事故当初から、見ず知らずの方が「大丈夫ですか」と飛んできてくださり、

ズーっと、側にいてくださり、

さいごは、ここまでその方の車で送ってくださったのです。

一人の同乗者の方は救急車で病院に搬送され、手当てを受けられた後は電車でお帰りくださったのですが、もう一人の同乗者の方と私は、その方にお世話になりました。

天使に見守られたような感じです。

 

さらに、さらに、

実は、一緒に車で帰った同乗者の方こそ、

つい最近、心臓の手術をされ、こうした外出も術後初めてでしたから、

一番の心配だったのですが。

なんと、その方は、さいごまで心臓も守られたどころか、

反対に私のお世話をしてくださったのです。

 

わたしは、何だか、とても大切な経験をさせていただいたようです。

30才から車に乗り始め、違反は度々あったものの、

よくもいままで無事故でいられたものだったと、

今さらのようにこの42年間の車生活は、

私にとっては、奇跡だったことに気がついたのです。

神様の眼差しをかんぜずにはおられません。