ボランティア@死を待つ人の家 | いっぺん死んでこい〜女医NOBUKOのブログ〜

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生き方も死に方も自分で決めよう、ついでに親の見送り方も。
内科医23年の女医が語る、生き方・死に方・日常のあれこれ

まだ今日もお腹がたまーにキリキリ痛むけど
悪くなってはない感じ

昨日からの宿は、一晩泊まってみて

日本人が経営してて、ご飯・洗濯・飲み水etcのシステムがとっても過ごしやすく作られてるし、Wi-Fiもよく繋がるんだけど。。

エアコンからの風の臭いだけは閉口(T_T)


同じ宿に泊まってる女の子が、私が今日から行く施設に長く行ってるとの事だったので、彼女がいつも7時すぎに出るって聞いたから、朝はそれに合わせて用意

今日一泊だけは女子だけのドミトリーなので
8人部屋へ荷物を移動



インド1ヶ月滞在のメインは
今日から約2週間のボランティア@マザーハウス 
今日は観光しようかと思ってたけど
宿の人も彼女も、あんまり観光するところないって言うし、寺院とか興味ないので、早速今日からボランティアしちゃおうと

月水金が登録できる曜日だけど
別の曜日はワンデーパスがもらえるから
今日明日で2Day pass をもらって
ボランティア向けに提供される朝食を頂く
チャイ、バナナ、食パン



宿から一緒の彼女と話していたら
京都在住だけど、尼崎(!)の特養で介護職で
やだ、同じ業界じゃん!て盛り上がり

別の男子で同じ宿の30代の子は
愛知から来た小児科の先生で、話がさらに盛り上がる

その後、30分弱バスに乗ってそれぞれの施設へ移動
車内で買う8ルピーの切符
バス停はモザイクタイルがちらほら
アメリカで習いに行った事があるくらい、モザイクタイル好き
バラナシより都会感あり
有名なカーリー寺院。朝から既に現地の人が並んでる
朝一はヤギの頭を落とす儀式があるとか。
ボランティアがお休みの木曜日の朝、ここだけは行かなきゃ



いくつか施設がある中、私は
カーリガート(死を待つ人の家)へ
ここからは写真🆖


誰かが何かを教えてくれるわけじゃないから
人の動きを見なきゃいけないんだけど

50人弱のためのベッドが、約50cm間隔で並んでる中、端の方で何やら処置をしていたから見に行くと

顔、首、前胸部、上腕、お腹、太もも内側に、ガス爆発で火傷を負った女性を囲んでシスターが処置中

傷に張り付いたガーゼを生理食塩水を撒きながら剥がしては、傷を濡らしたガーゼで拭いて、硝酸銀のクリームを塗ってまたガーゼ、包帯、という処置



傷に張り付いたガーゼを剥がす時の小さな悲鳴
歪む顔、ギュッと握る手

低い階級の人ばかりだから英語が通じないけど
身振り手振りでほんの少し理解できる程度
もちろん施設の人は英語わかるけど



室内だけど暑いし湿気がすごいし
クリームは塗る前に流れるし
上腕はガーゼ剥がしたら
あぁ、感染してる(T_T)っていう傷で

25年前は日本でも毎日のようにガーゼ交換してたけど、今はこんな処置しない 

でもここはインド🇮🇳
物資もないし、そもそも清潔不潔の概念が日本と全然違うし、そのまま手を握って見てた



この施設は、路上で倒れてる人をボランティアがここに運び込んで、まず髪の毛を剃られる所から始まる(どんな病気持ってるかわからないから)

路上で寝てたから床ずれもできてるし
栄養状態も悪いけど

ここに来て脱水とか栄養状態が良くなって元気になったら、また路上に戻ったり、家族のところに戻ったり(探せたら)していく



普段のここのスケジュールは4:30起床〜17:00就寝

今日は日曜日だから休息日で、10時からクリスチャンは施設の人も患者さんもミサ、他の人はおやつ
今日は他の曜日よりは仕事が格段に少ない


そしてここでのトイレ事情に驚く

インドのトイレは和式だから
しゃがめない人はそもそも無理

車椅子の座面が、便座のみでできていて
(下に受ける容器はない)

トイレのスペースでそのまま床に排泄して
陰部も床も水で流す

そして便失禁して下着や洋服を汚した時は
トイレスペースの床に裸で転がして、全身水で洗う
汚れたものもそこの床で洗う

排泄物を水で床の排水口に流して
裸のまま車椅子に乗せて
拭かずに施設着を上から着せてベッドに帰る

そんな中、とにかく右手はご飯を食べる手だから
右手だけは使い捨て手袋をはめるのと

子宮脱の人が多いこと!

色々びっくり



とにかく、ここでは水で洗えば綺麗な模様




10:30-10:50は私たちも休憩
暑いけど熱いチャイ飲んで

そこからはお昼ご飯の準備

水、ポテトチキンカレー、タイ米のプレートを配る

目が見えない人、自分で食事ができない人には食事介助をするんだけど、私が当たった人は食べたくないみたいで、いらないって首を振りながら口を開けない

見よう見まねでタイ米とカレーを右手(素手)でぐちゃぐちゃに混ぜて口元に持ってくんだけど。。

私に教えてくれる人は、その人の頭を押さえつけて、口開けて!てな感じで無理やり押し込む(T_T)
それを私にやれと(T_T)


目の前のスタッフは、凄い勢いで食べさせてから、私に替わって!って言って、その人の頭を押さえつけて食べさせる。。。
イヤイヤ言いながら結局全部食べたけど、見てるの辛かった(T_T)(T_T)



そのあとは、みんなをベッドに連れて行って
ご飯食べた椅子とテーブルを全部動かして
ほうきで掃いて、石鹸水撒いてほうきみたいのでこすって、水を流してスイーパーで床の水を集めて、椅子とテーブルを戻して午前の部は終了

床が石なのと
気温が高いからすぐ乾くからこその掃除方法

ボランティアは、同性のフロアのお手伝いしかできないんだけど、男性はしがみタバコのお陰で頸部の癌の人が多いって


一旦宿に帰る
カーリー寺院前のお土産の屋台通り
サードアイのシール
女神の寺院だけあって女子っぽい



バスからの景色

バスは派手で可愛い


聞いたら、ボランティアは中学生以上ならできると


宿の近くのスーパーマーケットを教えてもらい
歯磨き粉とか、お菓子を少し購入



お腹の具合がイマイチなので、外食はせず
お昼はお菓子を少し食べる


午後からのボランティアは15時からだけど
夕方本部で日本人シスターからのお話があるので
ボランティアには出かけず、英作文の宿題を進める

この、日本人シスターからの話がすごく良かったのと、今日の昼ごはんの胸が痛かった話でディスカッション

30年前行ってたカトリックの中高では
シスターの話なんかに一切耳を傾けなかったというのに(笑)  今日の話はヤバかったなー 

貧しさとは
愛とは
好きとは
etc

ま、30年前はこんな話、無理だわ



そして

結局昨日私が乗ろうとしていた電車は
9時間20分遅れて到着して
今朝の時点でコルカタまで200km地点を走ってるって情報だったから、飛行機に変更して正解だった


昼にお菓子食べなきゃよかった(T_T)って位
お腹が重いので、夕食断食@インド

こんなにお腹の調子が悪いのが続くのは初めてだー




おしまい