過去の満たされない思いを管理組合で晴らさないで | 廣田信子のブログ

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マンションコミュニティ研究会、MSC㈱代表廣田信子より
日々のマンション生活やお仕事に、また人生にちょっとプラスになるストーリーをお届けしています。
一人ひとりが自分らしく活躍しながら、力を合わせることで豊かに暮らす、新しいコミュニティ型社会を目指して・・・

こんにちは! 廣田信子です。

 

管理組合の役員の方々の懇親の席で、

 

「管理組合の理事って、バカばっかりでしょう。」

と、突然言われてびっくり。

 

私が、その言葉のきつさに

びっくりしていることに気づくと、

 

トーンを下げて、

「バカというか、

みんな法律のことがよく分かっていないでしょう。」

…と。

 

そして続きます。

 

「法律が専門の自分から見たら、

ほんとうに法律が分かっていない。

 

それなのに、

いろいろうるさいことを言ってかき回す人がいるので、

きっちり言ってやりましたよ」…と。

 

法務関係の役所に勤めていた方で、

法律には詳しいと自信を持っているようです。

 

ご自身の経歴を話された後、

「司法試験には通らなかったけど」…と。

 

どうでもいいことのようですが、

司法試験にあと一歩のところまでいったということは

挫折であると同時に、

周りにも認めてほしいことなのでしょう。

 

さらに、自分がいた役所の学閥の話をされ、

だから、その学閥外の自分は正当に評価されなかった

ということを、ほんとうに悔しそうに話します。

 

短い間に、

自身のプライドとコンプレックスを

こんなに分かりやすく見せてくれる方は

珍しいと思いました。

 

こういう方は、多いのですが、

たいてい、最初は、少しオブラートに包んでいます。

 

「司法試験があと一歩で通らなかった」

「自分はA大なので、

組織の学閥から外れていて出世できなかった」

 

このパターンの話は、よく聞きます。

 

受からなくてあきらめたことを、

40年以上たっても、

プライドとコンプレックスが混じった感情で、

あえて話さずにはいられない…

「司法試験」って不思議なものです。

 

社会できちんと評価されているA大出身というプライドと、

さらに評価が上の大学出身じゃないというコンプレックスを

今でも持ち続け、口に出さずにはいられない

…これも不思議です。

 

個人的には、

人間って、幾つになっても、

ほんとうに認められたい生き物なのだと、

ちょっと愛おしい気持ちもしました。

 

でも、管理組合の中で、

コンプレックスを晴らすための言動があったら、

それは、とても迷惑なことですし、

決して尊敬されないことなので、

やめましょう…と言いたいです。

 

「管理組合の理事って、バカばっかり」

なんて思って、

 

上から目線で法律論を振りかざし、

「言ってやった」なんていう

コミュニケーションの取り方は最悪です。

 

第2の人生、ましてやコミュニティの中では、

過去の記号は必要ないのです。

 

管理組合の中で、みんなに尊敬され、

合意形成のかなめとなっている方は、

 

出身大学も、どこまで出世したかなんてことも

まったく関係がない世界で、

 

上から目線などなく、みんなの話に耳を傾け、

労を惜しまずコミュニティの中で汗をかいています。

 

 

自分が、昔、満たされなかった部分を、

管理組合活動の中で満たそうとしていないか、

 

ぜひ自己チェックをして、

思い当ったら、自分を変えましょう。

 

ここは、管理組合であり、コミュニティなのですから…。

 

それに、その方が、

絶対に、周囲の人にも認められ、

ご自身の人生にもプラスになると思います。

 

過去の記号と関係なく、

今、輝いている人を目指しましょうね。

 

 

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