本 【社長の心得】 | 堀江信明

堀江信明

30代に向けて~情報整理~

2014.3.20(thu)

本 【社長の心得】

   小宮一慶

▼ 小宮一慶
   (生年月日) 1957年~
   (出身)   大阪府
   (学歴)   京都大学法学部
          ダートマス大学エイモスタック経営大学院 MBAを取得
   (職業)   経営コンサルタント
   (創業)   1996年 小宮コンサルタンツ
   (HP)    http://www.komcon.co.jp/

  □ 関連ブログ 

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       ○ 売上高利益率

  ② 2014.2.17(mon) 会計学 【パナソニックとシャープ】
      ┃東洋経済
       ○ 売上原価率



社長の心得

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▼ 社長の心得


  社長の心得◎目次


  序章◎良い会社とは何か? 社長の仕事とは何か?

  1 良い会社を定義する―――22
     良い会社とは何かを知り、常に意識しておくことが、
     いい会社にする第一歩である。
  2 良い会社の要件①―――24
     会社は、お客さまが喜ぶ商品・サービスを提供することで、
     社会に貢献し、継続していくことができる。
  3 良い会社の要件②1―――26
     働く人の様子を見れば、良い会社かどうかが分かる。
     お客さまと同時に、働く人も幸せにすることが大切である。
  4 良い会社の要件②2―――28
     会社が働く人に与えることができる幸せの第一は、
     働くことそのものから得られる幸せである。
  5 いい会社の要件③―――30
     高収益企業であること。
     それは、良い会社に必須の要件であり、
     利益率は、良い会社であるかどうかを客観的に知る指標である。
  6 利益とは何か①―――32
     利益は、お客さま、働く人、会社、会社を良くするためのコストであり、
     良い仕事をしている結果であり、評価である。
  7 利益とは何か②―――34
     利益は、「目的」ではなく「目標」である。
  8 社長の仕事①―――36
     社長は、遠い将来を見据えて、環境の変化を予測し、
     会社の方向づけを行う。
  9 社長の仕事②―――38
     良い会社には必ず、しっかりとした理念があり、
     それが徹底されている。
     そして、社長がそれを「指揮官先頭」で実践している。
  10 社長の三つの時間―――40
     現状維持と問題解決に費やされる時間のどれだけを、
     新しいビジネス機会を追求に充てれるかで、
     会社の成長と将来が決まる。
  11 事業を定義する①―――42
     自社が社会に対してできる「独自の貢献」を考える。
     お客さまは「相対的に」他社と見比べている。
     ライバルを常にチェックせよ。
  12 事業を定義する②―――44
     社長も社員もお客さまもワクワクできる高収益の事業を行う。
  13 小さくなる能力を持つ―――46
     会社は、「小さくなる能力」を持たなければならない。
  14 財務諸表で会社の状況を知る―――48
     社長は自社の財務諸表で「安全性」「収益性」「将来性」を
     常にチャックしていなければならない。
  15 月末には預金残高を確認する―――50
     社長は、月末には預金残高を確認しなければならない。
  16 常に余裕を持つ―――52
     常に、ヒト、モノ、カネに余裕を持った経営を行う。



  第1章◎社長と社員の基礎力を高める

  17 働く人の基礎力を高める―――56
     中小企業では、お客さま第一のために、
     働く人の「基礎力」を高めることが重要。
  18 並の人をスーパーマンに育てる―――58
     お客さま第一の「小さな行動」や環境整備は、
     社員の基礎力を上げる最良の方法である。
  19 お客さま第一を仕組み化する―――60
     お客さま第一の「小さな行動」の徹底が、
     離職率を低め、高収益企業をつくる。
  20 環境整備の徹底が企業を変える―――62
     環境整備の徹底によって、基礎力の高い従業員をつくる。
  21 工夫がさらなく工夫を生む―――64
     お客さまに喜んでいただくための小さな行動や環境整備を徹底すれば、
     結果として確実に業績に結びつく。
  22 目的と成果を間違わない―――66
     お客さま第一の結果、売上げが向上するのであって、
     売上げのためにお客さま第一を行っても、うまくいなかい。
  23 お客さま第一の本質は何か?―――68
     お客さま第一主義とは、お客さまの喜ぶ商品・サービスを、
     開発し続け、提供し続けることである。
  24 お客さまが求めているものの優先順位―――70
     お客さまは、「商品・サービス」を買う。
     気合や精神論を買うわけではない。
  25 ビジョンを体現する―――72
     社長は、「歩くビジョン・理念」でなければならない。



  第2章◎社長が持つべき仕事観

  26 仕事に対する思い込み―――76
     社員のモチベーションアップに努めるより、
     働きがいを高めれば、人はもうやめておけというほど働く。
  27 仕事に対するモチベーションを阻害するもの―――78
     「仕事は楽しいからやるものではなく、
      生活のためにやらなければいけないもの」という仕事観が、
     モチベーションを阻害している。
  28 成功する人の仕事観―――80
     仕事は楽しい、仕事自体が生きるモチベーションだ、
     と考えている人が成功する。
  29 そもそも仕事は何のため?―――82
     お金のために働いている時間が短い人ほど稼いでいる?
     社員が仕事を楽しんで行うために何ができるかを考える。
  30 モチベーションより働きがい―――84
     社員に与えられる幸せは、「働く幸せ」と「経済的幸せ」であり、
     この順番を間違えてはいけない。
  31 社会貢献―――86
     社員にとっての最大のインセンティブは、
     自分が仕事を通じて、人に喜んでもらい、
     社会に貢献しているという手応えである。
  32 数字は結果―――88
     数字は、目的なのではなく、
     「良い仕事」の結果を検証するためのものである。
  33 目的と結果―――90
     「目的」と「目標」の違いを知る。
  34 数字を目的化させない―――92
     「お金を追うな、仕事を追え」。
  35 数字に対する社員の意識―――94
     数字のために働いているという意識を社員に持たせてはいけない。
     儲かっているときも、数字のゲームに興じてはいけない。
  36 論語と算盤―――96
     長期的にビジネスを成功させる経営者は、
     普遍的な哲学を持っている。
  37 商道の真ん中―――98
     社長は普遍的な哲学を生き方の根本に置き、
     それを会社の求心力にしていなければならない。
  38 営業活動とは何か?―――100
     営業活動とは、お客さまが求める商品・サービスが
     ここにあることを伝える「親切活動」である。
  39 営業会議で共有されるべきこと―――102
     営業会議では、自社の商品やサービスが広がることが
     世の中にどんだけ貢献するか、それを共有することが先決である。
  40 潰れる会社、踏ん張る会社①―――104
     社員が会社に貢献しようと思っているうちは、会社は潰れない。
  41 潰れる会社、踏ん張る会社②―――106
     最後の最後に、社員が踏ん張れるかで、会社の命運は決まる
  42 会社が社員に求めるべきもの①―――108
     会社が社員に求めるのは、社員の「時間」ではなく、
     「貢献」であることを社員にきちんと伝えなければいけない。
  43 会社が社員に求めるべきもの②―――110
     会社は勉強しに来るところではなく、
     お客さまや会社に貢献するために働くところであることを、
     社員に教えなければならない。
  44 詰めを怠らない①―――112
     PDCAは、月に一度ではなく、何度でも回す。
  45 詰めを怠らない②―――114
     あと一歩踏み込む「詰め」が、会社を変える。
  46 詰めを怠らない③―――116
     徹底的に「詰める」とは、仮説を立てて、実行し、
     検証し続けることであって人を数字で追い詰めることではない。



  第3章◎社長が知っておくべき人材育成の要諦

  47 人材育成の基本①―――120
     平均値で、人を見ない。
     トップランナーを下位の人と同じように管理してはいけない。
  48 人材育成の基本②―――122
     全員をオールラウンド・プレイヤーに育てようとするより、
     各人の強みを見つけて伸ばすほうがチームは強くなる。
  49 良いところを見つける①―――124
     部下を心から褒められることが、
     人を使えるようになる第一歩である。
  50 良いところを見つける②―――126
     どこからでも誰からでも学ぶ人が、
     人の良いところを見えつけ、心から褒めることができる。
  51 適材適所―――128
     適材適所とは、長所を見つけて、それを使うことである。
  52 褒めることとおだてること―――130
     「褒める」とは、良いところを良いと言うことである。
     ダメなところを良いと言って、「おだてて」はいけない。
  53 進歩の徹底①―――132
     精いっぱい働いたかどうか、
     0.01歩でも進歩したかどうかを反省してから帰らせる。
  54 進歩の徹底②―――134
     個々人が自分の生産性を上げていくこと自体が、
     より多くの人を喜ばせ、経済を発展させる社会貢献となる。
  55 進歩の徹底③―――136
     常に、「改善点はないか?」と考え、
     工夫させることで、人は伸びる。
  56 規律の中の自由①―――138
     「管理」と「規律」は違う。
     「規律の中の自由」が正しい社風である。
  57 規律の中の自由②―――140
     自発的に能動的に学んでいく一流の人間を育てるのが、
     人材育成の要である。
  58 規律の中の自由③―――142
     人は管理するものではなく、コーチするものである。
  59 仕事の基礎の徹底①―――144
     社長は、数字を常にチェックし、
     部下にも数字で具体的に考えさせなければならない。
  60 仕事の基本の徹底②―――146
     ダブルチェックは責任を分散させ、人を甘くする。
     甘いプロなどいない。
     一人で仕事をまっとうさせなければプロは育たない
  61 生き方を教える―――148
     若いころから、「正しい考え方や生き方」を社員に学ばせることが、
     社長が行うべきもっとも重要な人材育成である。
  62 行動の結果で評価うする―――150
     考え方を行動に落とし込み、その行動の結果を評価する。
  63 教育ようり採用―――152
     教育も大事だが、採用に時間とお金をかけて、
     最初から適切な人をバスに乗せることが
     結局はいちばんの近道。



  第4章◎社長としての人物像
  
  64 社長が語るべき三つのこと―――156
     社長は常に、「理念」と「現場」と「夢」を語れ。
  65 理念を語る①―――158
     優れた企業には、明確な「理念」がある。
  66 理念を語る②―――160
     事業を通して社会に貢献する気概を持つ。
     その使命感が、会社をより強く大きくする。
  67 理念を語る③―――162
     常に、理念を語り続け、社内に浸透させ続けることは、
     社長のもっとも重要な仕事のひとつである。
  68 理念を体現する①―――164
     いったん理念を制定したら、まず社長自身がそれに従い、
     理念を体現し続けなければならない。
  69 理念を体現する②―――166
     リーダーシップとは、理屈ではなく、
     「覚悟」である。
  70 理念を体現する③―――168
     指揮官先頭。教え、指示するのではなく、
     先頭に立って行うのが、リーダーである。
  71 現場を語る①―――170
     社長は、お客さまとの接点である現場を熟知し、
     現場に出て、いちばん厳しいお客さまの目を持たなければならない。
  72 現場を語る②―――172
     大名行列の「視察」では現場は見えない。
     社長に現場の真実が見えなくなったとき、
     会社は傾き始める。
  73 夢を語る―――174
     「理念」と「現場」だけでは社員は動かない。
     社長は常に、「夢」を語り続ける必要がある。
  74 プロ集団をつくる―――176
     楽ではない仕事を楽しくやり、
     社員に自分の名前で仕事ができるプロになってもらう。
  75 努力し続ける―――178
     一流の人ほど努力をする。
  76 会社を経営する目的―――180
     「良い仕事」をsるうことを目的とする限り、終わりはない。
  77 会社を潰す社長①―――182
     明るく、元気で、大雑把で、見栄っ張りな社長が会社を潰す。
  78 会社を潰す社長②―――184
     事業欲の行き過ぎる社長、が会社を潰す。
     「成長と安定のバランス」をとることが大切である。
  79 会社を潰す社長③―――186
     会社を潰す社長は、習うより教える側、聞くより話す側、
     自分を変えるより相手を変える側に立とうとする。
  80 会社を潰す社長④―――188
     社長は、誰よりも、会社の数字に強くなければならない。
  81 会社を潰す社長⑤―――190
     常に「For the company」で行動せよ。
     社長が公私混同をやめれば、会社は強くなる。
  82 公私混同の基準―――192
     それを社員がやっても許せますか?―――許せない行為は、社長もしてはいけない。
  83 カリスマ社長の限界①―――194
     「カリスマ社長」を求心力にする会社より、
     「考え方」を求心力にする会社が強い。
  84 カリスマ社長の限界②―――196
     カリスマ創業社長の仕事は、
     自分がいなくても回り続ける会社をつくることである。
  85 カリスマ社長の限界③―――198
     社長は、会社の「理念」「ビジョン」の「教祖」でなく、
     「宣教師」にならなくてはならない。
  86 社長の器―――200
     社長の器が会社の器を決める。
     器を大きくするために、社長は正しい生き方を学び続け、
     それに基づき断を下さなければならない。
  87 長く成長し続ける会社の社長の条件①―――202
     アンテナは高く、腰は低く。
     業績を上げる社長は、謙虚に人の話を聴く。
  88 長く成長し続ける会社の社長の条件②―――204
     どんなに出世しても、謙虚でいないと、感度が鈍る。
  89 長く成長し続ける会社の社長の条件③―――206
     強い会社の社長は、常に貪欲に、学び続ける。
     社長が学ばずして従業員が学ぶことはない。
  90 長く成長し続ける会社の社長の条件④―――208
     強い会社の社長は、自分の関心を世間の関心に合わせることで
     常に環境の変化を読み取り、企業の方向づけを行う。
  91 長く成長し続ける会社の社長の条件⑤―――210
     チャンスは、準備していた者だけが活かせる。
     環境変化に対応できる人材を育てておく。
  92 長く成長し続ける会社の社長の条件⑥―――212
     飛躍的に会社を伸ばす社長は、心から反省する。
  93 長く成長し続ける会社の社長の条件⑦―――214
     成功している会社の社長は、いまの場所で安住しないために、
     ときに自己否定もいとわない。
  94 社長の信念①―――216
     成功する人は、世の中が良くなることを信じている。
  95 社長の信念②―――218
     会社経営を成功させる社長に共通するのは、
     素直で謙虚なことである。